心鈴泉-心理学とカウンセリング

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私の話

長谷川泰三さんに語りかけられたような気がした話

投稿日:

 

 

昔、長谷川泰三さんという方にお世話になったことがあります。

とても人間的に魅力にあふれた方で、心理カウンセラーとしての腕はただ一言、天才。といっても彼が天才かどうかというのは、本当のところ私にとってはあんまり重要ではなくて、ただただ、彼のことが純粋に好きで、もしかしたら好きすぎるあまりに、天才、なんて思ってしまっているのかもしれません。

赤裸々に自己開示する人。TVドラマになったものを見たこともなければ、彼の書いた本も読んだことがないのですが、彼から聞いた話で今でも思い出せるエピソードは色々とあり、今でもときに彼の話し声を思い出すことがあります。

モンスターみたいな顔をした人。でも、なぜだかそれがとても愛嬌があって、女性からも男性からも、とにかく人にモテる人。話し上手で聞き上手。相手の存在を丸ごと包み込むかのような心の温かさをもった人。そして、5年前に亡くなった人。

心理カウンセリングの集客で行き詰まって考えが煮詰まり出しているときに、少し目線をずらして、他のところはどんなことをやっているのかを参考にさせてもらおうと色々と見ている中で、ふと、彼のことを思い出して、彼がやっていたVリターン研究所って今どうなっているのかな、なんてことがちょっと気になったことがありました。

ぽちぽちと彼の名前でGoogle検索をしたら、Wikipediaに彼のページが出ているのを見かけて、そこから、Vリターン研究所のHPのリンクをタップしたら、謎の中国語サイトがでてきて、「あ、もうやってないんだな」なんて思ったことがあるのですが、そんなときに、ふと、
もし、仮に、彼が生きていて、
もし、仮に、彼にこのことを相談をしたら、彼はなんて答えるのだろうか?、
なんてことがちょっと気になったことがありました。

今日はそんなことを、ふと、思ってしまったときの出来事を書いてみようと思います。

多分、今から私が書くことは、実際に彼がそう言ったというよりも、私の頭のなかで繰り広げられた自問自答なのだと思います。心の中には、自分自身の心を浄化するような機能があって、そこから、いろんな直感や気づきが受け取れる、なんていうことが実際にはあります。

多分、今から書くことも、そんな心の浄化作用が働いた結果、まるで、彼の声を聞いて、まるで、彼のカウンセリングを受けた気分にただ勝手になっているだけなのだと思います。

 

 

ただ、そうだとしても、そこで聞こえた彼の声はあまりにも優しくて、あまりにも生きていた時のままで、あまりにも本当に彼が語りかけてくれたかのように聞こえたので、ちょっと、いやかなり、心が動いてしまいました。

別にそのときのやりとりを、あえてこのブログに書く必要性なんてないのかもしれません。ただ、普段私がどんなことを考えていて、感じているのかというのを、彼にならって赤裸々に自己開示するのもありかなあ、なんて思えたので、ブログに書いてみることにしました。

以下、会話形式ですが、やすぞうさん、というのが、長谷川泰三さんのことです。文章があまりにも長くなってしまうので、4割くらい割愛して記述します。(メルマガの方には全文掲載しています。)

やすぞうさん
「もっと安見くん、自信持ったほうがいいよ。自信のなさってのが安見くんの足をひっぱってるんじゃないかな」


「メルマガ作ってるんですけど、これがなかなか登録者数が伸びなくて。」

やすぞうさん
「メルマガって、安見くん、ほんまにそれで来てもらえるって思ってるか?」


「む・・・・」

やすぞうさん
「そこや。自信のなさが出てるのは。
僕も自信なかった。自信ないからセミナーの前とかすっごいいつもビビってた。
だけど、やった。偉そうなことはいえんけど、安見くんもその一歩がいるんちゃうかなぁ。
自信満々とはいわんけど、もっと違うアプローチ考えてみ。
メルマガの内容も、そこから見えてくるものあるやろ。
メルマガはもうちょっと頑張る余地あるよ。」


「そうですかね・・・・」

やすぞうさん
「今までのクライアントさんに言われたり、感謝されたことって安見くんあるやろ。思い出してみ。
僕からはあれこれ言えんけど、いってもらったことや、聞いたことを思い出してみ。
そういうのを受け取ることやろなあ。まずはそっからや。」


「受け取ること、、、、うーんそうかもしれません。
というか今困っているのは集客、なんですけどね。」

やすぞうさん
「集客なあ。まあ、僕も偉そうなことは言えんけど、お客さんのことを安見くん研究してないんじゃないかな?
研究してるか?
どんな人が来てくれてるか。
その人たちがもっと来てくれるにはどうしたらいいか。
受け取ることってのは、そういうことやぞ。
僕も自信なかったけど、僕に価値を見てくれたり、感謝してくれる人はいっぱいいた。
怖かったけど、僕もそれを受け取ったから、何人もカウンセリング来てくれる人がいてくれたんじゃないかなあ、
って思うよ。
テクニック的なところは色々あるけど、結局、そこかなあ。」


「なるほど、、、。」

翌日、言われたことを思い出して、受け取るとか、自信、をテーマにしようとしたが、何をどうしたらいいのやら、と悶々としていたら、やすぞうさんに再び語りかけられました。

