彼や友人がかまってちゃんだと、最初の方は良かったとしても、
だんだん重荷に感じてくるようになってきます。
かまってちゃん、というのは、基本的に、
自分の問題を誰かに解決してもらおう、としていますが、
相手をする側からすると、この解決してもらいたい、
という期待の部分が、重荷になります。
淋しいから、相手をしてほしい、とか、
大切にされていないように感じるから、もっとこういう風にしてほしい、とか、
苦しいから、楽になれるようになんとかしてもらいたい、とか、
かまってちゃんは色々と要求してくる、かもしれませんが、
そのときに、大切なのは、そのとき、自分がどう感じるか、です。
イライラするかもしれませんし、
何か圧力のようなものを感じるかもしれませんが、
どちらも根っこにあるのは、断ることに対しての罪悪感です。
かまってちゃんの要望に対して、犠牲的に相手の要望をかなえてあげるのは、
お互いのためにならないです。
本来、相手が自分でなんとかしなければならないようなことを、
こちらに解決を求めてきているような場合なら、なおさらです。
もし、罪悪感を感じている、というのに覚えがあるようなら、
断る、ということが、自分の為だけではなく、
相手の為にもなるっていう部分に気付いてみてください。
かまってちゃんの要望を叶える、ということは、相手がその依存的な態度のまま、
成長しないということに手を貸していることになるからです。
相手から距離を取る、ということも大切です。
距離があると、誰かに解決してもらうのではなく、
相手は自分一人でそれと向かい合うことになります。
また、距離がある方が、断りやすくなります。
断られることや、距離を取られることに、
相手から強い抵抗が来ることがありますが、
そこで罪悪感を感じて、
簡単に相手の要望を叶えてしまわないようにしてください。
忍耐強く断ることが、お互いのためになります。