パートナーに変えて欲しいところがあるとき

投稿日:2020年3月25日      更新日:

 

 

パートナーにわかってもらいたいことがあるとき、いつもどうしているでしょうか?
言いにくくて我慢していたり、仮に言ったとしても、なかなか言いたいことが相手に伝わらないようなケースもあると思っています。

人を変えるのは難しいと思えるかもしれません。言ってもわかってもらえなかったり、喧嘩になったりするくらいなら、あんまり言いたくないという気持ちにもなることもあるかもしれません。ただ、そこに辛さを感じているのなら、どうコミュニケーションしていくか、ということも考えていった方がよいかもしれません。

ただ、相手にダメ出しをして責め立てる感じだと、関係性に波風が立つだけで、本来話したいことが全然伝わらないことになるかもしれません。

恋愛関係の中で、お互いにとって何か課題のようなものがあるときには、自分からリーダーシップをとって動く方がパートナーシップはうまくいきます。ただ、相手に不満がある場合には、どちらかというとそういった気持ちにはなりにくく、相手がしてくれないことを心の中で責めて、相手に何かをやらせようとしたくなるかもしれません。ただ、基本的には相手をコントロールしようとすればするほど、恋愛関係はこじれやすくなります。

どういう風にすれば上手くいくか?
自分がリーダーシップをとっていくとしたら、まずは何ができるか?
そこに気持ちを持っていく方が良いのですが、相手に文句や不満があるときには、
「そもそも相手が悪いのに、なぜ自分が動かないといけないのか?」
「相手が変わらないとダメ。そもそも自分にできることなんてないんじゃないの?」
という気分にはなりやすいかもしれません。

じゃあ、何ができるのか?
相手に変わってもらいたい時に、自分にできることってなんなのか?
そんなことを考えても、ため息をつきたくなることもあるかもしれません。できることはもうやってる、なんていう気持ちにもなるかもしれませんね。

長年付き合っている同士であれば、諦めるしかない、と思えることもあるかもしれませんし、あんまり言い過ぎても仕方ない、ということもあると思います。相手を変える、ということは基本的にはできないことかもしれませんし、自分にできることって、あんまりない、という風にも思えるかもしれません。

ただ、辛さを少しましにできたり、相手の成長を促すことができたり、自分が相手の足を引っ張っているところがあるのなら、自分がそれを改善するなど、もしかしたら工夫できる余地は何かしら残っているかもしれません。そのための最初の一歩としておすすめなのは、まずは、相手を理解するところからはじめる、というものです。

 

 

 

 

 

 

あなたがストレスを感じている問題行動を相手はどうしてするのか?
軽く相手のことを想像してみて、その理由をちょこっと考えてみたら、どんなことが思いつくでしょうか?
相手の立場に立って、相手のことを理解しようという意識をもって想像してみたら、どんなことが考えられるでしょうか?

文句や不満があるときは、相手に理解してもらいたいことがたくさん出てくるかもしれません。ただ、パートナーシップの中でコミュニケーションが求められる時、できるなら、まずは相手を理解すること、相手を理解してから自分が理解されるということ、を意識した方が良いです。理解するためには、相手にちょっと聞いてみないとわからないことや、よく観察してみた方がよいこともあるかもしれません。

もしかしたら、自分が普段している言動や振る舞いが、相手の問題行動を誘発する原因になっていることもあるかもしれません。それに気づくには、まずは相手のことを理解することが求められてきますが、自分が変わったら、相手も変わる、ということもあるため、自分にも原因がある場合には、それだけで片付いてしまうこともあります。

相手のことが少し把握できたら、どうすれば伝わるか、を考えてみること。間違いを指摘するより、素直に感じていることを言ったり、お願いしたりするようが伝わりやすいです。例えば、「なんで○○してくれないの?」と問い詰めるよりも、「○○してくれたら嬉しい」とお願いした方が伝わりやすいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

どうせ言ってもわかってもらえない、とか、わかってくれないことに身構えすぎると、疑いの気持ちが相手に伝わって、相手の聞く気をあなたが奪うことになります。相手のことを信頼してあげることも大切です。相手を信頼した上で、一番相手に届きやすいタイミングや言葉を選ぶ、ということも大切です。

何回か言わないとなかなか問題行動が止まらない、というケースもあると思います。習慣化しているような行動パターンを手放すのには、時間がかかることもあるためです。その場合は、相手が行動パターンを変えられるようにフォローし続けること。ある意味では、パートナーを教育するくらいの気持ちが求められることもあるかもしれません。教育するためには自分もちゃんとしなければいけない部分も出てくるので、お互い成長することが求められてくる部分もあるかもしれませんが、この場合は、その成長プロセスそのものへの信頼、が大切です。

パートナーに変えて欲しいところがあるとき、というテーマで、私なりに掘り下げて書いてみました。夫婦で一緒にいて、自分が変わったところもあれば、奥さんが変わっていったところもあり、両方あってお互いに徐々に居心地がよくなっている、という感覚が私にはありますが、最初はもっとお互いにストレスを感じることが多かったように思います。メルマガの方には私自身が体験した話を書きましたが、見守るということや、変わって欲しいという期待や執着を手放すということも、もしかしたら大切かもしれません。

パートナーシップでストレスを感じるところ。そこには、お互いが成長するためのヒントがたくさんあるものなのかもしれない、なんて思っています。ここに書いたことで、何かしら参考になるところがあるのなら、幸いです。

 

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カテゴリ-恋愛

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