カウンセリングで様々な人から話を聞いていると、
その人に訪れる問題、というのは、
その人が乗り越えられるから来たのだな、
という風に思えます。
その人の内側にある、問題を乗り越える力、
それは、ある意味では、その人自身の持っている才能、
といえるかもしれません。
そう考えると、問題の多い人、というのは、
それだけ、そういった才能を持っている、
もしくは、これから開花させることが求められている
と考えることもできます。
訪れる試練、というのは、人によって様々です。
実際に自分がその試練を体験しているときは、
なぜ自分だけ、こんな目に、と思います。
自分だけに、辛い試練が数多く訪れる、
そんな風に思う人も多いと思います。
ただ、試練が多いということを、別の視点から読み取ると、
それだけ、その人にとって、成長する機会が多いということ、
そして、乗り越える力が多彩である、ということが示されています。