人から責められる感覚があるときに役立つ心理セルフケア

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人から責められる感覚があるときに役立つ心理セルフケア

人から責められるとき、怒りを感じることもあれば、心が傷ついたような気持ちになることもあるかもしれません。バカにされたと感じたり、自分にダメ出しをしたい気持ちになることもあるかもしれませんが、ときに相手にしてみればそこまで強く言ったつもりはなくても、言われた側にしてみればその言葉を重たく感じることもあります。ただ、人から責められることに強いストレスを感じてくると、そのことで精神的に苦しくなることもあるものかもしれません。

 

攻撃的な人やマウンティングをとりたがるような人というのはどこにでもいるもの。あなただから責められたというよりも、もしかしたら、そんな人達にとって責める相手は誰でもよいのかもしれません。ちょっとしたきっかけで、たまたまあなたがターゲットにされてしまっただけなのだとしたら、責められる側からするとたまったものではない状況。そんな人達からの攻撃に対しては回避するのが一番。なるべく逃げる、あるいはスルーする、というのが良いかもしれません。

笑われる、というのもある意味では責められる感覚を感じるものかもしれません。人から笑われたときに、バカにされているような気がしたり、笑われる自分がダメという気がしてきて、そんな自分にダメ出しをしたくなることもあるかもしれませんね。私自身の体験としても、笑われる、ということがとても強いストレスになったことがありました。責められる感覚に少し近いのですが、周りからダメ出しをされているかのように感じていました。

SNSで人から責められるというパターンもあるかもしれません。知らない人からなぜかいきなり攻撃を受けてブロックする、ということがあったり、あるいは、意外にも知っている人から責められることで精神的なダメージを受けてしまう、というパターンもときにあるかもしれません。

 

頑張っているのに人から責められてしまう

頑張っているのだけれども、ミスがあったりちゃんとできていないような部分があった時に、それを人から責められる、ということもあるかもしれません。人間なんでもかんでも完璧にこなす、というのは難しいですし、ちょっと無理をしているような時は、そういったミスに近しいことをやってしまいがちですが、そういうときに限って人から責められるというのも辛いものです。精神的にいっぱいいっぱいになっている時に、人から責められるというのは、まるで、もっと無理をしろ、とか、もっと頑張れ、と言われているように聞こえてしまいがちです。こんなに頑張っているのに、なぜ責められるのか、というところで、言われた本人にとっては、全く理解されていない気分になったり、その人が敵にように見えたり、全てを投げ出したい気分になることもあるかもしれません。

 

ときに、一番自分のことをわかって欲しいような身近にいる人や、愛する人から責められることもあると思います。今まで味方だと思っていた人や、仲間だと思っていた人から責められるというのは辛いもの。警戒していた相手から責められるのではなく、信頼していた人から責められる感じになると精神的なダメージは大きいかもしれません。

人から責められる感覚を誘発する心理

 

人から責められる感覚を誘発する心理

人から責められる感覚があるとき、心の中にそれを誘発する心理、があります。

 

それは罪悪感と言われるもの。

心の奥底にある罪悪感が刺激された時、相手にそのつもりがなかったとしても、まるで相手から責められるような感覚を感じやすくなります。また、これがあると人から責められるような出来事をおびき寄せやすくなります。例えば、罪悪感があるとミスをしやすくなったり、防衛的な態度を言葉を口にしやすくなってその態度が周囲の人達からの防衛を引き出してしまったり、あるいは、罪悪感が強い人にありがちなのが、気弱な態度をとっていることから舐められやすくなって攻撃対象に選ばれやすくなってしまったり、といったものなど。パターンは色々とありますが、罪悪感があるとそういった出来事が起きやすくなり、かつ、そこで人から責められる感覚を感じやすくなります。

他の人よりもなぜか自分は人から責められることが多く、そういうときに受ける精神的なダメージがどうも他の人よりも大きい、と思えるのであれば、自分の心の中にある罪悪感に目を向けてみること。人から責められる感じがして強いストレスを感じているのであれば、自分の心の中にどんな罪悪感があるのかを理解していくこと。それが、その心の痛みの部分をセルフケアするための鍵になります。

 

怒りは感情のふたのようなもの

人から責められる感覚があるときに感じる感情は、怒り、かもしれませんが、怒りというのは感情のふたのようなもの。心理学の理論の話を少しすると、怒りの下に隠れている別の感情にふたをするために、怒りが出てくる、という心理があります。別の感情というのはこの場合、罪悪感、で良いと思います。これは、自分が悪い、と感じている感情ですが、それを感じるのがあまりにも辛いと、自分を正当化したくなります。「自分が悪い」という部分を隠すために「私は正しい」という思考で感情にふたをするわけです。その「自分は正しい」という自分を正当化する思考の上に、怒り、が出てきます。

