見た目が悪いと不幸になるのか?

投稿日:2016年5月1日      更新日:

容姿に関して自己嫌悪が強い場合、自分に降りかかるネガティブな出来事は、
全て容姿が悪いせいだ、と思えてしまうことがあります。

例えば、自分の容姿のせいで、恋人ができないと思ったり、
友人ができないと思ったり、周囲から認められないと思ったりします。
本人にとっては、それは思い込みではなく、
実際に自分の周りで起こっている現実だ、というように思えます。

周囲からそれに近いことを言われているような体験があると、
その現実感はより強化されますが、
本当に起こっていることは、自己嫌悪の目で周囲を見ると、そういう風にしか見えないし、
そういう体験を引き寄せる、といったことです。

見た目が嫌だから、あの人のことが嫌い、と自分が思ったり、
周りの人が思ったり、ということは現実にあると思います。
ただ、自己嫌悪があると、そうは思わない人のことも、
私のことを嫌いになる、という風に扱ってしまったり、
そのことを過度に怖れたりします。

見た目が悪いから不幸になる、という訳ではなく、
容姿に関しての自己嫌悪を自分の中で強化して、自分で不幸を呼び寄せると、
不幸になる、というメカニズムがあります。

この誤解の部分を変えていくためには、自己嫌悪を手放す、というのが求められてきます。
エクササイズがありますので、トライして見たい方は、ぜひ、以下のリンク先を見てみてみて下さい。

私の体験としても、自己嫌悪を手放す、というのは、エクササイズが効果があって、
それでだいぶ軽くすることが出来ます。
エクササイズ以外に、現実の体験としては、誰かから愛される、
というのがすごく効果があります。

容姿に関しての自己嫌悪が強いと、たとえ彼や彼女が愛してくれたとしても、
自分が嫌っているような部分は、相手も嫌いだろうと思い込みがちなのですが、
その部分も含めて、自分ことを愛してくれている、ということを受け取ることが出来ると、
自己嫌悪が解消されていきます。

自分が思っているよりも、相手はそこを気にしていない、ということは非常に多いです。
自己嫌悪がある部分については、自分自身はすごくその部分を意識していて、
それが原因で人が自分に対してネガティブに考えることを過度に怖れるのですが、
相手からすると「別に・・・」ということはとても多いです。

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カテゴリ-心の悩み

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