停滞感のようなものを感じることはあるでしょうか?
停滞感があるときというのは、自分自身の内側に何かしらその停滞感を生み出している要因が隠れていることが多いです。もちろん、結果が出るまでに時間がかかるような場合もありますので、決してあきらめず、良い結果がでるように意識して、自分ができることをやっていく、ということは求められることはあるとは思います。ただ、停滞感を感じているとしたら、それはもしかしたら「あなた自身に変化が求められていますよ」というサインかもしれません。
停滞感を生み出す要因となる、自分の思考を探してみてください。例えば、悪い結果が出ることに不安や焦りがあるかもしれません。願望が実現することに強い執着があるかもしれません。大切な一歩を踏み出すことに対して強い抵抗感があるために行動ができていないのかもしれません。
自分の足を引っ張るような思考や感情があると、良い結果を受け取れる方向に物事が流れていかず、もどかしくなるような状況を生み出しがちです。そのとき自分自身の中にある、停滞感を生み出す思考に気付く、ということが大切です。
気付いたら手放すこと。古い思考を手放して、もっとより良い、自分の望む結果を生み出すような思考を新たに選択していくこと。それが、停滞感の解消につながっていきます。
停滞感があるとき、行動した方が良いとわかっていることがあるのに、なぜか行動できていない、というケースは意外と多いかもしれませんね。やらなければならない、もしくは、やりたいことがあるのに、何かおっくうだったり、重たい腰があがらない、という感じになることはあるでしょうか?
いつも同じようなことで抵抗を感じていることがあれば、それは自分にとって弱点といえる部分かもしれません。よくよく抵抗のある部分をみていくと、本当はやりたくないことであり、もっと違うことに取り組みたい、という自分の本心に気付くこともあるかもしれません。抵抗を感じていることがあれば、一度、なぜ自分の中でやることに抵抗があるのかについて、一度じっくりと時間をとって見つめてみるのもおすすめです。
コンフォートゾーン、なんていう言葉があります。いつもと同じことの繰り返しは居心地よさもあって、そこに留まっていたい気持ちがわきあがってきやすいものですが、そこから一歩踏み出すとなると、怖れを感じやすいものです。私自身、新しいことをするのに抵抗感や怖れを感じることがあります。ただ、そのことに気づくことができると、じゃあ、その抵抗感や怖れに対してどうしていくか、ということを主体的に選択することができるようになります。
やりたいことがあるのに、なかなか実現しなかったり、やらなければならないことに、いまいちモチベーションがあがらないことがあるとしたら、それは、自分の中に、その抵抗感を作り出す思考が何かしらあります。
例えば、やっても無駄、と思っていたり、成果が出ないに決まっている、という思い込みがあったり、こんなこと自分がやるべきことではない、と思っていたり、など、自分で自分の足を引っ張るような思考、かもしれません。それこそ上に書いたようなコンフォートゾーンを抜け出すことに対する抵抗感、かもしれません。
ただ、その反面、自分を前に進めようとする思考も同時に自分の中にあります。やりたいという気持ちがあったり、そこに意義や意味を見出している部分もあったり今これをやっておくことで、後々良いことになりそう、とか、何か人の役に立てそう、などなど。前に進みたいという思考と、抵抗感のある思考の両方が存在するために、自分の中で葛藤が生まれるために、葛藤を処理するのにエネルギーを奪われてしまうと、ここでモチベーションがガンガン下がる、なんていうこともあります。
この場合、自分の中にある抵抗感を生み出す思考を変えていくことが求められてきます。その思考を手放して、あらたな思考を選択することが出来れば、自分の心の中にある抵抗の部分が和らぎますので、前に進める力の方が勝り、自然とモチベーションがあがります。
停滞感があるとき、その自分自身を見つめること自体を非常にめんどくさい、と感じるかもしれませんが、やってみて、新しい思考を選択する、ということができたときは、受け取れる成果も大きいものです。
もしよければ、一度試してみてくださいませ。