カウンセリングで扱う話では、
今その人が直面していることについての
ルーツを見ていくために、
過去の自分、についての
話を聞いていく展開になることがあります。
人によっては、思い返してみると、
ずいぶん成長した、と思えることもあると思いますが、
この過去の自分が、まだ、そのときの出来事で
傷ついた部分を持っていて、
それが、今の自分に影響していることがあります。
それは普段は意識しなくとも、
あるパターンのときに顔を出し、
何か自分にとって、避けていたり、苦手だったり・・・
という要因になっていることがあります。
恋愛に関係したカウンセリングでは、
そういう話になることが多いかもしれません。
カウンセリングでは、その部分をその人と
一緒に見ていくことで、整理したり、
時には、イメージワークを使って、
そこの感情に癒しが訪れるように
協力していくこともあります。
それにより、その人の、今、に
よりいい影響が訪れるようにするためですが、
そこから、様々な気付きがでてくることもあります。
重要なのは、今、ですので、振り返りすぎるのは、よくありませんが、
もし、今、何か行き詰まりを感じているのなら、
ここで過去の自分を振り返ってみることも
自分自身を成長させるための
ヒントを見つけるきっかけに出来ます。