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パートナー探しに疲れてしまった人に向けて

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今回の記事は、パートナーが欲しくて、婚活や自分磨きをやっていたけれども、もうそういうのに疲れちゃった、という人に向けての記事です。

私自身の話をすると、今は結婚していますが、パートナーが欲しくてなかなかできなかった時期が長いことありました。長いというのは私の感覚ですが、確か10年くらいです。正確なところは忘れちゃいました。この記事を読んでいる人は、私はそれよりは短いな、という人もいれば、10年とか大したことない、という人もおられるかもしれませんね。婚活パーティーにいくなど、出会いを求めて色々やったりしているうちに、だんだんそういうのに疲れてきて、時にはバカバカしく思ったことが何度もあります。婚活パーティーとか精神的に疲れるんですよね。合コンとかでも初対面で酒飲んで話して、まあまあ疲れてました。合コンは自分で開催したり、知人に開催してもらって参加したりもしましたけど、正直そういうのあってないかもなあ、とか思ってました。じゃあ、その努力が実って結婚したのかというと、実のところ全然予想していないところからご縁があって、今は夫婦仲良くやっています。

パートナーが欲しいけど、なかなかできない時、いろんなパターンがあるかと思いますが、よくあるのは、何も行動していない、というのと、仮に行動したとしても、自分に近寄ってくるのはどうでもいい人ばかりで、自分がいいなと思える人とは縁がない、というものです。どうでもいい人ばかりにモテて、周りにはろくな男がいないという謎。この謎を解明したいと思ってる方もいらっしゃるかもしれません。

パートナーが欲しいけど、なかなかできない時、心の中で何が起こっているかというと、心理的なブロックがあって、パートナーが受け取れない、ということが起こっています。私はそのことに気づいてからも、6、7年かかってますので、これに気づいたからといって、すぐに何かが解決するというわけではないのですが、心理的ブロックがあるためにパートナーがなかなかできない、というのはまず基本としてあります。自分の心のくせに、自分の思い通りにならないなんてことはよくあることですが、これはその典型的な一例と言えるかもしれません。

どんな心理的ブロックがあるのか、というのは人によって様々ですが、よくあるのは以下のものです。私は上から2番目でした。
・本当は欲しくないと思っているところがある。パートナーがいない方が自分にとってメリットがある。
・異性から見たときの自分の魅力や価値がわからない。自分と一緒にいることで相手が幸せになれるかどうかわからない。
・過去のパートナーへの執着がある。心の中に新しいパートナーを受け入れる余地がない。
・親や兄弟との癒着がある。心の中にパートナーを受け入れる余地がない。
・男性不信。パートナーを受け取るのが怖くて遠ざけている。
・両親との関係から恋愛や結婚に対して良いイメージが抱けない。パートナーシップに対してネガティブなイメージが強いため、一歩が踏み出せない。

自分にどんな心理的ブロックがあるのかを知るには、こんな質問を自分にしてみる、という方法があります。
「なぜ、パートナーが欲しくないんだろう?」
欲しいという気持ちがあるのは良いとして、欲しくないとしたら、何故なんだろう?、ということを自分に問いかけていきます。直感でパッと思いつくものが、ほぼ正解です。考えて考えて深く掘り下げた結果出てきた答えと、直感で思いついたことが一致するなんて、人の心の領域では、ざらにあります。直感で思いついたことの方が、自分をごまかす余計な思考が入り込む余地がないぶん、より正確に自分の心の状態を言い当てます。

心理的ブロックを手放して行くことが、パートナーを受け取るために有効です。例えば、パートナーが欲しいのに、何も行動する気が起きない、というものがあったとします。欲しいのに行動しない、ということは、どちらかというと、客観的にみると「本当は欲しくないんじゃない?」と見えます。もちろん、本人にはそんなつもりはないです。ここで、行動しなきゃいけないのに行動していない自分を責める、というのは、あんまりオススメしないです。行動をブロックしているものが心の中にあって、そのうち、自分でも手放した方がいいと思えるものがあるのなら、手放そう、という選択をして行くのが良いです。

