仲良くしたいけど近づきすぎると傷つきそうで怖い時

投稿日:2023年9月7日      更新日:

距離をもう少し縮めたいと思える人間関係があったときに、そこで傷つくかもしれない、といったことを怖れる心理がでてくることがあります。そこで大切なのは、相手と自分との違いを理解して、つながれるところでつながろうとすること。

これは、職場の同僚やママ友など、コミュニケーションを取ることも大切ながら、距離感を探ることもある程度求められてくるような関係性の中で、出てきやすい話かもしれません。もちろんそれ以外の人間関係の中でも、出てくる話だと思います。そこで、本当はもう少し仲良くなりたいけれども、傷つくのを怖れる心理が邪魔をして、ジレンマのようなものを感じる方もおられるかもしれませんね。

人と距離を取ることで自分を守りたいと思いつつも、人から離れることで淋しさを感じることもあり、この両方を満たせるちょうどよい距離感を探りたくなることもあるかもしれません。

人としての魅力は感じるから仲良くしたいのだけれど、嫌なところもあるからある程度の距離感もほしい、といった、近づくか距離をとるか迷う、といったケースもあるかもしれません。

相手ともう少し仲良くなりたくて近づいてみるというときには、傷つくリスクも感じるかもしれませんが、このときにポイントになってくるのは、相手に対する理解、かもしれません。

 

ちょうどよい距離感を探りたいというとき、どうするのが良いのかというのは状況によって変わってくるかもしれませんが、一旦、今の状況を少し整理してみると、どんな感じでしょうか?

例えば、相手の言動に少し違和感を感じることがあるのなら、仲良くなりたくても、近づくことにためらいが出るかもしれません。この違和感を少し掘り下げると、価値観であったり、物の考え方、その集団の中での立ち位置、視点など、自分と相手の違いがあるところに気付けるかもしれません。この場合、相手と衝突が置きそうなところを避けながら、つながれるところでつながる、といったことを意識したほうが近づきやすいかもしれません。

例えば、たまにちょっと嫌な感じのすることを言ってくる相手であれば、仲良くするかどうかに迷いが出ることもあるかもしれません。ネガティブな感情を感じることが多い相手に近づいた場合、近づくほどにそういったことの頻度が増えることもありますので、ある程度相手の言うちょっと嫌な発言はスルーできるようになったほうが、付き合いやすいかもしれません。ただ、あまりにも嫌なことを言われることが多くなってくるようなら、ネガティブな感情を感じることを避けるためのある程度の距離感、はあった方が安全かもしれません。

 

相手は自分とは違う人間であるということを理解すること。相手と自分は違う人間なので、得意不得意も違えば、感覚も違います。仲良くなりたい場合には、相手を理解して、つながれるところでつながること。

自分が不得意だったり、感覚がわからないところで、相手に合わせようとしすぎると辛くなってくることもあります。例えば、自分が頑張って相手に合わせようとしているのに、もし、相手は自分に合わせてくれない、ということがあった場合に(そういうこともあります)、怒りを感じたり、ぞんざいに扱われているような気持ちになることもあるかもしれません。こうした感じで、自分だけが一方的に犠牲的になったり、自分だけが合わせようとしているようなバランスの良くない関係性はできれば避けたほうが良いです。

相手を理解することは、自分を守ることにも繋がります。相手の考え方や重視しているもの、好むやり方や尊重するもの、を理解しようとしてみる。相手が嫌うものや避けようとするもの、ダメ出しをしがちなものも理解しようとしてみる。特に相手がネガティブな反応を示すものを理解できている方が、衝突を回避しやすくなります。

相手は自分とは違う人間なので、どうしても理解できない部分や、噛み合わない部分が出てくることもあります。そこはお互いにとってデリケートになりやすく、衝突しやすい部分なので、不用意につついたり、無理に掘り下げたりしないほうが良いです。もし、距離が近づいて仲良くなって、ざっくばらんにコミュニケーションできる関係性になれつつあるのなら、そういった部分も掘り下げて本音で語り合う機会を探ってもいいかもしれませんが、距離感を探っているような段階では、そこであまり無理をしないほうがよいです。

 

心理学を少し語らせてもらうのなら、人間関係においては、自分自身にとっての心理面での課題、が浮き彫りになってくるようなところがあります。今回話題に出したような距離感に迷うケースもあれば、ちょっと苦手な人だったり、避けたくなるような人と関わらざるを得ないような出来事がやってくることも、往々にしてあります。そういった人と接することになったとき、この人は自分にとってどんな課題を見せてくれているのだろうか、という視点で見てみるのもおすすめです。そこでは、自分自身が成長することが求められてくることもあります。

それはある意味では、自分自身を理解すること、につながってくるかもしれません。

 

最後に少しだけ、参考になりそうな関連記事を紹介します。仲良くしたいと思ったことはあれど、相手の行動や発言に違和感を感じたり、価値観やアドバイスの押し付けられたように感じることがあると、相手との距離感の掴み方で悩むこともあるかもしれません。そんな場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

たまに嫌なことを言ってこられる、ということなら、スルーすることで自分が感じるストレスを軽減するというのも良いかもしれません。そんな場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

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カテゴリ-人間関係

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