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好きな人を忘れる方法

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好きな人を忘れる方法

好きな人を忘れる方法としてとても有効なのは、自分の心の中にある執着を手放すこと。気持ちが切り替わえられないのは、心の中に執着が根強く残っているためですので、この執着の手放しがカギになってきます。ただ、執着を手放すというのも、何かとても大切なものを捨ててしまうかのように思えてきたり、好きな人のことを忘れてしまいたくない、といった想いがでてくることもあると思います。

別れがあまりにも悲しくて、どうしても好きな人の事を心の中で強く求めてしまう、ということもあるかもしれません。今すぐ会いたいという気持ちが出てきてもそれが叶わなかったり、一緒にいて楽しかったときや愛されていた日々の思い出に浸ってしまったりして、寂しさが心に溢れてどうしようもない気持ちになることもあるかもしれません。自分が今まで生きてきた人生の中で、他の誰よりも特別な人との別れであれば、なおのこと忘れることが難しくなります。まるで自分自身の心の中に占めている、最も大切な部分がなくなってしまうような感覚があがってくることもあります。そういうとき、心の中にぽっかりと穴が開いてしまうような気持ちになることもあるかもしれません。

好きな人と出会って自分が経験した様々なこと。
その恋愛に意味があったとするのであれば、何だったと思えるでしょうか?
そこに学びがあったのだとしたら、それは何だと思えるでしょうか?
傷ついた分だけ自分が成長できた部分があったとしたら、それはどんな部分でしょうか?
そんなことを少し振り返ってみるのもありかもしれません。

ただ、そこに浸り続けるのもよくないと思えたり、前に進みたいという想いがあるのであれば、執着があるために重たくなってしまっている心をフッと軽くしてあげるような、ある意味硬くなっていた心を、少し柔らかくしてあげる心のリハビリのような、そんな癒しを受け取ってみるのも良いかもしれません。

執着を手放すということ。それは好きな人のことを自分の心の内側で良い形で昇華してあげるための、癒しの手法、でもあります。好きな人を忘れる方法として、私が一番おすすめする「執着の手放し」。もし興味をもっていただけるのであれば、ここに書いた心のエクササイズのやり方だけでも、ちょっとのぞいていってもらえれば、と思います。

 

好きな人を忘れる方法1:執着を手放すエクササイズ

好きな人を忘れる方法1:執着を手放すエクササイズ

好きな人を忘れる方法として有効な、執着を手放すエクササイズ、のやり方を説明します。

①自分への問いかけ

以下の質問を順番に自分に問いかけてください。
・好きな人への執着を手放すことができますか?→はい、いいえで答える。
・好きな人への執着を手放しますか?→はい、いいえで答える。
・いつ手放しますか?→いつ手放すかを答える。
答えるのは即答で、直感で思いついたことで答えてください。答えはいいえ、とか、無理、といったネガティブなものでも全然OKです。何回か繰り返してみて、自分の心がほんの少しでも軽くなる、というのを感じてみてください。

②イメージワーク

好きな人を心の中で思い浮かべてください。頭の中にその好きな人が少し離れたところにいるイメージを持ってみてください。今からその好きな人に対して心の中でコミュニケーションをとる、ということをやっていきます。その中で心の中で起こる感情の動きを、ただ、感じてもらえればと思います。

まず、好きな人に何か言いたいことはあるでしょうか?
特になければこの手順をスキップしてもらってもいいですが、何か思い浮かんだことがあるのなら、それを心の中で伝えてみてください。伝えたらイメージの中で好きな人に一歩近づいてください。

謝りたいこと

次に、好きな人に何か謝りたいことはないか、考えて見てください。なんでもいいです。なければこの手順をスキップしてもらってもいいですが、好きな人とのパートナーシップがあって、そこでいろんな出来事があったのであれば、そこで何かしら自分に至らなかったところや、不十分だったなと感じるところがあっても全然不自然なことではないです。好きな人に何か謝れるなら謝りたいな、と思えるようなことはないでしょうか?
もしあれば、それを好きな人に心の中で伝えてみてください。伝えたらイメージの中で好きな人に一歩近づいてください。

感謝したいこと

次に、好きな人に何か感謝を伝えられることはないか、考えて見てください。なんでもいいです。(この手順はとても大切なプロセスなのでスキップしないでください。)
あなたが好きになった人。あなたにとって大切だった人。何か感謝できることはないでしょうか?
すでに伝えたことのあることでも構わないです。好きな人に心の中で感謝を伝えてみてください。一つじゃなくて、たくさん感謝できることが思い浮かんだのなら、それも伝えてみてください。伝えたらイメージの中で好きな人に一歩近づいて、心の中で好きな人を抱きしめてあげてください。もし感情の高ぶりを感じたのなら、落ち着くまで、そのまま好きな人と心の中で繋がったままでいてください。