例えば私の場合、まあ、一言で言うと、異性から見たときの魅力に自信がない、と言うのがあって、それでも何か行動をして、自分の魅力のなさを感じるような出来事を体験して大いに凹み、行動するのが嫌になる、というのを繰り返していました。少しネガティブな意味合いかもしれませんが、思考は現実化する(自分の魅力のなさを信じているので、他人から見ても魅力的に見られない)、というのを身にしみて感じてました。同じようなことを体験したことのある方であれば、共感を感じていただけるかもしれません。

パートナーが欲しいけれども、行動するのに疲れてしまっているのなら、どこか無理しているところがあると思いますので、少し肩の力を抜いた方が良いです。ふっと肩の力を抜いた時に、欲しかったものがぽろっと自分のところにくる、なんてのはよくある話ですが、欲しいものが自分のところに来るという流れを受け取るためには、欲しいものに執着して、ガンガン頑張るというよりも、手放す、と言う要素がポイントになってきます。

心の中に心理的ブロックがあることを認めてあげて、そっとそのブロックを手放してあげてください。自分の魅力を受け取るということに心理的ブロックがあると、どうでもいい人に魅力を感じられても自分に魅力があることにはならない、と解釈して、私は重要な人からは魅力的に思われないようなちょっと残念な人、と解釈してしまう、ということもあるかもしれません。それよりも、周囲にいる自分のことを認めてくれたり魅力をみてくれている人の声や態度に耳を傾けて、「あ、私のことを認めてくれる人や、魅力を感じてくれる人がいるんだな」といったことを素直に受け取った方が良いです。

割とおすすめなのは、自分の価値を自分で勝手に決めてしまう、というものです。あなたのことを人が見てどう感じるか、というのは、実のところ人によって様々です。誰々からこう見られたから私はこうだとか、あの人からはこんな風に低い評価をされているから私はこの程度だとか、あんまり気にしすぎるのも疲れます。良い評価を受け取ったり、他人のアドバイスに耳を傾けるのも良いですが、他人の判断基準に自分の価値をあまり委ねすぎない方が良いです。自分で決めちゃうの全然ありです。根拠もなく、私って素敵!って思い込んで全然OKです。例えば私は、嫁が怒って私にダメ出ししまくっている最中に「素敵な俺のことが好きすぎて、構ってもらいたいだけなんだろうな、どうせ。」とか思いながら、話を聞いています。いやー、これバレたら怒られるのかな?今度言ってみよう。

行動するときは、自分自身の、あ、行きたいな、とか、試してみたいな、といった意欲の部分を大切にしてあげてください。気が向かない時に無理やり頑張っていくのは、あんまりオススメしないです。頑張って無理する、というのは、流れが来るというより、空回りする感じになりやすいですし、良い結果が出ないことで余計に疲れることにもなりかねないです、無理してでも行かないと自分には縁なんて絶対来ないんだ、なんていう思い込みをしないであげてください。それよりも、好きなことをしている、気持ちがのっている、自然体である、という方が、欲しいものを受け取る流れに乗りやすいです。

色々書きましたが、もし、私が書いているのをみて、心が痛かったり、自分を責めたい気持ちが出てきたら、ふっと肩の力を抜いて、ふーん、そんなこと書いてるのね、そういう説もあるかもね、くらいの軽い気持ちでみてください。疲れているときは心の中にある疲れを作り出している何かを手放す、ということをいろんな観点で私自身も感じたことのある感覚も交えながら書きましたが、ここで伝えたいのは、手放すということは苦行でもなんでもなく、手放さない方が辛い、ということです。手放した方が楽です。手放すというのは、すごく力を入れすぎているがために、自分自身が苦しみを感じている部分があるのなら、それをやめる、それを手放す、結果楽になる、というものです。欲しいものを諦めるのではなく、欲しいものに向かっている気持ちを抱いている時に出て来る、自分の心の中の凝り固まった部分をほぐしてあげて、もっと楽に、もっと自然に、欲しいものに自分の心と体を向けてあげて、流れを受け取りながら前に進んでいく、ということを伝えたいと思っています。

ここに書いたことで、何かお役に立つことがあるなら幸いです。

 

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