執着すると望みが遠ざかる

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よく聞く話なのかもしれませんが、自分が本当にほしいものを受け取る、というときに鍵になってくるのは、自分が何を信じているか、という部分です。自分が信じていることは、自分が現実に体験することに反映されていきます。従って、自分が欲しいものを当たり前のように受け取れる、ということを信じているほうが、望む結果は出やすくなる、というのが、一応の理屈、だったりします。

自分が望んでいる結果が、無理だと思っていたのに、諦めかけていたのに、やっとやってくる、という感じで望みを達成するのもいいですが、どちらかというと、できると信じていること、あるいは、いつかは達成できると信じていることが、自分の思っていたとおりに達成できる、という感じの方がよい、、、ということになるかもしれません。

ただ、望む結果が自分に訪れることを熱望するあまりに、その欲しいものに執着しすぎると、あまり良くない結果を生み出しやすくなります。

執着している、ということは心理的に、自分には不足しているものがあると感じていて、欲しいものが手に入らないことを怖れている、という部分が自分の内側にあることを示しています。その怖れは、結局、自分にはその望む結果を受け取れない、という可能性の方に天秤を傾けるような力を持ちます。これは、手に入れたいけど、手に入らない、という結果をおびき寄せる要因になります。

実際、執着を手放したとたんに、欲しいものが転がり込んできた、という体験をしたことのある人は多いのではないでしょうか?
私自身もそうですし、周りでもそういう話をちょいちょい聞きます。

実際に、とある人のことを傍目から見ていて、その執着は手放した方が結果は出やすいのに・・・・、と思っていたら、長い間執着していたその重たい感情がふっと抜けて、ちょっと自然体になったように感じられた時になってから、ようやく物事が動き始めて、結果的に欲しいものを手に入れた、ということがありました。

望んでいる意識と、執着を手放す意識。これは一見、相反するようですが、執着を手放すときに、手放しはするけれども、もう、いらない!、という拒絶の態度をとらない、ということや、これまでの取り組みは継続する、といったことを、その人はやっていました。

その人が執着を手放すことになったのは、つまるところ、執着し続けることがしんどくなったからです。

執着していた時は、その望みを達成しなかったら、周囲からあんな風に思われる、とか、自分はXXとして劣っている、といったことをよく口にしていました。そんなこと考えれば考えるほど、結果は出にくくなるし、むしろ、そういう扱いを周囲にうける、という結果を引き寄せることになっていきます。

自分が信じていることが、結果として現実になる、という法則に照らし合わせると、「自分はXXとして劣っている。」ということを信じているので、その通りになっていきます。その信じていることが一番わかりやすい結果として出るのは、その人の望みが現実化しない、ということです。

これって、なんだか変ですよね。望みを現実化したいために、あれこれ頑張っているのに、結果が遠ざかる訳です。実際、執着している間は、全然、結果が出ませんでした。

執着を手放して、あんまりそういうことを口にしなくなったなあ、と思っていたら、徐々に色んなことの歯車が噛み合いだして、最終的に結果が出ていました。

望みを達成することにつながることで、継続的に何かをする、ということも、大切です。頑張って何かをする、というより、それが習慣になってしまっている、というか、やることが当たり前になっている、というくらいの意識の方がいいです。それは自分の中で、望みが達成されることが当たり前になる意識を強化することになりますし、望みの達成には、思考だけではなく、こういった行動も求められることが多いからです。

人生のパートナーが欲しい、という人であれば、白馬の王子様が自分の前にいつか登場する、という思考をするよりも、パートナーと出会うための行動をとった方がいいですし、その結果、自分は人生のパートナーと出会って結ばれる、という自分がより現実的に結果を手に入れられる、という思考にスイッチした方が、望みを現実化しやすいです。

自分の考えていることの積み重ねが、自分が体験する現実を作っていきます。大切なのは、自分が何を信じているか、ということですが、欲しいものに対する強い執着が生まれると、心理的に、欲しいものが手に入らないことを怖れる気持ちが生み出されていき、それは、自分の内側に欲しい結果を手に入れることができない、ということを、ある意味では信じるような部分を生み出すことになっていきます。自分の望む結果ががなかなかでないときは、自分の心の中に執着が生まれていないかどうかチェックしてみて、その執着している部分があることに気付いた時は、手放す、ということをちょっと意識してみてくださいませ。

 

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