 

「自分が悪い」(罪悪感)→「自分は正しい」(正当化)→「自分を悪いようにいう相手が悪い」から生まれる攻撃的な感情が怒りです。

精神的に自立心が強い人ほど、本当は弱い自分の心を守るための鎧の役割として、正当化と怒りが強くなる、という心理的な傾向はあるかもしれません。

だから怒りが出てきている時に、その下にある自分の罪悪感に目を向けようとすると、まず怒りのふたをめくる必要がありますが、その下にはまず正当化の思考が出てきます。次にその正当化のふたをめくって、ようやくその下にある罪悪感が出てくるので、どんな罪悪感があるかに目を向けようとしても、この各層をめくる作業が必要になるという、わりと手間がかかる心理構造になっています。もともと「自分が悪い」という部分を隠すために正当化と怒りが出てきているのに、それをわざわざめくりにいくわけですから、精神的に自立心が強い人ほど、そのときの心理的な抵抗感は強いかもしれません。つまり、罪悪感を感じている、ということを認めるまでにする仕事がいっぱいあるので、ただ自分の中に罪悪感をあるということを認めようとするだけで、わりと疲れるかもしれません。

この手間のかかる作業をショートカットする方法はあります。それは、直感を使う、というものです。

「私はどんな罪悪感を感じているんだろう?」

と自分に問いかけて、直感で即答する、といったものです。怒りと正当化は無意識でもおこなわれる心理のプロセスですが、直感で即答するというのは、そのプロセスが頭のなかで処理されるよりもずっと速いので、怒りと正当化をすっ飛ばして、答えを得ることができる、というメリットがあります。

人から責められる感覚を感じやすいときに心の中で起きていること

 

人から責められる感覚を感じやすいときに心の中で起きていること

罪悪感を感じる時によくあるのが、何かの出来事に刺激されて、幼い頃やずっと昔に感じた古い罪悪感をもう一度感じる、というものです。ある意味では、責められる感覚を感じやすい、というのは、この古い罪悪感を再体験するパターンが多い、という解釈もできるかもしれません。心の中に根を張っている様々な感情のルーツとなっている古い感情は、そこに癒されていない心の傷があるということを私たちに気づかさせるために、何度でも再体験されるような出来事を引き寄せてくる、かのような性質を持っています。

 

だから、人から責められる感じがして強いストレスを感じているのであれば、その幼い頃に感じたその古い感情をケアする、というのが鍵になってきますので、「過去に経験した古い感情をケアするためのエクササイズ」(この心鈴泉ブログ内の記事のリンクです)をやってみてもらえればと思います。

古い罪悪感ができたときの、傷ついたハートを持つ幼い頃の自分、を心の中で思い浮かべて、その自分をケアしていくことで、心理セルフケアをしていくものです。

一人で抱え込まないように

 

一人で抱え込まないように

心理セルフケアとはまた別の角度の話ですが、罪悪感、というのは私たちに変えた方がよい部分がある、ということを教えてくれます。感覚的には、自分が悪い、という心の痛みを感じると思うのですが、これは思考停止してそこで止まり続けることや、自分自身を厳しく罰することを求める心のサインではなく、

 

「このままだと良くないよ。変えた方がいいところがあるよ。」ということを教えてくれる心のサインです。

といっても、できないことを無理にしようとする、というよりも、自分にできることで変えた方が良いところを変えていく、といった感じです。もし、上に書いたような幼い頃に感じた古い感情をケアできていない感じであれば、そこをケアした方がいいよ、といった心のサインでもあるかもしれません。

罪悪感を感じた時は、その感覚が教えてくれる学びを受け取ること。学びを受け取ったらその罪悪感は役目を終えていますので、役目を終えた罪悪感をそっと手放してあげること。

人から責められることで罪悪感を感じた時、学びがどこにあって、何を変えたらよいのか全然わからないのであれば、相談できる人に話を聞いてもらう、というのも良いと思います。人から責められる感覚を感じているときに、自力だと行き詰まっている状況であれば、一人で抱えこむのではなく、人に話を聞いてもらうこと。

 

周囲とコミュニケーションをとっていくこと

犠牲を手放して、周囲とコミュニケーションをとっていくこと。愛する人や身近な人に対して、自分が抱えている大変な状況や、辛さを感じていることについてシェアしていないのなら、していった方が良いです。人から責められることで精神的な辛さを抱えているときは、一人で抱え込んでしまわないこと。どうせわかってくれない、と思うかもしれません。相談しても無駄だと思えるかもしれません。ただ、あなたのことを大切に思っている人ほど、そういうことは一人で抱え込むのではなく、自分にも分かち合ってほしい、と思っています。

