自分自身に対して、良くないイメージを持った時に、
自分はこういう人間だから、これはできない、とか、
こういうのはふさわしくないって、
制限をかけてしまうことがあります。
制限をかけることによって、
本当はできるのに、できないように自分自身に仕向けてしまったり、
より良いものを受け取れないように、
自分で自分に罠をかけてしまうような感じです。
まるで、自分自身に良くないレッテルを張っているような感じです。
といっても、本人にとっては、そうとしか思えないので、
取り外そうとしても、無理って思ってしまうものかもしれません。
レッテルの外し方ですが、
いきなり自分に張っているレッテルをはがすのも難しいので、
少し、切り口を変えてみてください。
例えば、こんな感じです。
「今は」できない、「今は」ふさわしくない。
今はできなくても、できるようになりたいって思うことで、
一歩ずつ、今の状態を変化させていくための、
きっかけを作ることが出来ます。
そして、思い返してもらいたいのですが、
他の人で、自分の価値を見てくれた人はいなかったでしょうか?
自分でその人の言葉を否定したかもしれませんが、
自分が張っているレッテルとは違う、
良い部分を見てくれた人はいなかったでしょうか?
もし、その人の言葉が真実だとしたら、
今、自分が自分に張っているレッテルは、
勘違い、ということになります。
もし、勘違い、だとしたら、とてもラッキーだと思いませんか?
自分の中にある、自分自身に対する良くない決めつけの部分、
手放すことができるとしたら、今までの自分自身や周囲に対する
ものの見方をがらっと変えることが出来ます。
そして、ものの見方を変えたら、自分なりに目標設定をしてみることを
お勧めします。
できない、と思っていることを、普通にできるように、
ふさわしくないって否定してきたことを、
本来はふさわしい自分が受け取れるように、
環境や行動や習慣を変えるための、目標設定をしてみてください。
それが上手くまわりだしたときに、今とは全く異なる出来事を
体験できるようになります。