真面目すぎる性格

投稿日:2017年3月20日      更新日:

真面目すぎる性格が災いしてなのか、マナー・ルール・常識といったようなものから外れているように思えた時に、そこで過剰にイライラを感じたり、ストレスを感じる、というケースがあります。

真面目ということ自体は悪いことではないのですが、過剰な厳しさや正しさのようなものがあって、人に対して余計にイライラしてしまったり、それでストレスを抱え込んでしまっているようなところがあるのであれば、その厳しさや正しさのようなものは、もしかしたら、少し手放したほうが良いかもしれません。

ただ、ここでポイントになってくるのは、何にイライラを感じているか、という部分です。心の中に発生するイライラは、そこに何かしら自分にとって見ておいた方がいい部分があるよ、ということを教えてくれているサインのようなものです。

ストレスのもとになっている、自分の中にある正しさや厳しさを作り上げている思考にはどんなものがあるでしょうか?例を挙げるとこんな感じかもしれませんね。
・真面目にやるべきことをしてる人がいるなか、やるべきことをしない人がいるのが許せない。
・完璧じゃない状態が許容できない。
・既読無視にイライラする。人のことを無視して放置する態度が許せない。
・人の中にずるさのようなものが見えた時に、許せない気持ちが出てくる。

許せないものを無理に許す必要はないのですが、そこで自分がイライラやストレスを過剰に感じてしまっているのだとしたら、その許せない出来事から少し心理的に距離を置けるようになった方が、問題に対してより柔軟な対応ができるようになります。

完全に自分の中にある正しさや厳しさを消去するわけではなく、ちょっとその問題をわきにおいておけるような意識の状態を、手放す、と仮に表現するなら、その、手放す、ということができている状況を心の中に作ることができるようになると、自分が感じているイライラやストレスを軽減できるようになります。

イライラを形作っている思考は手放すことができるものです。自分にも当てはまること、を探すことがその方法の一つです。例えば、やるべきことをやっていない人を許せない、という思考があるばら、自分にも、やるべきことをやっていない、という部分がないか探してみる、というのが最初のステップです。イライラを感じたときに、その人を責めている内容とは少し異なることだとしても、やるべきことをやっていない、といったことで自分にも当てはまる部分がないか探してみて、自分にも当てはまることが見つかったら、、、、なぜ自分はそうしているのか、という理由を探す、というのが次のステップです。

ただ、それらを探すということに心理的な抵抗感がでてくることもあります。ちょっと想像してみてほしいのですが、本当はどうするのがいいのかわかっているのに、あえてそうしていない、ということを仮に自分がやっているとしたら、そこに弱さのような部分が隠れています。めんどくさかったり、恥ずかしかったり、怖かったり、自信がなかったり、といった感じのようなものです。私はしなくてもいいんだ!、なんていう自分を例外扱いしているような思考もそこには隠れていることがあります。

真面目すぎる性格、とはまた違う感じと言えるかもしれませんが、本当はやったほうがいいとわかっているのにあえてしていない、という感じになっているので、そこには未成熟だったり、幼い部分が眠っています。誰しもこういった弱点のような部分は抱えているとしても、正直、これはあんまり見たくないと思えるような部分であるほどに、自分の中で何か誤魔化したくなったり、自分にはそんな部分は無いし言い訳のようなものもない!、と言いたくなる気持ちも出てくるかもしれません。

重要なのは、実はその弱さの部分からイライラやストレスは誘発されやすい、ということです。非常に気づきにくいのですが、イライラしたりストレスを感じる要因の一つに、自分の中にあるその部分を見るのが嫌だ、というのもあったりします。真面目すぎる性格からの影響というより、人の中に見える自分自身の未成熟な部分に過剰反応をしてしまう心理が影響してきます。

この自分の内側を見つめていくときに出てくる抵抗感の対処としては、直観を使う、というのがおすすめです。直観を使うことで、抵抗が出る前に、アイデアを取り出すことができます。思いついたことをどんどん直観で出していった後、色々出した中からこれかなと思えるものを選ぶと、あれこれ考えてひねり出すより、より簡単に早く見つけることができます。

自分も同じことをしている、ということと、なぜそんなことをしているかの理由がわかったら、次に、自分の中のその部分を変えるとしたら、どう変えるのかを決めていきます。決めたら、自分の中にあるその部分を手放す、ということを心の中で宣言し、その決めた行動を実行に移します。それを習慣的にやっていくことで、行動が繰り返されることになり、その繰り返しが、変更後の思考を定着させていくことになっていきます。

人の中に見える未成熟な部分を攻撃してイライラしたりストレスを感じるのではなく、自分の中にある未成熟さと向き合って、成長していくことを選択する、という感じです。

未成熟な部分を放置しておくと、それが見せつけるかのように、同じように未成熟さを抱えている人の行動が目につくように、歓迎したくない出来事が引き寄せられ、イライラしやすくなります。成長を選択できると、出来事自体が起こりにくくなりますし、仮にそういう未成熟な部分を見せられる出来事が起きたとしても、イライラやストレスを感じにくくなります。

私自身もこの振り返りをすることがありますが、これはなんというか、心の中をどぶ掃除しているような感じがしています。やらない理由の部分に気付いたときには、自分にがっかりすることもあります。非常に心理的に厳しいと思えるときもありますが、学びもまた大きいものだと思っています。

人の中に見える不真面目さにイライラやストレスを感じてしまっているときは、ちょっと角度を変えて、自分にもあてはなることはないだろうかって、振り返ってみてくださいませ。それは、成長の一つの機会にすることができるものです。

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カテゴリ-心の悩み

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