 

心配されるのは面倒、と思うかもしれません。色々意見されるのが嫌、と思うかもしれません。自分がやりたいようにやることを止められたら嫌だ、と思うかもしれません。自分で解決できるから別にいいや、と思うかもしれません。ただ、人から責められる感覚があって、ストレスをたくさん抱えているような状況であれば、一人でなんでもかんでもやるよりも、周囲に助けを求めた方がよいかもしれません。

この瞬間だけのことを考えたら、今は一人で耐え抜きたい、と思うかもしれません。ただ、長期的に見ると、無理を重ねるということは、身体を壊すとか、人間関係にダメージがあるとか、精神的にきつくなってくるなどのマイナス面が出て来やすいものです。一人で抱え込む癖があるようなら、それを一旦手放して、周りとコミュニケーションをとって、自分の痛みを知ってもらうようにしてみてください。

話したくない相手に無理に話す必要はないですが、あなたのことを大切に扱っていると思える相手には、できるだけ、あなたの痛みを教えてあげてください。

もしかしたら、あなたは周囲に対して、何も言わなくてもわかってもらいたい、というだけではなく、信頼して見守っていてほしい、と思っているかもしれません。特に身近な人や、愛する人に対しては、そういう想いを持ちやすいものかもしれません。ただ、相手の立場に立って考えた時に、それは簡単なことだと思えるでしょうか?

どちらかというと、相手からあなたのことをみた時に、何をしているのかわからないし、何を考えているのかわからないし、ただただ心配、という印象を与えるようなものにはなっていないでしょうか?

その状態で、何も言わなくてもわかってもらいたいし、信頼して見守ってもらいたい、と思うのは、子供が親に求める愛情に近しいもののような感じはしないでしょうか?

あなたのことを大切に扱ってくれる人に、あなたの痛みを分かち合ってあげてください。頑張って無理をしている時ほど、自分のことでいっぱいいっぱいになっている時ほど、そのことを忘れていないか、振り返ってみてください。

最後に

 

人から責められる感覚があるときに役立つ心理セルフケア:最後に

人から責められる感覚があるときに役立つ心理セルフケアの話と、それにプラスして、人に話を聞いてもらう、ということを書きました。

 

「過去に経験した古い感情をケアするためのエクササイズ」はじっくりと時間がとれるときにやるのが良いかもしれません。自分の感情の深い部分に触れて、内なる子供の部分をケアしていくことで、心の痛みがある部分に癒しを与えていくものなので、時間に余裕があるときじゃないと、途中で中断するかもしれないので、十分に時間がとれるときにやってみてくださいませ。ここに書いたことで、何かしらお役に立てるところがあるのなら、幸いです。

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  1. 匿名 より:

    大変参考になる、そして温かみにあふれたお話しいただけました。ただし、反対の立場ですが、付け加えていただきたいことが一つあります。普段の生活の中で何気なく言った言葉が、相手を責める結果となり、普通に考えれば、単なる話ですが、責められていると感じる人の多くは、相手が責める意図もないにもかかわらず、責めていると感じてしまうところがあると思います。我が家では妻が、過剰に責められていると感じてしまうので、話をするときにはとても気を使い、最近は疲れました。責めてもいないのに、その冤罪を押し付けられ、逆責めにあいます。このような人は、自愛が強すぎるのではないでしょうか?私としては責めるつもりは全くない話をしていますが。その結果、責められたと言って、私が責められます。例えば、冷蔵庫に氷が無くなっていて、それを指摘するなら、非難されたと思うのです。人知れず私が製氷の水を入れておくのですが、本人にもちょっとは分かってほしいから話すると、責められたと感じます。その結果、何も言えなくなってしまいます。責めてもいないのに、責められたと過剰に感じることを変えない限り、問題は解決しません。以上、ご検討いただき、出来ますれば、アドバイスいただければ、助かります。

  2. shinrinsen より:

    自分の至らないところを指摘されているように感じると、正当化したくなる、という防衛的な行動パターンがあります。
    これは自分の身を守るために一見有効に思えるかもしれませんが、実は自分の心がじわじわと疲労で削られます。

    正当化するという行為は、自衛のために、自分に指摘をする相手を責める、
    ということになるので、反撃をもらう可能性を秘めており、自分が正しいのか、相手が正しいのか、
    という争いにパワーをさくことになる結果、心が疲れていく、という感じになります。
    これは正当化を口にしなくても、心の中で「自分の方が正しい」ということを証明するためにパワーをさくことになるので、
    口にしなくても、心は疲れ、削られていきます。