やすぞうさん
「ほらまた下向いた。まあ、今の状態で自信ありますっていったら、それはそれで、ホンマかって言うけどな。
最初に何やったらいいかわからんねやろ。
ブログのブックマークのコメント欄に本気でコメントしてくれてる人いるやろ。
それ見てみ。
じっくり時間をかけていいよ。
それで思ったこと、感じたことに素直になってみ。
他にも色々あるけど、まずそれやり。」

※ブックマークしていただいている方々、本当に感謝です。ありがとうございます。

自分
「はい。やります。」

しばらく見ていると、途中で何度か話しかけられました。

やすぞうさん
「安見くん。今自信のなさがあがってきているのをしっかり見ときや。
仕事でもそうやろ。自信があるとき、人に影響力あるの安見くんわかってるやろ。
自信がない安見くんの話は誰も聞かない。誰にも影響力が発揮できないのね。
だから、安見くんは自信ってマントラのように僕は言ってるのね。
自信や。口すっぱくいうけど、安見くんは自信。

時間かかってええよ。
そこは時間がかかるところかもしれんな。
でも、そこ抜けたら安見くん一皮むけるよ。」

・・・・・
しばらく見ていたら、少し疲れてだれてきたので、ちょっと中断して一息ついていると、ふたたび、やすぞうさんから語りかけられました。

やすぞうさん
「安見くんが今感じているのは葛藤やね。
自分の価値を認めている部分、受け取れている部分もあるんだけど、
抵抗して自己否定したり、そんな自分を見てくれている価値の言葉を否定しようとしている。
古い防衛の部分やね。
簡単には信じないぞって目を閉じて耳を塞いでいる男の子がいるとしたら、
安見くんはその子にどうしてあげたいかな?」

自分
「ほっておいてあげたいです。」

 

 

やすぞうさん
「そうやろなあ。
それでほっといたんや。ずっと。長い長い間。
その子が自分で目を開けて、耳にあてている手をどかして、
探りながらも外に出て来てくれるのを、安見くんはずっと待ってるんや。
まだ待つつもりか?」

自分
「これは自分自身、なんですね。」

やすぞうさん
「そうやな。安見くん自身やな。
そこでも触れ合える人はいる。そこでも頼ってくれる人はいる。
でも、そこにいても世界は広がらない。
安見くんが一歩前にでること。
セミナーの前に僕がビビってて、そっから一歩前に勇気をだして出たって話をしたことがあったよね。
今度は安見くんの番やで。
それがわかってくると、だいたい安見くんは足を止める。
そこで自信のなさがいっつも出てくる。
安見くん。ここやで。このポイントやで。」

自分
「この子の目を開けてあげる誘導方法がわからないです。
この子はほっておいてほしい子です。
そこをどうやってやったらいいのかわからないです。」

やすぞうさん
「わからない、じゃなくて、やりたくないんや。
安見くんは、ほっておいてほしいし、ほっておいてあげたいんや。
でも、そこにいたら、カウンセラーの道は途絶えてしまう。
安見くんはどうしたい?」

自分
「一歩前に出たいです。」

やすぞうさん
「じゃあ、その子にその想いを共感してもらうことやろうな。
共感してもらうこと。
安見くんの自信のなさってここやろ。
ずっとそこで行き詰まってる。
だから今一歩前にでるんや。
安見くん。今やで。

向き合ってみ。その子と。
その子はほっておいて欲しい子。
自分でやりたい子。
自分でみきわめたい子。
だから、ほっておいて欲しい子。
その気持ちが安見くんは痛いほどわかるはずや。
でも、その子は生まれてからずっと今までそうやってきた。
世界が怖かったんや。
怖くて怖くて、それで今まで生きて来たんや。
まだ、ほっとくか?」

自分
「どうしたらいいのかわからないです。」

やすぞうさん
「それは僕にもわからないよ。
安見くんにしかわからない。
その子がどうやったら目を開くのか。
ただ、安見くん、これだけは気づいているんじゃないかな。
絶対に騙そうとしたらダメ。
絶対に本当のことしか話したらダメ。
絶対にその子をコントロールしようとしたらダメ。
絶対に目を開かせようとしたらダメ。
絶対に耳から手をどかせようとしたらダメ。
本気の本音の言葉しかとどかない。
嘘は絶対言っちゃダメ。
どうしたらいいと思う?
安見くん、考えてみ。

宿題やな、安見くん。
もうすぐ誕生日やもんね。それまでに考えておき。
焦らんでいいよ。せっつかれるの嫌いやろ。
そんな子を心の中に抱えてるんやもん、絶対嫌なはず。
だから僕は安見くんをせっつかないよ。
ただ、これだけは言わして。
今思っているほど、そんなに難しいことじゃないよ。
安見くんなら、わかるはず。
誕生日までに、考えておいで。」

本当に彼の声を聞いたのかどうかはわからないのですが、ただ、こんなに泣いたのは何年振り、という感じでした。

ちなみに宿題は後日、ちゃんと誕生日までにやりました。1月くらい前に送付したメルマガには宿題の内容も書いてます。

 

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