相手から不快さを感じるとき

投稿日:2012年5月31日      更新日:

恋愛関係で、相手の態度に不快さを感じたときに、
そこから、自分を否定されたように感じたり、
愛されていない、といった感じがしたりすることもあるかもしれませんが、
そこで、別の見方をすることができます。

それは、相手が自分を愛していない、ということではなく、
相手は自分からの愛を求めている、という部分です。

相手にとって、何か痛みがあったり、
こちらの方に助けを求めているような場合、
それを素直に表現する、というより、
何か攻撃的になったり、不快感を与えるような態度になってしまったり、
ということは少なからずあります。

もちろん、相手から少し距離を置く、という選択が
求められることもあるかもしれませんが、
ここで大切なのは、信頼、の部分です。

相手が自分を愛していないから、こんな態度をとるんだ、
という風に、相手に疑いを持つと、
なかなか、相手は実は自分に助けを求めていたり、
愛を求めている、というところが見えにくくなります。

自分の中に痛みが生まれそうなときほど、
信頼、を選択してみてください。
相手の中にある痛みの部分や、愛を求めている部分に対して
知らん顔や、拒絶をするのではなく、
何か自分から与えていく、という選択をしてみてください。

信頼があれば、2人の関係の中で起こる様々な問題について、
それを課題として、そこに自分が何を与えていけるか、
どんな風に受け取っていけるか、ということを選択していくことができます。

相手から不快さを感じるとき、それが2人の間にある課題、
だとしたら、相手は自分にどんな助けの部分や、愛を求めているんだろう、
って考えてみてください。

そこで、相手に与えていくという選択をすることが、
2人の関係をより成熟したものにしていきます。
そこで、絆が深まっていく、ということを、
ぜひ体験してもらいたい、と思っています。

関連記事

過去に経験した嫌な記憶の扱い方

普段は忘れているけれども、ふとしたときに思い出す過去の嫌な記憶。疲れているときに限って、そういったことを思い出しやすい、という人もいたり、人によっては、普段忘れているというより、いつも思い出す、という …

自己肯定感が低くて辛い時

自己肯定感が低いことで、ネガティブな感情を感じやすい方はおられるでしょうか? 自己肯定感が低いと、人に対して気疲れしやすかったり、自信が持てなかったりしやすいかもしれません。人によっては「自分は異性か …

あなたの話が相手に伝わらないときに気をつけておいた方が良いこと

  自分が思っていることや感じていることを相手にいろいろと言っているつもりでも、実際には、相手に全然伝わらない、ということがあります。相性が良かったり、価値観が似ていると、何も言わなくてもわ …

自分を追い込みすぎる癖

自分を追い込みすぎるところがあるのなら、「やらなきゃいけない」と思い込んでいないかチェックしてみること。「なぜやらなければいけないのか?」と自問自答をすると、「何が何でもやるべき」という状態から少し視 …

その問題のおかげで成長できる

    その人が抱えている問題の下には、その人なりの才能がある、というものの見方があります。これは、その人に問題があるから大変なことになるというよりも、その人に才能があるから、苦労 …

カテゴリ-心の悩み

執筆者:

おすすめ記事




イライラしてる人との接し方




雑に扱われていると感じたらーその対処法と人の心理




馬鹿にされてる気がするときの心理とその対処方法




人を試すようなことをしてしまう




体が言うことを聞かないときの心理とその対処法




責められてる気がするときの心理とその対処法




好きな人を忘れる方法




屈辱的な思いを感じたとき




一人で頑張ってしまいがちな人




人から評価されたくない




信じていた人に裏切られた時




特別な存在になりたい、という心理の扱い方




人から嫌われてるのが辛いとき




利用されたと感じた時




昔の嫌なことを思い出す心理とその対処法




依存的な人を遠ざけたくなる感情