好きな人への執着を手放すというのは、記憶を削除するとか、思い出を抹消するという性質のものではなく、そっと距離をとる、というもの。その前に、一旦ここで好きな人と心で繋がるという大切なプロセスを踏んでください。

執着を手放す

少し落ち着いたら、好きな人と少し離れてください。好きな人を見つめたまま、一歩、後ろに下がってください。心の中でこう宣言してください。
「私は好きな人への執着を手放します。」
宣言したら、好きな人を見つめたまま、もう一歩後ろに下がってください。ここで感情があふれてきて、悲しみがあがってくることもあります。寂しさがあがってくることもあります。あるいは、特に何も感じないこともあります。仮にもし感情を感じたのなら、それを抑えようとせず、ただ、その感情を感じてあげてください。ここで感情が出てきたのならば、それをそのままに感じてあげるというのも大切なプロセスです。

少し落ち着いたらそのまま好きな人とグーンと距離をとってください。距離をどんどんとって、最終的に好きな人がもう見えなくなるまで距離をとったら、イメージワークは終了です。

 

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好きな人への執着は一度手放しても、自分の心の中にまた執着が戻ってくることがありますが、その場合はエクササイズの①だけでも再度やってみる、というのがおすすめです。それほど時間を使わず、わりとお手軽にできます。大切なことは執着を手放す感覚を、もう一度思い起こしてもらうということ。

わりとやりがちなのが、好きな人への執着が戻ってきた自分自身を心の中で責めたり、反省したりする、というパターンです。それをすると好きな人を忘れるというよりも、よくない形で好きな人を思い出しながら、自分いじめや反省をする感じになり、自分に浸れるような独特の感覚を感じられるものの、やりすぎるとそれだけでわりと疲れてきってしまいます。それをしている間、間違った形で好きな人と心の中でつながれてしまうのが少し厄介なところで、一旦やり始めると、もうずっとそれをやり続けてしまう状態になり、結果、全然幸せを感じられず、他のことをする余力もなくなってしまいます。それよりは単純にもう一回手放すというのがおすすめです。

好きな人を忘れることができず、また執着が戻ってくるというのは特別なことでもなんでもなく、あるいは、自分自身が未熟だからとか、未練がましいから、ということでもなく、普通によくあることです。好きな人とのさまざな出来事は、自分の心の中に多くの影響を残していますので、ちょっとしたきっかけで過去の執着していた感覚が戻ってくるというのは、おかしなことでもなんでもないです。人の心というのはそういう風にできてるんだなあ、とでも思ってもらえれば良いかと。ちょっとした心の中のお掃除のようなものです。好きな人への執着の残りカスを、そっと手放してあげてください。もう一度、好きな人を忘れる方法としてエクササイズ①をさらっとやるだけなら、1分もかからないです。

 

好きな人を忘れる方法2:今を楽しむ

好きな人を忘れる方法2:今を楽しむ

好きな人への執着を手放すと、心の中にスペースが生まれることになります。時間や気持ちを持て余したり、エネルギーの向き先がないような感じになることもありますが、ここで、執着を手放したかわりに受け取るもの、が求められてきます。好きな人を忘れる方法として、今を楽しむ、という部分を取り入れてみてください。

今まで好きな人に意識を奪われすぎていたことで、後回しにしてきたことや、避けてきたことはあったでしょうか?
たとえば、恋愛を優先しすぎていて、友達にあんまり会ってなかったり、みんなが集まるようなイベントに行っていなかったり、といったことがあるのなら、久しぶりに顔を出したり、人と会ったりするというのもいいかもしれません。

今を楽しむために自分のやりたいことって何だろう、って考えてみたら、どんなものが出てくるでしょうか?
楽しそうだな、ってちょっとでも思えることなら何でも良いと思います。例えば、こんな感じです。
・海外旅行や国内旅行。神社巡りやひとり旅。
・カフェ巡りをしてみたり、前から気になっていたバーやレストランに行ってみる。
・お料理やってみる。新しい料理に挑戦してみたり、何か得意なジャンルにこだわって作ってみるのもいいかも。

環境を変えてみる、というのもいかもしれません。例えば、こんな感じです。
・お引っ越ししてみる。新しい街で、新しい生活を始めてみる。
・元恋人の思い出が残っているようなものは思い切って捨てて部屋をスッキリさせる。美容院に行って髪型をかえてみるのもいいかも。
・部屋の模様替えをしてみる。ちょっとしたDIYをやってみるのもいいかも。今だとホームセンターにDIY関連のグッズが揃っているするので、のぞいてみてもいいかも。

