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心の悩み

昔あった嫌なことを思い出してしまう心理

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子供の頃の嫌な思い出、信頼していた人に言われて傷ついた言葉、会社で受けた嫌がらせのようなものなど、昔あった嫌なことをふとしたときに思い出してしまって、なんだかネガティブな気持ちになるようなことはあるでしょうか?

一人の時間。例えば、起きた時や寝る前、お風呂に浸かっている時や、家路に向かって一人歩いている時など、最近あったことを色々と思い返すような瞬間に、ふとそんなことを思い出してしまうようなことはないでしょうか?

疲れている時や弱っている時など、メンタル的にネガティブになりやすいときほど、そういった記憶は思い出しやすいかもしれません。記憶は何らかの形で他のものと結びつけて頭の中に格納されているので、何かをきっかけに普段忘れていることを思い出したりするようなことはあると思います。嫌なことはその出来事とセットで感情としても覚えているので、類似した感情を感じると、それをきっかけにその感情を感じた時の出来事も一緒に思い出す、なんていうことも起きます。

例えば、誰かに腹をたてて文句を言いたくなったようなときに、そういえば、あれもこれも腹が立った!、なんていう風に、直接的には無関係な出来事も、怒りという感情で結びついて思い出されることもあります。

ぞんざいな扱いをされたことで、心に痛みのようなものを感じたときのことを思い出してしまう、ということもあるかもしれません。記憶が蘇ってくるのと同時にそのときに感じたネガティブな感情も一緒に思い起こされり、そういうときどう対処するべきか、ということに頭を悩まされる方もおられるかもしれません。そのあたりが気になる方は、以下の記事にぞんざいな扱いをされたときの対処法、について掘り下げて書いていますので、参考にしていただければと思います。

 


その嫌な思い出を忘れたいと思ったことはあるでしょうか?
あるいはその記憶を手放したいと思ったことはないでしょうか?
もし、忘れたいと思っても、忘れられない記憶があるとすれば、その記憶や感情に対しての執着のようなものがあるかもしれません。

もしかしたら、忘れられない、ではなく、忘れたくない、というのが本音かもしれません。許せない人が心の中にいるのであれば、あんなことがあったのを、水には流せない、と思えるかもしれません。あの出来事を、なかったことにはできない、という想いも出てくるかもしれません。

もう2度とそんな目に会いたくないから、そういったことをしそうな人たちを避けるようにしたかもしれません。痛い目にあったから、自分の身を守る術を身につけてきた、という方もいらっしゃるかもしれません。ある意味では、その手痛い出来事があったからこそ、今の自分がいるという部分を感じておられる方もいらっしゃるかもしれませんね。

ただ、もし、その過去の記憶から生まれるネガティブな感情に引っ張られて、嫌な気分に浸ってしまうことがあるとするのならば、その瞬間は、今を生きると言うより、過去に生きているような感じになっているかもしれません。

今も心に残るあなたにとっての過去の衝撃的な出来事。その記憶をなかったことにはできなくとも、その記憶と癒着しているネガティブな感情については、一部手放してあげることができます。

 
 
注目してほしいのは、その過去の出来事そのものではなく、そのイメージを見たときにあなたが感じる感情です。仮にその過去を思い返すとしたら、今のあなたがそれを見て何を感じるでしょうか?

怒り、がっかりするような感じ、悲しみ、心が引き裂かれる感じ、言い返せない感じ、罪悪感、自分がちっぽけになったような感じ、様々な想いがそこにあるかもしれません。

心を落ち着けて、その感情の中にゆっくりと入っていくとして、1つの感情を感じていくと、しばらくしたら、別の想い、別の感情が湧き上がってくることになると思います。感情は繋がっていて、イメージとしては、そこからその感情の下に別のもっと深い感情があるとしたらなんだろう、というのを探っていくと、どんどん深い感情に入っていくことができます。

 


 
よくあるのは、幼い頃やずっと昔に感じた古い根深い感情が、何かの出来事に刺激されて、もう一度再体験される、というパターンです。昔あった嫌なことも、よくよく探っていくと、それはさらにそれよりも過去の出来事で感じた感情が再体験されたものだ、ということも、ここで気づくことができます。

基本的には、大人の自分の心の中に、幼かった頃の傷ついた癒されていない子供の部分がいるので、そこをケアしていくこと。そこをケアするための心理エクササイズを以下の記事の中に書いています。一旦さらっと目を通してもらって、役立てそうならじっくりと時間をとって一度試してもらえれば、と思います。

 
 
昔あった嫌なことを思い出してしまう心理について書きましたが、出来事の記憶をなくすことはしなくとも、それを心の中でどう感じていて、どういう受け止め方をしているのか、という部分は変えていくことができるものです。ネガティブな感情に支配されそうなときに、ここに書いたことで何かしらお役に立てられるところがあるのなら幸いです。

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