彼氏や彼女に自分の感じている気持ちを伝えようとするとき、
ポジティブなものならいいのですが、
特にネガティブなものに関しては、
怒りと一緒に伝える、ということが多くはないでしょうか?
怒りたいわけではなかったとしても、
何か相手を問い詰める感じになったり、
間違いを指摘したり、責めるような感じになることも多いと思います。
相手からすると、自分が責められているような気持ちになると、
素直に耳を傾けるのに抵抗感が出てきます。
それがどれだけ正しいものであっても、です。
相手を責めたくて責めているわけではないのなら、
この伝え方の部分は変えていくことが求められてきます。
自分が伝えたかった気持ちってどんなものだったでしょうか?
自分が感じた感情はどんなものだったでしょうか?
例えば、彼の言った言葉で傷ついた、とします。
このとき、相手が冷たい言葉を言った、ということを指摘するよりも、
何かとてもさびしい感じがした、とか、
笑顔でいたいんだけれども、上手く笑顔でいられない、とか、
自分がどういう状態なのか、ということを相手に伝えたほうがうまく伝わります。
相手がどう変わるべきか、いかに間違った行動をしているのか、
を相手に突き付けるのではなく、
自分のことを相手に伝えたうえで、
相手がどうするのかは、相手に任せた方が、相手からの愛情を受け取れるようになります。
自分が相手に間違いを指摘して、
相手が誤って、行動を変えても、
それは、私が怒ったから、になります。
変わらないよりはましかもしれませんが、
これは、嬉しい、という感じが、あんまりしなくないですか?
その代わり、自分の感情、とくに弱い部分を相手に伝えて、
その部分を相手が受け止めて、行動を変えてくれたら、
それは、私が愛されているから、になります。
これは、とっても嬉しくないですか?
自分の感情を素直に伝えることができるようになると、
受け取れるものが変わってきます。