何かにチャレンジする、というのもいいかもしれません。例えば、こんな感じです。
・新しい趣味や習い事を始めてみる。スポーツジムに見学にいってみるのもいいかも。
・何か資格をとることに挑戦してみる。そういうのやってそうなところのホームページを見にいってみてもいいかも。
・ヨガや瞑想、禅などをやってみる。マインドフルネス、なんていうのもありますね。心穏やかな時間を過ごす中で、自分自身の内面を磨くのもいいかも。

ふと気になったものがあるのなら、ちょこっとそのキーワードを入れて検索してみるだけでも、心が動き出すかもしれません。何も思いつかない場合は、直感を使ってぱっと頭にひらめいたことの中で、よさそうなものを選ぶというのもいいかもしれません。

大切なのは、今を楽しむ、ということです。好きな人を忘れる方法として、今を楽しむ、ということ。やってみたいことに意識を向けることで、好きな人への執着を手放すプロセスがよりスムーズに進むだけでなく、自己肯定感をあげて、自分自身の魅力を受け取っていくことにもつながります。

 

好きな人を忘れる方法3:成長する

好きな人を忘れる方法3:成長する

好きな人を忘れる方法。そのポイントとなるのは、好きな人への執着を手放して、成長した自分を受け取る、ということです。執着は一旦手放したと思っても、ちょっとした出来事をきっかけに、よみがえってくることがあります。本当に手放せているかをテストされているかのような出来事に、心が揺れることもあります。好きな人のことを忘れることがまだできてないなと感じたとしても、もう一度執着を手放せばいいだけではあるものの、自分自身を成長させておくことができると、その出来事自体が起きにくかったり、仮にそんなことがあったとしても関係ないと言える、抵抗力のようなものを身に付けることができます。

この恋愛に学びがあったとしたら、それはどんなところでしょうか?
学びを経て成長した自分がいるとしたら、それはどんな自分でしょうか?
好きな人との出来事を振り返ってみてください。そして、ここが大切なポイントになってくるのですが、これは良くなかったなと思える出来事の中から、自分が良くやってしまっているパターン、というのを見つけてみてください。

例えば、良くあるパターンの1つとして、好きな人と付き合っていても寂しさを感じることが多く、依存的になってしまいがちで、そのうち好きな人から重たいと思われて、だんだん距離を置かれてしまう、といったものがあったりします。以下の記事の中でこのテーマに触れていますが、ここでは依存的な部分を手放す、ということを書いています。もし、何かしら当てはまってそうなら、さらっと目を通してもらえれば、と思います。

例えば、自分の魅力のなさを感じていたり、自分自身の価値の低さを感じていると、恋愛関係の中で「こんな自分が好きな人から愛されるわけがない」という気持ちがでてくる、というパターンもあります。そこで、ちょっと自分を卑下するようなことを口にしたり、自分のことを価値が低いものとして扱うようなことをしている結果、自分から好きな人を遠ざけるような形になってしまうことがあります。それがどうして好きな人を遠ざけることになるのかわからない、とか、なんとなく当てはまっているような気がする方は、こちらの記事をチラ見だけでもしていただければ、と思います。

他にも例えば、付き合い始めの頃は好きな人からの好意があったのに、付き合っているうちにだんだん好きな人の方が冷めてきて、最終的にお別れすることになる、といった恋愛の終わり方があります。恋愛の自立側と依存側が逆転して、好きな人が自立側に、自分が依存側に立った時に振られる、というパターン。いつも好きな人に冷められてしまう、というパターンが多いようであれば、そのときのことを掘り下げたこちらの記事を参考にしてもらえれば、と思います。

このブログの恋愛カテゴリの書いている記事のなかに当てはまりそうなものがないか、見ていただくのも良いかと思います。

恋愛カテゴリ

これは、良くないパターンだな、と思えるものに気付いたら、成長していくためにそのパターンをどう変えるのがいいか、ちょっと立ち止まって考えてみること。好きな人を忘れる方法として、よくないパターンを手放して成長を受け取っていくということ。それができたときに、同じことの繰り返しを避けることができます。

 

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好きな人を忘れる方法として有効な、好きな人への執着を手放す、ということについて重点的に書きました。

3番目の、成長する、に関しては、自己分析的なものも求められてくるかと思いますが、学びを得た度合いだけ、次の恋愛で受け取れる部分が大きくなってきますので、こちらもぜひトライしてもらえれば、と思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

※セドナメソッドについて
「手放せますか?→はい/いいえで答える。手放しますか?→はい/いいえで答える。いつ手放しますか?→答える。」の部分はセドナメソッドを使っています。

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