パートナーに対して不満を溜め込んでしまうとき

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不満を溜め込んでしまうときは、まず自分の感情の整理と言語化をしておくということと、自分自身の課題にも向き合ってみること。それをした状態でパートナーとコミュニケーションをすること。

【目次】
不満を溜め込んでしまう背景
「OKではない」気持ちに目を向ける
不満を伝えようとするとパートナーを責めてしまう心理
パートナーシップにおける「お互い様」
自分自身と向き合う
パートナーとのコミュニケーション
コミュニケーションが上手くいかないように感じたなら
不満を溜め込まない関係のために

 

 

不満を溜め込んでしまう背景

パートナーに対して不満を溜め込んでしまうようなことはあるでしょうか?

言うとしたらなんて言えばいいのかわからなかったり、結局自分が我慢したら丸く収まるんじゃないかと思えたり、言わなくてもわかるはずだと思えたりなど、不満を溜め込んでしまう理由には色々なものがあるかもしれません。

些細なことと思えたので言わなかったことも、喧嘩のときに言い返すように溜めていたものを吐き出した結果、パートナーから
「なんでその時に言わないの?」
と指摘されるというパターンも、ときとしてあるかもしれません。

不満を溜め込むと、我慢の限界が来た時に爆発するというパターンになりやすいです。爆発したときパートナーに余計なことを言ってしまい、パートナーと喧嘩になるようなこともあります。

爆発するときに涙が出てきて歯止めが効かなくなり、泣きながら不満を伝えるというパターンもあります。その場合、パートナーから見てとても重たいような印象を抱かれるかもしれません。

 

 

「OKではない」気持ちに目を向ける

パートナーに対して不満を感じたときにどうするのが良いのかについて、基準となる気持ちの持ちようだったり、良いやり方のようなものがあるのなら知りたい、といった方はおられるでしょうか?

本音としては何も言わなくてもわかって欲しい、という気持ちはあるかもしれません。気持ちを表現するのが苦手で、どうしたらいいのかわからない、という方もおられるかもしれません。

ただ、ここで大切にした方が良いのは、パートナーへの不満があるということは、少なくとも自分は「OKではない」という部分です。

「OKではない」状態を「OK」といえる状態にしたいなら、一旦立ち止まってみて
「私、どうしたいだろう?」
というのを見つめてみること。それが状況を前に進めていくための鍵になります。

 

 

不満を伝えようとするとパートナーを責めてしまう心理

どうしても伝えたいことがあるのなら、その部分について、コミュニケーションしていくこと。

ここでよくあるのが「悪いのは相手だ」と思っていると、話し合いをしようとしたときに、相手を責めるような感じになる、というものです。ただ、そうすると相手から耳を傾けてもらいにくくなります。

相手にも言い分があったりしますし、人というのは一方的に責められたら防衛的な態度をとるもの。相手を責めると向こうから反撃が返ってくることもあります。

「ごめんね」という言葉があるだけで全然改善されない、というパターンもあるかもしれません。一旦謝るという対応だけで心の中ではスルーされる感じ。これもある意味では防衛反応に近いものがあるかもしれません。

もちろん不満があるわけですから、相手にダメ出しをしたかったり、文句の一つも言いたくなる気持ちが出てくるわけではあるのですが、ここであえて、こんなことを考えてみてください。

「自分の方にも問題のようなものが少しはないだろうか?」

 

 

パートナーシップにおける「お互い様」

パートナーとの関係性の中では、お互いの心理的な課題のようなものが出てきます。相手が課題を抱えているのと同じように、自分にも課題のようなものはあって、お互い様なところがあります。

一緒に成長できるのが良いものの、ここでありがちなのが、自分が先に一歩前に進む代わりに、パートナーに先に進んでもらいたい、という心理です。

自分の課題と向き合う代わりに、パートナーのダメなところのほうに目が向いて、相手がダメなところをなおさせたい、というマインドが出てきます。

そうすると自分のことは置いといてパートナーのダメなところを指摘して、
「あなたがなおしなさいよ!」
と言いたくなるわけですが、そうするとパートナーは自分のことは置いといてあなたのダメなところを指摘して、
「そっちがなおせよ!」
と言ってくるような状態になって喧嘩になったりします。

この場合、表面的には別々のことを指摘し合っていたとしても、心理的には似たようなことをやっているので、ある意味では「お互い様」なところがあったりします。

 

 

自分自身と向き合う

ここでちょっと元の話に戻すのですが、
「自分の方にも問題のようなものが少しはないだろうか?」
と考えたとき、あんまり目を向けたくはないかもしれませんが、不満があるときというのは、自分の方にも何かしら課題があるものかもしれません。

大切なのは、自分の課題にも向き合ってみる、ということ。

 

次に大切なのは、自分が感じた感情と向き合う、ということ。不満を感じた時、どんな感情を感じたでしょうか?
どうしてそこにネガティブな感情を感じたでしょうか?

