孤独感と特別さ

投稿日:2012年3月15日      更新日:

特別な存在でありたい、という気持ちは、
ほとんどの人が持っているものだと思います。

これは、特別な存在になることで、
自分の価値を感じることができたり、
それによって、周囲から特別に愛される、
ということを望む気持ちですが、
これは、孤独感を作り出す、
というネガティブな一面があります。

孤独感と特別さは、ワンセット、です。

もし、今、孤独感があって、しんどい想いをしているならば、
自分の中にある、特別さ、を求める意識に
注目してみてください。

誰しも、自分なりの個性、才能を持っています。

特別さを求める、というより、
ありのままの自分、自分なりの個性、才能を
自然に発揮している状態の自分であれば、
特別さを証明する必要はなくなります。

ありのままの自分を周囲に発信することができれば、
それは自然と周囲に働きかけていくことになります。

ただ、もし、ありのままの自分、イコール、
内に閉じこもること、となっているとしたら、
それは、ありのままの自分を発信している、というより、
自分の才能や個性の素晴らしさを、
周囲に与えていない、ということになるので、
とてももったいない状態です。

ありのままの自分で、周囲に働きかけていけば、
そこに魅力を感じる人が近づいてくる、
という流れが自然に生まれていきます。

孤独感があって、しんどい想いがあるところは、
その流れが滞っているところです。

もし、今、孤独感があって、苦しさを感じているのなら、
鍵になってくるのは、自分にとって、
ありのままで周囲に発信していく、ということは何か、
ということです。

これは、人によって、答えが変わるところだと思います。

それは、人によって、持ち味、
というのは異なるからです。
いろんな、持ち味があって人間関係というのは豊かになっていきます。

もし、今、特別さや孤独感があって、しんどい感覚があるのなら、
自分なりの持ち味、というのを周囲に与えようとしてみてください。
そこでつながりを感じるができれば、
孤独感や特別さ、というのは必要ではなくなっていきますよ。

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カテゴリ-心の悩み

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