バカにされている、と感じて傷ついているとき

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バカにされる、ということがすごく嫌、という方はいらっしゃるでしょうか?私自身は昔それがすごく嫌で、ちょっとしたことでもそう受け取ってしまうというような、過剰反応をしてた時もあるくらいだったのですが、もし、同じような方がおられるのなら、参考になることをお伝えできるかも、なんて思っています。

バカにされるのが好きな人、もしくは、全く気にならない人、というのは流石にいないかもしれません。ただ、周りからバカにされる、という体験がなんだか多いような気がする人の場合、心の中で誰かをバカにしている、もしくは、ダメ出しをしている、という部分がないかチェックしてみたほうが良いかもしれません。

心の中でやっていることは、他の人からは見えなくても、自分自身がそれで損をしている、ということがあります。この、心の中で誰かのことをバカにする、というのもそうです。

私は、小さい頃、周りからバカにされている、ということに対して、すごく敏感に反応する子供でした。

家族からバカにされているかどうか、とか、友達からバカにされているかどうか、というのを常にチェックしていて、そのセンサーにひっかかるや否や、怒りが爆発する、という感じでした。

その反対に、自分の心の中で周りをバカにするということをやっていました。特に家族に対して、大切にされていないと感じるときほど、家族との間に壁を作り、相手に対して何かダメなところを探して、そこを心の中で見下して批判する、という感じです。

その反対に、相手から自分のダメなところを笑われたり、バカにされているように感じると、普段自分が心の中でやっていることが、時間差で全部自分に跳ね返ってくるので、ものすごく辛くなるんですね。それがあまりにも辛いので、自己防衛のために怒りがわきあがってくる、という感じでしたが、これは、もともと自分が心の中で誰かをバカにしている、というのが原因でした。

直接バカにしていた相手から、バカにされるというのが自分に返ってくる、というわかりやすい形ではなく、誰かをバカにすると、別の形で、しかも時間差があって、しかもバカにしていた人とは全然関係のない人からそれが自分に返ってきていたので、この因果関係に気づいたのは、心理学を学び始めてからだいぶたった後でした。

 

 

心理学に、投影の法則、というのがあります。自分の心の一部を相手の中に映し出す、というものですが、私が体験したのは、それとはまたちょっと違うパターンのもので、自分が周囲に発信していることが、自分に返ってくる、というものでした。

そのことに気づけなかった私は、自分をバカにしてくる相手を批判し、(つまり心の中でバカにしかえした)、そしてそれがまた時間差をつけて別の形で自分に返ってくる、というのが無限にループするような世界で生きていた、といえるかもしれません。

ただ、その部分を手放していくにしたがって、自分がバカにされている、ということにとらわれなくなっていき、また、上記の因果関係に従って、自分がバカにされると感じる体験もなくなっていきました。

無限ループ。気づけない限り永遠に抜け出せない、なんて考えると、ちょっと怖い気もします。ただ、心理学を学んでいくに従って私が理解できたことなのですが、同じような嫌な体験が繰り返されるようなパターンが人生の中に垣間見える場合には、これと近しい無限ループが発生していることがあります。

といっても、こういう場合には不思議なことに、
「あなたは今おかしな状態に陥っていますよ」
というサインのようなものが何かしらその人の身に必ずやってきます。身近に自分のことを大切にしてくれている人がいる場合は、その人が気づいて、ひとこと物申してくれたり(他人から見た方がよく見えるということは往々にしてあります)、私みたいに心理学を学んでいく過程で得た様々な気づきのなかにそれが含まれていたり、お子さんがいらっしゃる場合は、お子さんに注意していることが自分にそのまんまリターンされてきたり(XXしなさいと注意したら、別のことで自分がXXしていないのに気づいて焦るなど)、そのパターンは様々です。これを無視すると、これまで通りのループがただ回り続けますが、無視せずにそのサインを理解して必要な対処を行えば、ループから必ず抜け出すことができます。

 

 

ただ、バカにされたと感じるときは大抵、相手を変えたい、という衝動が往々にしてやってきます。自分をバカにする相手が間違っているわけですから、間違っていることを発言した相手を修正したくなります。まずは、謝ってもらい、認識を変えてもらい、二度とそんなことを言わないようにしてやりたくなりますが、、、、上記の因果関係からすると、そんなことをしても、あまり効果的ではないです。

相手が自分をバカにした理由。たぶん、相手は相手で別のループに生きています。人をバカにするのなんて、いっけん、さぞ良い気分がするような気がするかもしれませんが、たぶん、ろくなもんじゃないです。(私が人をバカにするループで苦しんだからこそ、そう思えるだけかもしれませんが。)ただ、それは相手の問題です。

あなたがバカにされた理由。表面的にはあなたに何か身体的な特徴があったり、人と比べると劣っているように見えるところがあったり、センスが悪かったり、仕事に不出来な部分があったりしたのかもしれませんが、本当の理由が、あなたが別の誰かをいつかどこかでバカにしていて、それが自分に返ってきているだけなのだとしたら、バカにされたということの意味あいが全く変わってきます。

ただ、私はこんな風にも思っています。
「心の中で誰もバカにしていなかったとしても、誰からもバカにされなくなる、という訳ではない。」
その辺りのことはメルマガの方に少し解説を書きました。ざっくりいうと、他人が自分のことをどう扱うのであれ、自分が自分のことをどう扱うのかということが大切、ということなのですが、語りたいのは理想論というより、つまり、それがどういうことなのか、というあたりです。

バカにされている、と感じて傷ついているときのことを、私なりに掘り下げて書きました。何かしらお役に立つところがあるのなら、幸いです。

 

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