価値観の合わない人との付き合い

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職場、学校、いろんな人が集まる場所では、様々な価値観を持つ人たちがいるかと思います。自分の価値観と似たものを持っている人もいれば、ちょっと違う価値観を持つ人もいるかもしれません。もしそこで、自分の価値観とは合わないな、と思える人がいた場合、その価値観がぶつかるような状況になると、お互いにストレスを感じることもあるかもしれません。

そのグループの中の誰かの価値観に触れるようなことがあったときに、相手の価値観を否定したくなるような、
「え?それは違うんじゃないの?」
と言いたくなるような経験をしたことはあるでしょうか?

価値観が合うような相手であれば、あなたが何か言ったとしても、そこにある程度同調するようなリアクションがあるかもしれません。ただ、もし異なる価値観をもった相手なのであれば、微妙な反応をしてきたり、スルーされるような感じになったり、反発されるようなことを言われることもあるかもしれません。そんな態度を取ってきた相手に、あなたが不信感のようなものを抱くこともあるかもしれません。

ただ単に合わないというだけではなく、価値観を押し付けられるような体験をしたことはあるでしょうか?
自分の価値観には合わない考え方を無理に押し付けられて、嫌な気持ちになったことはあるでしょうか?
自分の上司や仕事の指示をしてくる相手がそういった態度をとってくる場合、仕事のモチベーションがものすごく落ちることもあるかもしれません。

合わないと一度感じてしまうと、その相手に対して嫌悪感のようなものを感じてしまったり、相手の細かいところも目について、ちょっとしたことでイライラしてしまうこともあるかもしれませんね。もしかしたら、相手のことをそのグループから排除したい気持ちなることもあるかもしれません。

 

たくさんの人がいれば、そこに様々な価値観を持っている人がいるのは当たり前として、そこに合う人がいたり、合わない人がいるのもある意味では仕方のないことかもしれません。ただ、そこでストレスを感じることがあるのなら、なんとかしたいという気持ちはでてくるものかもしれません。

そんなとき、どうしたいと思えるでしょうか?

ストレスがあるとき、自分がどうこうするというよりも、問題があるのは相手なのだから、相手になんとかしてほしいと思うこともあるかもしれませんが、他人というのはコントロールすることが難しいものでもあります。他人をコントロールすることは基本的にできないとしたら、どうしたいでしょうか?

人や状況によって「どうしたい」というのは変わってくると思います。基本的にあまり関わらないようにしたい、とか、あえてちょっと突っ込んだ本音の話しもしたい、とか、価値観が合わないとしても仕事だけはやってもらうように働きかけたい、とか、その人には自由にやってもらって自分は合う人とだけで楽しくやりたい、など。あるいは、その人のことはどうでもいいので、その人と関わる時に感じるストレスだけは減らしたい、なんていうのもあるかもしれませんね。この、どうしたいのか、というのには正解があるというより、そこにあなたなりの考えが出てくるという感じです。

ストレスを感じている時、その人の問題に目が行きやすいかもしれませんが、自分がどうしたいのか、というのを中心に考えると、そのグループの中で自分がどう振る舞うのが良いのか、というのを考えやすくなります。

あなたはどうしたいのか?

価値観が合わない人と関わることが出てきたとき、自分はどうしたいのか、という部分を軸にすることで、あなたなりの行動指針をよりシンプルに考えることができます。

 

ストレスをなるべく減らしたい、というのが軸にある場合は、価値観の合わない人との心理的な距離を適切に保つ、というのがおすすめです。心理的な距離感が近くなると衝突が増え、ストレスも増えてしまいますので、なるべく距離をとるということ。この場合、以下の4つを意識してもらうと良いかと思います。
・関わりを減らす
・割り切る
・言葉にする
・味方を作る
詳しくは以下の記事の「①嫌いな人のことをどう扱ったらいいか」に書いていますので、参考にしてみてくださいませ。

 

仕事上、距離を取りたくてもどうしても関わりが出てくる相手と、なるべくスムーズに仕事を回したいという場合には、ぶつかりやすいところにこだわるのではなく、合うところでつながる、ということを意識した方が良いです。

相手に対して敵意のようなものを抱いたり、防衛的な考えを抱くと、ただでさえ相性のよくない相手とのやりとりが余計に苦痛になりますので、敵意や防衛的な思考が自分の心の中にあるのを感じたのなら、それを手放すこと。どれだけ相手が問題のある人であったとしても、敵意や防衛的な思考を手放すことができた方が、相手とのやりとりが楽になります。

仕事上の指導や指摘をしたい場合にも、相手が同意できるところをベースに話を進めた方が良いです。この相手と自分がうまくやっていくためのやり方を研究するくらいの気持ちで相手をよく観察すること。その相手とうまくやりとりをしている人がいるのなら、どういう風にその人のことを扱っているのか参考にして、自分にもできそうなもの(やりたくないものは除いて)があるのなら取り入れてみるのも良いかもしれません。

 

価値観が合わないといっても、ある程度、相手と本音の部分の話もしたいという場合には、相手の中にある価値の部分や、認めることができている部分に心のフォーカスを合わせる、ということが大切です。心の中で相手のことを否定したりダメ出しをしていると、その雰囲気が相手に伝わって、コミュニケーションするときの弊害になります。人間であれば欠点もあれば問題も抱えています。ただ、そういった部分に心のフォーカスを合わせすぎると、相手の敵意や防衛を引き出すことになり、本音の部分の話をする、という感じにはならなくなります。本音の部分での話がしたいのなら、相手の中にある良い部分を見て接していくこと。

 

価値観の合わない人との付き合い、というテーマで書きました。ストレスを軽くしたいのに相手との距離をとっていなかったり、スムーズに仕事を回したいのに相手に敵意を抱いていたり、なんていうことがあったとしたら、状況を変えるためにここに書いたことをお試しに取り入れてもらえれば、なんて思います。

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