日頃から夫に対してストレスを感じるようなことはあるでしょうか?
ストレスになるようなめんどくさいことを言ってくる、ということであったり、夫の機嫌が良いときはいいけれど、機嫌が悪いときは家の雰囲気がすごく悪くなる、といった感じのものもあるかもしれません。容姿についてネガティブな事を夫が言ってきたり、家事について余計なダメ出しをしてくるというパターンもあるかもしれませんね。
夫のストレス発言が原因であれば、コミュニケーションで改善したいところかもしれません。相手に言うべきことは言う必要があるとは思います。ただ、夫のストレス発言に対して、こちらからやめるように言ってもやめてくれなくて、同じことが何度も繰り返されるようだと辛いものがあるかもしれません。
こちらから注意したとしても、向こうから言い返されるような感じであれば、言っても喧嘩になるだけで何も変わらないといった感じになることもあるかもしれません。そういうのも、またストレスとなることかもしれませんね。
どんなことがストレスになっているでしょうか?
何をされるのが嫌でしょうか?
もやもやした部分を抱えているのであれば、具体的に何がストレスになのかというのを心のなかで整理してみるのも良いかもしれませんし、一人で抱えこむのは辛いものですので、どこかで吐き出す、といったことはあったほうがよいかもしれません。
ストレスを減らせるものなら減らしたいでしょうか?
夫の言動を変えさせることは難しかったり、時間がかかるときもありますが、まずできることとして、自分にかかるストレスを減らすために何ができるかというと、、、自分が受ける精神的なダメージを軽減するための選択肢はいくつかあります。
・受け流す
・意味のある部分だけを受け取る
・過剰反応しないマインドを受け取る
受け流す
ストレスをうける夫の言動。いつものパターンのようなものがあると思います。
「言うと思った」
「また言ってきた」
「また始まった」
げんなりする瞬間があると思います。
相手に悪意がある場合もあれば、悪意なくやってる場合もありますが、いつものやつ、であれば、あなたにとってそのストレス要因となる夫の発言というのは、価値や意味があるというより、
「いちいち言わなくていい」
という扱いにしたくなるようなものが大半ではないかと思います。ストレスを軽減するために、スルースキル、を発揮してもよい瞬間かもしれません。
ストレスとなるような発言。どんな理由があってそんなことを言ったのか、その意図を考えれば考えるほど、相手の言葉の持つネガティブな響きに引きずられやすくなります。スルーするなら、その言葉を深く受け止めず真に受けないこと。
相手はわりと深く考えずに発言しています。わりときつい言葉を口にしたのに、それを周囲から指摘されると
「それはこういうつもり・・・」
のように、印象が全然変わるようなことを言ったりしますし、本気で本人もそんな風に思っていることがあります。スルーするためには、相手のそんな程度の言葉の真意や心理を深掘りして考えないこと。
相手から言われたことを心のなかで何度も思い出したり、心のなかで相手と喧嘩しつづけると、ストレスは強化されますので、スルーするには、心のなかで相手から言われたその言葉の重要度を低くすること。
「大したこと言ってない」
と思えると、受け流せるようになります。
大して面白くもないTVや動画をぼーっとみているとき、そこで誰が何を言ったとかいちいち覚えていないと思います。スルーするというのは、ストレス要因となっている相手の発言をそれと同じような感じで扱う、というイメージです。スルーするなら、心の中で相手のストレス発言を、価値のない言葉、重要ではない言葉、として扱ってください。
意味のある部分だけを受け取る
夫のストレス発言には、意味ない言葉というより、ご指摘はごもっともなんだけれども、言い方がきつかったり、余計な一言が含まれていて、ストレスになるというパターンもあると思います。夫に対して、言い方を直してもらいたい、という気分になるかもしれません。
言い方を直すよう、コミュニケーションをして解決できるのであればいいのですが、全然相手に言い方を改める気がない、というパターンもありがちなものかもしれません。
相手に聞いてもらいやすい言い方で伝える、というのは、本来であれば、夫の仕事、かもしれません。ただ、夫がそれをやりたくない、というのであれば、ある意味では、それは夫の未成熟な部分といえるかもしれません。夫が成熟してちゃんとした言い方ができるようになるまで耳を傾けない、というのは、夫の未成熟さに付き合ってこちらも同レベルになるような感じになってしまいますので、ここは大人の対応で、その仕事をこちらで巻き取りましょう。
夫の発言の中で取り入れた方が良さそうな部分だけを、自分なりにわかりやすくて価値のある言葉に翻訳してあげてみてください。翻訳してから、価値のある言葉になったものだけを、自分の内側に取り込んでください。
それ以外の余計なものは取り込む必要のないものです。相手から言われたことで取り入れる必要のないものは、「受け流す」のところに書いたのと同じような扱いで、価値のない言葉、重要ではない言葉、として扱ってください。
過剰反応しないマインドを受け取る
心の中のどこをつかれると痛むのか、というのは人によって違いがありますが、夫のストレス発言が、特に自分の嫌なところをつついてくる、というのはよくあることかもしれません。そうするとスルーしたくてもスルーできない、という感じになりやすいかもしれません。
色々パターンがあるとは思いますが、夫のストレス発言で罪悪感を感じさせられる、というパターンであれば、以下の記事が参考になると思います。
夫のストレス発言で何か犠牲をさせられてしまう、というパターンであれば、以下の記事が参考になると思います。
どちらの場合でもよくあるのは、幼い頃やずっと昔に感じた古い根深い感情が、何かの出来事に刺激されて、もう一度再体験される、というパターンです。自分の嫌なところをつつかれたときの心理をよくよく探っていくと、それはさらに過去の出来事で感じた感情が再体験されたものだ、ということに気づけることがあります。その場合、基本的には、大人の自分の心の中に、幼かった頃の傷ついた癒されていない子供の部分がいるので、そこをケアしていくこと。そこをケアするための心理エクササイズを以下の記事の中に書いています。もし役立てそうなら、じっくりと時間をとって一度試してもらえれば、と思います。
最後に
夫に対して感じるストレス、というテーマで、特に夫のストレス発言に対して自分でできることを中心に掘り下げて書きましたが、ここに書いたことで何かしらお役に立つことがあるなら幸いです。
ただ、相手にどうしても変えてもらいたい部分、というのも出てくるかもしれません。喧嘩のようになってお互いにイライラした状態になるようであれば、一旦距離を置くのも有効かもしれませんし、相手に伝えるときのタイミングや表現を考えてみるということも大切かもしれません。もし、夫にどうしても変えてもらいたい部分があるときには、以下の記事を参考にしてもらうのもよいかもしれません。