無意識のうちにやっている心のガード

投稿日:2014年8月2日      更新日:

自分の心の中にある弱い部分や、依存的な部分を、
あまり出したくない、と思う人は多いと思います。

ここは、ある意味ではとても傷つきやすい部分、とも言えます。
周囲からからかわれたり、攻撃されたりすると、
とても大きなダメージを受ける部分、と言えるかもしれません。

ただ、それを防衛する気持ちがあまりにも強すぎる場合、
ちょっとした不都合が出てくることがあります。

人からの愛情を受け取るときには、
この弱い部分、別の言い方をすると、ハートの柔らかい部分、
というのが、その入口になったりします。

ただ、ここで防衛が強いと、そのハートの部分が閉じてしまうことがあります。

この心の防衛については、無意識にやっていることの方が多いですが、
自分なりにチェックするのは、それほど難しくはないです。

自分の中で、依存的な部分や、弱いような部分をどれだけ嫌っているか、
もしくは、否定しているか、を自問自答してみて下さい。
その度合いが強ければ、心の防衛は強いです。

「そんなものは自分の中にない!」と思っている人がいるとしたら、
その人はかなり強力に防衛しているケースがほとんどです。
鋼鉄のハート、というより、弱いハートが鋼鉄の鎧でガードされている、という感じです。
その中には、他の人と同じように、柔らかくて暖かいハートがあります。

もし、自分自身、防衛が強くて凝り固まっている部分があるな、
と気付くことができるとしたら、
自分自身のハートを今よりももっとオープンにするチャンス、です。

オープンにするときに鍵となってくるのは、
自分の中で凝り固まってしまっている部分を手放すことです。

これはこう!と決めてしまって、ハートを閉じている部分は、
ないだろうかって、自分自身に問いかけてみてください。
直観的にぱっと思いついたことが、だいたい、あたり、です。

その部分を手放そうって思ってみてください。

手放そうと思っただけで、抵抗感だったり、怖いような感じがするかもしれませんが、
そういった感覚があるほど、それは、あたり、です。
手放すことが出来るほどに、自分自身の凝り固まっている部分がほぐされて、
ハートをオープンにしていくことができます。

自分が本当に欲しいものが、
ハートをオープンにした先にあるような感覚があるとしたら、
それは、さらにチャンス、です。

求める気持ちが、その抵抗感を溶かしていきます。

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カテゴリ-心の悩み

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