    この行動パターンをとっている人を見ると、「間違っているところを頑として認めない人」というふうに見えるので、
    「全く反省していない」「懲りていない」という風に見えるので、一見、心が疲れないように見えますが、
    実際には上記の通り、この正当化のプロセスにうんざりしています。
    正当化のプロセスを選んでいるのは自分自身なのですが、その正当化のプロセスを踏むきっかけを与えた相手のことを
    「お前のせいで疲れた」という風に解釈する、という感じになります。

    ここまでよんで「これは妻のことを言っている?」のか「もしや私のことを言っている?」のか、
    どっちの話をしているのかわからない、、、とおもったかもしれませんが、
    これは、誰の話というより、人に共通する話をしています。
    だから、奥さんに当てはまる部分もあれば、
    気を悪くしないでいただきたいのですが、
    あるいは、コメントいただいた方(匿名さん)にあてはまる部分もあるかもしれません。

    人から指摘をされたときに、自分を正当化する、ということを選択すると、上記にはまります。
    じゃ、相手のいうことを認めたらいいのか、というと、まあ、それでもいいんですが、
    それ以外に「受け流す」という第3の選択肢があります。
    どっちが正しいとか、あんまり気にしない、という選択肢です。

    といっても、それをいきなり奥さんにやらせるのは難しいので、
    まずは、匿名さんがやってみる、というのがオススメです。

    例えば、冷蔵庫に氷の水を入れてないことを奥さんに伝える、として、
    奥さんがいつものように逆ギレしてきたとします。
    それを、匿名さんが受け流す、ということです。
    (あー、いつものやつねー、というゆるい感じで受け止める、というのも大切なポイントかもしれません。)
    どんな感じで逆ギレされるのかはわかりませんが、例えば、
    「いちいちそんな細かいことなんでいうの?神経質なんじゃないの?言われた人の気持ちとか考えたことあるの!」
    「私がそんな風に言われたら責められているって感じるって知ってるくせに、なんでそんなこというの!」
    「指摘とかしないで気づいたんならやってくれたらいいだけじゃないの?なんでいちいち言うの!」
    という感じの内容を15分間くらい延々とわりと大きめの声で言ってこられた、とします。
    (そのあと、一日中不機嫌、というおまけつきで。)

    受け流す、ので、はい、そうだね、なるほど、確かに、とか肯定する感じのことをリアクションするわけです。
    じゃあ、次回から冷蔵庫に氷の水が入っていなかったらどうするのかというと、
    気付いた時にはそっと黙って水を入れておいてあげたりすると良いと思います。
    ここで重要なのは、匿名さんが「奥さんから逆ギレされても、たいしてダメージを受けない」ということです。
    奥さんから見ると、私が何を言っても、なんかあんまりこたえてない、、、、、
    とか思ったりします。

    そうするとどうなるかというと、匿名さんが指摘してきたように感じた時に、
    奥さんが、あなたの言ってきたことを受け流そうとします。
    そうするとどうなるかというと、「相手から指摘されたときに、たいしてダメージをうけない」
    という部分をあなたから奥さんが学習しようとすることになります。
    結果、奥さんは徐々に責められていると感じない人になります。

    とはいえ、あんまりやりすぎると、お互いに話聞かない人になっちゃうので、バランスは大事かもしれませんが、
    私が匿名さんの話を読ませてもらった限りは、「もうちょっとお互いの話をある程度受け流せるようになった方が良いかも?」
    と思った次第です。

    奥さんから逆ギレされたときに、それは冤罪だ、と言いたくなるということは、
    匿名さんもその奥さんのもっている正当化の行動パターンを、やり返したくなったということのように思います。
    そうなるとどっちが正しいのか、という話になりますので、それよりも、
    正当化の行動パターンには、受け流しの行動パターンを選択するのがよいかと思います。

    少なくとも、匿名さんが奥さんに対して、受け流しができるようになると、
    匿名さん自身が今よりも楽になります。奥さんがそれを真似れるようになるまでには、
    もしかしたら何年かかかるかもしれませんが、まずは、匿名さんが身につけて、楽になることが重要かと。
    匿名さんがそれが普通にできるようになったときに、
    奥さんが匿名さんのあとをついてきて、学習する、というステップに入りやすくなります。
    奥さんも学習するようになったら、今よりも、グッと夫婦間のコミュニケーションが楽になると思います。

    お役に立てるところがあるのなら、幸いです。

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