自分の感情は自分の選択

投稿日:2012年5月27日      更新日:

ネガティブな感情を感じたとき、
自分というより、周りに対して、
怒りだったり、批判の部分が出てくるかもしれませんが、
ここで、別の見方をすることができます。

それが、タイトルに書いてあるような部分です。

もちろん、自分が意識的に選択している、というより、
感情は心の中から出てくる感じになるので、
自分で選んでいる、という感覚はないかもしれません。

ただ、そこの部分に関して、自分が選択することができる、
ということに気付けると、
自分がそこから受け取るものに幅がでてきます。

人間関係の中で、嫌な想いをしたり、怒りが出てきたりすることは
あると思いますが、同じことを体験したとしても、
そこに強く反応する人もいれば、
あまり何とも思わない人もいます。

これは、そのときに自分が感じている感情は、
自分の中にある、ものの見方や、心の中にあるパターンから
作り出されている部分が大きいためです。

もちろん、自分が感じている感情について、
周囲のせい、という部分も大きいかもしれません。

ただ、その感情を感じているのは
自分だとしたら、自分を変えていくことで、
どんな感情を感じているか、
という部分も変えていくことができます。

特に恋愛関係では、相手との関わり合いの中で、
ネガティブな感情を感じることも、ちょくちょくあるかもしれませんが、
このことに気付いていると、相手とのかかわり方について、
違う見方をすることができるようになります。

もし、自分の感じている感情が、相手のせい、というより、
自分の中で変えることができる部分が鍵になっている、
と思うことができるなら、相手を責める前にできることがあります。

自分が感じている感情を作り出しているような部分に関して、
自分の心の中に、どんなものがあるのか気付くことができれば、
それは自分を変えていくための、
何よりのチャンスになります。

自分の感じている感情は、
自分が変えることができるものです。
特に自分の感情に振り回されている感覚がある場合には、
自分の心の中で起きている部分を、深く見つめてみてください。

そこで、自分の感情を作り出している部分に
気付くことができれば、感情に振り回されている今の状態から、
自分を変えていくことができるようになります。

そこで平穏さや、そこから生まれてくる安定した感覚や、
楽さの部分を、ぜひ、感じてもらいたい、と思っています。

関連記事

燃え尽きた感覚があるとき

燃え尽きた感覚があるときは、自分を縛る義務や役割を一旦見直して手放せるものを手放していくことと、楽しみ、喜び、満足感、といった精神面にプラスになるものを受け取るということ。それにはまず「私、本当はどう …

真面目すぎる性格

真面目すぎる性格が災いしてなのか、マナー・ルール・常識といったようなものから外れているように思えた時に、そこで過剰にイライラを感じたり、ストレスを感じる、というケースがあります。 真面目ということ自体 …

充実感を感じられないとき

日々の暮らしに充実感はどのくらい感じているでしょうか? 楽しいことを仕事にしていたり、趣味や大切な人との時間を楽しんでおられる方であれば、とても充実している!、という感じの状態だったり、もしくは、問題 …

小さな幸せで満足できない

いまある幸せに目を向けられなくて、どうしても不満ばかりを感じてしまい、小さな幸せで満足できない、という感じになることはあるでしょうか? 自分が手に入れたものや、客観的にみたら良いと思えるようなものも、 …

環境の変化が苦痛に感じられるとき

身の回りの環境に変化が訪れるとき、そこに新鮮さやチャレンジしていくような要素を感じることで、楽しさだったり、ワクワク感といったプラスの面を受け取ることもあれば、不慣れな環境に自らを合わせていくに疲れた …

カテゴリ-心の悩み

執筆者:

おすすめ記事




イライラしてる人との接し方




雑に扱われていると感じたらーその対処法と人の心理




馬鹿にされてる気がするときの心理とその対処方法




人を試すようなことをしてしまう




体が言うことを聞かないときの心理とその対処法




責められてる気がするときの心理とその対処法




好きな人を忘れる方法




屈辱的な思いを感じたとき




一人で頑張ってしまいがちな人




人から評価されたくない




裏切られた心の傷ー信じていた人に裏切られた時




特別な存在になりたい、という心理の扱い方




人から嫌われてるのが辛いとき




利用されたと感じた時




嫌なことばかり思い出す心理とその対処法




依存的な人を遠ざけたくなる感情