意識と感情の分離

投稿日:2015年8月2日      更新日:

意識的に考えていることと、気持ちの動きが別々になっていることがあります。
たとえば、意識的には本気で痩せたいと思っているのに、
どうしても食べ過ぎるのを我慢出来ない、とか、
愛する人の前で笑顔でいたいと思っているのに、
ケンカばかりしてしまう、とか、意識的に考えていることや、
本気のつもりでいるのに、結果的に自分がやっていることを見てみると、
何か残念な感じになっている場合、この、意識と感情が別々、という部分が出てきます。

今現在、意識的に自分が考えていることよりも、
今までに習慣的に自分がやってきたことや考えてきたことの積み重ねの方が
圧倒的に力があります。
この積み重ねの部分が、今現在の自分の振る舞いの大部分を形作っているので、
今、意識的にやろうとすることが、今までの自分の振る舞いと大きく違うことの場合は、
心の中で、この両方の力がぶつかることになります。

結果、思ったように上手くいかない、ということになることがあります。
自分を責めたくなりますが、その前に、自分の考えていることを見ていくと、
それは、自分が変化していくためのプロセスの一つ、ということがわかってきます。

人の思考は変えることが出来ます。
それは一瞬で変えることももちろんできます。
ただ、それが一瞬でできないからといって、自分を責める必要もないです。

自分を責めても、思考を変えるスピードが上がる訳ではないです。
思考を変えるスピードをあげるために効果的なのは、
自分を責めた結果得られる罪悪感ではなく、
自分を変えたいという情熱的な気持ちや、
自分は変わることが出来るという信頼です。

情熱や信頼は自分を責めることからは直接的には出てこないです。
自分を責めた結果、情熱や信頼を自分の心の中に生み出すことができるような
習慣のようなものを持っている人は、自分を責めて追い込んだ結果、
上手くいく、ということもあると思います。
そうではない場合、基本的には私はあまりお勧めしません。

自分を変えることが出来ない場合、自分を責めるのではなく、
自分の中にあるどんな思考が自分を押しとどめているか、を見てみてください。
本気で思考を変えたい、と自分が思っている、という自覚はもちろんあると思います。
それはそれでいいので、それよりも、その本気の部分をブロックしている
自分の内側にある思考を見つけてください。

その思考を見つけたら、その思考を変えようという意思を持ってください。
これは出来ると思います。
時間はかかるかもしれませんし、その思考と向き合うときに、
何かとても嫌な感覚や感情があがってくるかもしれませんが、
そこは勝負どころです。

この自分の足をひっぱっている思考を手放していくことが、
今、意識と感情がばらばらになっている状態を生み出している、
ということを思い出して、そこをのりこえていきたいという意欲を持ってみてください。

関連記事

甘ったれな自分

自分の中の精神的に幼い部分を見て、自分は甘ったれだ、なんてと思うようなことはありますでしょうか?誰しも探せば、どこかしら精神的に未成熟なところを抱えているものかもしれませんが、そこに自己嫌悪のようなも …

孤独感が辛いとき

孤独感が辛いときは、自分の内側にある人を遠ざけている部分を手放すことと、人とのつながりを求めていくこと。そこで良い関係性ができそうな人がいるなら、そこにエネルギーを注いで、良い感情(楽しさ、喜び、充実 …

停滞感があるとき

何か達成したことがあるとしても、そこに良い方向の変化があまり感じられなくて、 停滞感のようなものを感じることはあるでしょうか?   停滞感があるときというのは、自分自身の内側に何かしらその停 …

誰にもわかってもらえないという心理を癒やす方法

誰にもわかってもらえないと思える時、本当に欲しいのは完璧に自分を理解してもらうことではなく、人から共感されて、誰かと心でつながりたかった、ということかもしれません。この部分を癒やすためには、自分の内側 …

日々の暮らしに退屈さを感じるときの心理

日々の暮らしの中に大きな問題があるわけではないけれども、何をしていても楽しくなかったり、何か退屈さのようなものを感じていて、変わり映えのしない日々を送っているとしたら、そこには、チャレンジすることを避 …

カテゴリ-心の悩み

執筆者:

おすすめ記事




イライラしてる人との接し方




雑に扱われていると感じたらーぞんざいな扱いの対処法と人の心理




馬鹿にされてる気がするときの心理とその対処方法




人を試すようなことをしてしまう




好きな人ができた時の初心者向け恋愛心理学




責められてる気がするときの心理とその対処法




好きな人を忘れる方法




屈辱的な思いを感じたとき




心の底から憎い人がいる




ネガティブで嫌なことを言う人




裏切られた心の傷ー信じていた人に裏切られた時




特別な存在になりたい、という心理の扱い方




嫌われてるように感じる人との付き合い




利用されてると感じたら




嫌なことばかり思い出す心理とその対処法




依存されるのが嫌なとき