自分いじめをついついしてしまう場合の対処法

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自分いじめが癖になっている人は、自分いじめの根っこにある罪悪感を手放すこと。手放すことができたほうが、心に引っかかるような出来事を引きずる度合いが減り、そこで感じるストレスを軽減できます。

【目次】
自分いじめをしてしまうとき
自分いじめと罪悪感
罪悪感と学び
罪悪感を手放す

 

 

自分いじめをしてしまうとき

自分いじめをついついしてしまうようなことは、あるでしょうか?
心に引っかかった出来事を思い出してると、そこで一人反省会になり、自分を卑下したり、自分を否定したりする言葉を使って、自分いじめをしているような感じになったりすることは、あるでしょうか?

筋トレで自分の筋肉をいじめるのは健康的ですが、精神的に自分いじめをするのはあまり健康的ではないかもしれません。

自分いじめをする人はそれが習慣のようになっていることもあると思います。過去の嫌なことや、恥ずかしかったことを繰り返し思い出してしまって、延々と自己いじめに浸るような感じになると、そこからどうしても抜け出せない感じになることもあるかもしれません。本当は幸せになりたいのに、わざと自分を不幸にしていることに気付かされることもあるかもしれません。

自分いじめをしてしまう人の場合、例えば褒められても、褒められたことを否定したくなる気持ちがでてくることもあるかもしれません。自己否定が強いために、人から価値を見てもらっても、それを素直に受け取ることに抵抗を感じる、といった心理が出てくるためです。

自分いじめを手放すことができたほうが、心に引っかかるような出来事を引きずる度合いが減り、そこで感じるストレスを軽減できます。自己否定癖が減り、自分の口から発する言葉も変わります。自分いじめの裏側には自己否定があるので、ちょっとしたことでも自分を肯定してあげる、ということができた方がよりストレスを軽減できるかもしれません。

 

 

自分いじめと罪悪感

自分いじめをしているときのことを少し思い出してもらいたいのですが、罪悪感を感じているような部分はないでしょうか?
というのも、罪悪感があると、自分自身を罰したい気持ちがでてくることから、自分いじめに走ってしまうことがあるためです。

心理学を語らせてもらうなら、罪悪感があるとき、自分自身を罰することで、人から責められないようにしたい、みたいなマインドがでてくることがあります。
「これだけ自分を罰しているのだから、これ以上、私を責めないでください」
みたいな感じです。

罪悪感があると、自分自身を罰することが何か正しいことのように思えてきます。心の奥底に「悪い人は罰を受けるべき」みたいな心理があるときに、罪悪感があると「私は悪い人」という認識になるので、「私は罰を受けるべき」という感じになったりします。ただ、罰を受けるのは辛いので、私達はこの「私は悪い人」という認識から目を背けて、自分の心を守る術を覚えていきます。

日頃はこの罪悪感をあまり意識しないかもしれません。ただ、意識しないだけで心の中にはあるという状態であれば、ある意味では、罪悪感が心の奥底に眠っているような感じになります。私達は人間なので間違いをすることもあるわけで、そうすると、眠っていた罪悪感が起き出して、「私は罰を受けるべき」という心理が刺激されたりします。そうなった後の行動パターンは人によって色々とあると思いますが、自分いじめが癖になっている人は、罪悪感を感じるような出来事があると、自分いじめをするパターンが出やすくなる、といった感じになります。

 

 

罪悪感と学び

罪悪感を感じたときに大切なのは、学びを受け取ること。何か自分の中で間違っている部分があるときに感じるのが罪悪感であり、それは自分自身を責め続けることを求めるような性質のものではなく、間違っている部分を修正することに気づくために感じるものです。そこで必要なことを学んだのなら、罪悪感は役目を終えているので、そっと手放してあげること。

もし、学びがあるとしたら、どんなものがあると思えるでしょうか?

罪悪感を感じることがあったとしても、心のなかで自分自身を責め続けるだけで、学びを受け取ることなく、同じことを考え、同じふるまいをするのなら、また似たような出来事がやってきて、また罪悪感を感じる、という良くない流れを招き寄せてしまう可能性があります。この流れを変えていくためには、学びを受け取ること。学びを受け取ったら、役目を終えた罪悪感を手放してあげること。

 

 

罪悪感を手放す

もし自分いじめの心理の裏側に罪悪感があるのなら、罪悪感を手放すこと。自分自身に対して厳しすぎる目で見ている感じがするのなら、自分に対する攻撃性を手放してあげること。

罪悪感を感じているということは、何かしら自分自身を責めている部分があるということですが、罪悪感があるとき、自分以外に責めている誰かがいないか、というのはチェックしておいた方がよいかもしれません。

自分しか責めないということは、人の心理上あんまりなくて、基本的には他の誰かのことも責めていて、自分以上にその人のことを責めている、ということもあったりします。罪悪感を手放すとき、自分以上に責めている誰かへの攻撃性も一緒に手放すということが、罪悪感を手放す上で鍵になってきます。

罪悪感を手放すことに本格的に取り組むのなら、手放したい罪悪感をセルフケアをする方法がありますので、参考にしてもらえればと思います。

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カテゴリ-心の悩み

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