嫉妬の目的

投稿日:2015年1月13日      更新日:

嫉妬、というのはしんどい感情です。
他の人は、自分が欲しいものを手に入れているのに、
自分には手に入らない。うらやましいし、妬ましい。
私もこの感情は感じますが、あんまりいいものではないです。

自分の中にある嫉妬の気持ちとじっくり向かい合って、
掘り下げていくと、その嫉妬を作り出している
自分の思考が見えてきます。

私の場合、その嫉妬のネタによって、様々なものが出てきますが、
とても自分勝手な考え方、が出てきたこともあります。
それに気づいたなら、その考え方を手放して、
その代わりに、自分の欲しいものが手に入る、そうったものが近づいてくる、
という考え方を選択する、ということをしていっています。

大切なのは、その嫉妬が幻想であり、
本当は、自分はほしいものを手に入れることができる、
という方が真実である、ということを選択することです。

嫉妬が生まれているのは、その自分が欲しいものを手に入れていないのは、
XXXXという考え方があるから、もしくは、
XXXXということを信じているから、ということに気付くためです。
嫉妬はあなたにそれを教えてくれている、伝えようとしている、
という風に考えてみてください。
気付いたら、嫉妬はその役目を終えますから、消えていきます。

嫉妬を解消していくことが、その人にとって試練になるようなこともあります。
これは、その考え方や信じていること、それがその人にとって、
とても根深いもので、手放すことがとっても大変だから、だったりもします。
色んなケースがありますが、一番大切なことは、その嫉妬は手放すことができ、
自分はほしいものを手に入れることができる、ということです。

嫉妬があって苦しんでいるとき、
その嫉妬を作り出しているのは自分ではなく誰それ、と考え出すと、嫉妬は続きます。
なぜなら、嫉妬の目的は、あなたに、
その嫉妬を作り出しているのは、自分の中にあるXXXの部分だ、と気付かせることだからです。

嫉妬があるとき、自分の内側にある、
その嫉妬を作り出している考え方を探してみてください。

そして見つけたら、その嫉妬を手放すチャンスです。

関連記事

誰かに相談したいけど怖くてできない時

誰かに相談したいけど怖くてできない時、まずは、自分の気持ちを自分なりに整理してみるのがおすすめです。整理する時はなるべく言語化すること。言語化すると、自分の内側でモヤモヤしていたものが目に見える形にで …

過去に誰かを責めた分だけ、自分自身のことを責めてしまう

    自分のことを心の中で強く責めているとき、同じような内容で、実は他の人のことも責めている、ということがあります。 何か失敗をしてしまったと感じるときや、誰かを傷つけてしまった …

欠乏感があると満たされにくくなる

  自分で書いといてなんですが、今回の記事はなんだかちょっと嫌な感じのするタイトル、かもしれません。 欠乏感が強ければ強いほど、その欲しいものがどうしても必要だと感じて、まるでそのことに強く …

責められてる気がするときの心理とその対処法

人から責められてる気がするとき、心の中にそれを誘発する心理、があります。それは罪悪感と言われるもの。対処法を知っているとその精神的なダメージを軽減することができます。そのためには、まず自分の中にどんな …

停滞感があるとき

何か達成したことがあるとしても、そこに良い方向の変化があまり感じられなくて、 停滞感のようなものを感じることはあるでしょうか?   停滞感があるときというのは、自分自身の内側に何かしらその停 …

カテゴリ-心の悩み

執筆者:

おすすめ記事




イライラしてる人との接し方




雑に扱われていると感じたらーその対処法と人の心理




馬鹿にされてる気がするときの心理とその対処方法




人を試すようなことをしてしまう




体が言うことを聞かないときの心理とその対処法




責められてる気がするときの心理とその対処法




好きな人を忘れる方法




屈辱的な思いを感じたとき




一人で頑張ってしまいがちな人




人から評価されたくない




裏切られた心の傷ー信じていた人に裏切られた時




特別な存在になりたい、という心理の扱い方




人から嫌われてるのが辛いとき




利用されたと感じた時




昔の嫌なことを思い出す心理とその対処法




依存的な人を遠ざけたくなる感情