それをなるべく自分の中で言語化してください。言語化できていないと、相手になんて言ったらいいのかわからなくなることがあります。

感情の整理や言語化ができていないと、相手を責め立てる言葉が口から出てきやすくなります。例えば、こんな感じです。
「あなたはずるい」
「あなたは冷たい」
「あなたは常識がない」

コミュニケーションをするときにはIメッセージという私を主語にした言葉を軸にすること。自分の感情を伝えることにとどめて、その判断を相手に任せる言い方なので少し柔らかい印象になります。例えば、こんな感じです。
「少しイライラしてしまった」
「そう言われたとき悲しい気持ちになった」
「不安を感じてしまった」

パートナーに本当に言いたいことというのは、「完璧にわたしを愛してくれる」とか「完璧に正しい人になってもらう」ということではなく、ちょっと寄り添う言葉が一言欲しいだけだったり、ちょっとした気遣いやフォローが欲しいということだったり、自分なりに気持ちを整理して言語化すると、相手も耳を傾けやすい内容のものかもしれません。

ただ、気持ちの整理ができていないままに感情をぶつけると、ある意味ではこの「整理する」という作業を、パートナーにやってもらう感じになるかもしれません。そうすると伝わりにくかったり、気持ちがすれ違いやすくなります。

感情的になることよりも大切なのは、相手を責める言葉ではなく、自分が感じている感情を言葉にして伝えること。

 

 

パートナーとのコミュニケーション

「OKではない」状態を「OK」といえる状態にしたいなら、ネガティブなことを感じたときのことをパートナーと共有して、一緒に問題解決しようという気持ちを持つこと。

Iメッセージなんていう話を書きましたが、どうしても相手を指摘する必要のある部分というのは出てくると思います。そのときに大切なのが、ただ相手を責めるのではなく、「自分と相手と両方に半分ずつくらいに理由がある」という視点です。

大切なのは、自分の課題にも向き合ってみる、ということ。

パートナーに問題を伝えるときは、自分の問題も認めた言葉を添えるようにすると印象が全然違います。自分の問題を伝えると、
「そうだそうだ!そっちも良くないぞ!」
とパートナーからの反撃がくる気がするかもしれませんが、たとえそうだとしても、そこはあなたも同意できるところのはず。

ただ、大抵の場合は、こちらが問題を認めたところにパートナーからの追撃は来にくいと思います。その理由は2つあり、まず防衛心理が働くので自分に対しての指摘が気になるというのが一点。もう一点は「そっちがなおせよ!」と言おうと思ったら、既にあなたが「自分の非を認める」という一歩を踏み出すというリーダーシップを発揮しているためです。

相手が100%悪いという雰囲気にするのではなく「お互い様」という雰囲気にすること。不満があるところに課題あり。それはパートナーにやらせることというより、パートナーと一緒に向き合うような気持ちの持ちようが大切です。

あと一点補足するとしたら、パートナーへの要望は絞ること。あれもこれもと言わずにシンプルにすること。そのほうが相手に言葉が入りやすくなります。

 

 

コミュニケーションが上手くいかないように感じたなら

現実的には、コミュニケーションをするとき、ここに書いたようなことができないこともあると思います。特に、疲れていたり気持ちの余裕がないときは、どうしてもいっぱいいっぱいになってしまうというのも、ありがちなことかもしれません。

どうしてもいっぱいいっぱいになってしまって、感情が爆発してしまい、不満があるときのコミュニケーションが全然上手くいかないように感じたなら、そういったケースを扱った記事がありますので、こちらを見てみてください。その場合、一旦落ち着いて自分の気持ちを見つめてみる方がベターかもしれません。
「パートナーのどんな部分に問題があると思えたでしょうか?」
「パートナーシップの中で、あなたが自己犠牲をしていて辛さを感じているような部分はあったでしょうか?」

 

 

 

不満を溜め込まない関係のために

パートナーに対して不満を溜め込んでしまうときの話を掘り下げて書きました。大切なのは、自分の課題にも向き合ってみるということと、感情の整理と言語化をしておくということ。それができている状態でコミュニケーションすること。

パートナーを責めると言うよりも「問題があるのはお互い様」という雰囲気の中で、パートナーと一緒に課題に向き合うような気持ちの持ちようが大切です。

 

もしこの記事を読んで、
①パートナーと価値観が合わないようなところがあるなら
②パートナーが自分を正当化しようとしてきて話にならないようなら
③パートナーとのすれ違いを感じるようなら
その感覚を掘り下げて扱った記事があります。

「①パートナーと価値観が合わないとき」はこちらへ。

「②パートナーが自分を正当化しようとしてくるとき」はこちらへ。

「③パートナーとのすれ違いを感じるとき」はこちらへ。

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カテゴリ-恋愛

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