
甘えられない心理の裏に罪悪感や拒絶への怖れが隠れていることがあります。自分の依存的な部分を否定するのではなく、そこに入っていくことがこの部分をクリアにしていくための鍵になります。
【目次】
・パートナーに甘えられない、と感じるとき
・甘えられない心理の裏にあるもの
・身を任せる
・弱い部分と向き合い、パートナーに伝えていくこと
・まとめ
パートナーに甘えられない、と感じるとき

パートナーに甘えられない、と感じるようなことはあるでしょうか?
もともとあまり人に頼るということをしないという方であれば、頼るよりも頼られる側の方が安心できる、ということはあるかもしれませんし、甘えられない理由というのは人によって様々かもしれません。
ただ、パートナーから「頼ってほしい」とか「甘えてほしい」といったことを言われることがあっても、具体的にどうすればいいのかわからなかったり、躊躇してしまう、といったことはあるでしょうか?
弱音を吐くのが下手で、つい「平気だよ、元気だよ」と振る舞ってしまうようなことはあるでしょうか?
対等な関係を保ちたいという気持ちがあって、自分の要望によってパートナーに負担がかかるようなことをしたくないという方もおられるかもしれませんし、甘えたりするということを気持ち悪いと感じてしまう方もおられるかもしれません。
ただ、ふとした瞬間にスキンシップをとりたい感情が込み上げてきてそこで恥ずかしくなったり、いざ甘えるとなっても迷惑じゃないかが気になって、甘えると迷惑の境界線がわからなくなったりするという方もおられるかもしれませんね。
もし、「どうして甘えられないんだろう?」ということを自分自身に問いかけてみるとしたら、どんな答えが返ってくるでしょうか?
掘り下げてみるとそこには、心の痛み、のようなものが隠れているものかもしれません。
あるいは、パートナーとの間に距離感を感じてしまって、なかなか甘えられない、というケースもあるかもしれません。その場合はこちらを参考にしてもらえればと思います。
甘えられない心理の裏にあるもの

私たちは幼い頃、誰かに甘えたい気持ちや、素直に愛を求めるようなマインドを持っていて、ときにそこが満たされることもあれば、満たされないこともあったかと思います。
満たされていない依存のマインド。心の中でそっとそこに蓋をして、自分の中にある傷ついた依存のマインドの部分が、意識の上にあまり出てこないような状態だとしたら、今、パートナーに「甘えてほしい」なんて言われても、「今さら?」と思えてくる気持ちが出てくるものかもしれません。
心の中にある依存の部分。人によってはここに罪悪感のようなものが隠れていることもあります。幼い頃にできた「甘えることは良くないことで、いい子にしていなければならない」といったマインドがあると、誰かに頼ったり依存している状態だと罪悪感を感じてしまう、といった心理です。
人によってはここに怖れのようなものが隠れていることもあります。甘えたり頼ったりしたときに、「もし、拒絶されたり嫌われたりしたら、私は耐えられない」という怖れがあると、パートナーにその部分が出せない、といった心理です。
もし、パートナーに甘えられない、といった感覚の裏に、依存することをあえて避けている心理があるとしたら、それはどのようなものだと思えるでしょうか?
罪悪感、怖れ、あるいは、人によってはここに書いた以外にも、色んな想いが隠れているケースがあるかもしれません。
身を任せる

パートナーシップで大切なのは、愛情を与えることと受け取ること。この両方がバランス良くある状態がベターですが、パートナーに甘えられない、というのが自分の弱い部分を守りたい気持ちから出てきているのなら、「相手からの愛情を受け取る」という部分がブロックされることがあります。
弱い部分や依存的な部分をパートナーに見せないようにしていると、パートナーシップは行き詰まっていきます。自分の中の依存的な部分は、誰かから愛される、ということを強く求めているところ。その部分が満たされていないと、パートナーとの関係性は無味乾燥なものになっていきます。
あなたが相手に依存する、というより、あなたの依存の部分を相手に愛させてあげる、という部分が求められてきます。ただ、それには強い抵抗感を感じたり、怖れの感情が出てきやすいところ。
ここでは、自分のやり方やこだわりを手放す、ということだったり、パートナーを信頼する、ということ、あるいは、パートナーに身を任せる、ということが鍵になってきます。
弱い部分と向き合い、パートナーに伝えていくこと

自分の弱さの中に入っていく強さ、のようなものが必要かもしれません。自分の弱いところや依存的な部分を見たときに、目を逸らしたり誤魔化そうとするのではなく、その中に入っていくこと。
自分の依存の部分と向き合ってみること。本当はパートナーにやってもらいたいことや、理解してもらいたいことが、そこでは出てくることもあるかもしれません。自分がそんな自分自身の弱い部分を受け入れてあげること。
もし、その中でパートナーに伝えた方がよいことや分かち合った方が良いと思えることがあるのなら、パートナーにコミュニケーションしていくこと。例えば、甘えることへの罪悪感や怖れがあるのなら、それをパートナーに伝えてあげるのも良いかもしれません。
それだけではなく、ちょっとしたことを丁寧にコミュニケーションしていくことも大切かもしれません。「ありがとう」を伝えること。「嬉しい」と伝えること。パートナーを褒めること。スキンシップが欲しいなら、自分から求めていくこと。
パートナーの心の中にある痛みの部分も、意識的に見て理解しようとしてみてください。弱みや依存的な部分を避ける傾向が強いパートナーの場合、とても心のガードが固くて見えにくいかもしれませんが、人というものは基本的に、心の中にどこかしら弱いところや痛みを持っているもの。
まとめ

パートナーに甘えられないときのことを掘り下げて書きました。甘えられない心理の裏に、依存することをあえて避けている心理があるとしたら、その依存的な部分を否定するのではなく、その中に入っていくこと。
パートナーシップにおいては、自分自身が抱えている心理的な課題が色々と出てきます。癒されていない心の傷のようなものがあったときに、そこを隠したくなったり、自分を守りたくなったり、その傷があるために出てくる感情の全てをパートナーのせいにしたくなったりします。
パートナーシップで感じる様々なネガティブな感情は、今あなたに求められていることが何かを教えてくれます。ときにその感情の声に耳を傾けて、自分自身への理解を深めていくのもおすすめです。
少し補足することとして、甘えられないけれども、不満はある、というときに、不満を言うとしてもなんて言えばいいのかわからなかったり、結局自分が我慢したら丸く収まるんじゃないかと思えたりしているうちに、そこで不満を溜め込んでしまうというのもありがちなことかもしれません。
ただ、不満は溜め込むと爆発するもの。そこでパートナーと喧嘩になることもあります。そんなときのことを掘り下げて書いた記事がありますので、参考にしてもらえればと思います。

















