彼と付き合ってはいるけれども、結婚相手としてはみられていないようだ

投稿日:2016年5月29日      更新日:

彼と付き合っていて結婚を考えているけれども、
彼の方はといえば、結婚を全く考えていなかったり、
結婚に対してあまり乗り気じゃない、ということがあります。

その原因はいろいろ考えられるかもしれませんが、
その一つとして、コミュニケーション、が関連していることがあります。

あなたとの結婚が、相手にとって良いイメージのもの、
例えば、楽しい、嬉しい、価値の高い、といった感覚を強くもたれていれば、
相手が結婚に関して乗り気になってきやすいですが、
そのためには、相手がどんなことに価値を高く感じるのかについて
あなたが理解することが求められてきます。

その理解なしに、自分が楽しかったり、嬉しかったり、価値を感じていることについて、
相手も価値を感じるはずだ、という風に思って、結婚に向けて動いていこうとしても、
それは、押しつけだったり、独りよがりだったりする感じになってしまいます。
そうすると、相手の心の中で、結婚に対しての抵抗感が生まれてきます。

ただ、相手を理解しようとした結果、相手がほしいものが結婚すると失われそうなものだった場合、
例えば、自由になる時間、自由になるお金、一人の時間、彼女や奥さん以外の人とも楽しみたいあれこれ、
などなどだった場合は、それらを通して相手が何を受け取りたいのかを理解していくことが求められてきます。
相手がそれを通して、どういう感覚だったり、どういう状態を維持したいのかが理解できれば、
結婚した後、それが少し制限される形になったとしても、その状態が維持できるような家庭を築くことができ、
結婚前にあなたとの結婚であれば、その状態が手に入るだろな、
と相手が思えたら、結婚に対する抵抗はぐっと減らすことができます。

相手を理解していく、という部分は話をするというだけではなく、
態度だったり行動だったり、言葉以外の部分にもたくさんのヒントがあります。
それらを知ろうとし、理解する、ということもコミュニケーションの一つです。

相手を理解する、という部分に関しては、少し考えておいた方がいいところがあります。
それは相手もあなたのことを理解しようとしている、という部分です。

自分が言っている言葉だけではなく、自分が相手にどんな態度をとっているか、
ということや、どんな行動を普段しているのか、という部分も大切です。
そういったことも、相手には見られています。
相手もまたあなたのことを知ろうとし、理解する、ということをやっていますし、
これもコミュニケーションの一つです。
その見た結果をもとに、相手は相手なりにあなたのことを理解しています。

その理解をもとに、あなたは相手に色んな物事を判断されています。
例えば、もし、この人と一緒に生活するとなったらどんな風になるのか、ということなど。
それが望む形でなければ、結婚に対して抵抗感が生まれてきます。

自分が欲しいものを受け取りたい人にとっては、
それが受け取れる相手じゃないと結婚に対して抵抗感が強くなります。
そうなると、自然とそういう相手を探す方向にも意識がシフトしていきます。
それが今の彼女でなければ、恋愛は今の彼女とするけど、
結婚は別、ということも考えられてしまうことになります。
結果、恋愛をキープされるだけで、結婚できない女になってしまうことも。
もし、彼と結婚したいのならば、ここを避けることが求められてきます。

相手が自分のことをどう理解しているのかを知りたければ、
相手のことを理解しようとすることが求められてきます。
基本的に人間は、気に入らないことには何かしらネガティブな反応をします。
何も言っていなくても、ネガティブなサインは出てきて、
あなたはそれを見ると(見ないようにシャットアウトしない限り)何かしら不快な気分になるはずです。

あなたが感じる不快感が、相手を理解するための道しるべになります。
ネガティブな反応をしている相手のことを責めるのではなく、
(もう一ついうと、自分を責めるのでもなく)
相手を理解しようとしてみると、自分の中のどの部分に対して、
相手が不満を持っているのか、ということが見えてきます。
もし、そのことについてコミュニケーションが取れるのであれば、相手に聞いてみる、というのも一つです。
そこでは、相手があなたのことをどう判断しているかと、
どう理解しているか、の答えが隠れていることがあります。

ちなみに、相手によっては、こういった話をする場合、相手に対して支配的なポジションをとるために、
余計なテクニック的なものを上乗せして話をしてくることがあるので、
その場合は、ある程度話の内容から関係ないものに対してノイズの除去をしながら、
話を聞かなければならないこともあります。
相手によっては、テクニックというより、不器用すぎて、直接的には関係ないばかりしか言えないタイプもいますが、
その場合は、忍耐強く相手の本音を聞き出してあげる必要があります。
人と人とのコミュニケーションなので、色んな要素がここには乗っかってきます。

相手を理解することが進んでいくと、相手に合わせることができるようにはなりますが、
ここで、相手に合わせてばかりだと、とても自分自身が犠牲的になります。
結婚するためには、彼の大切にしているものを尊重しつつも、
犠牲的なことを避けながら、自分の意見を言える、という部分が大切です。

犠牲的にしている人、というのは、、、、、
恋愛対象を利用したい人にとっては、都合のいいありがたい人になりますが、
恋愛対象と一緒に生活を作っていきたい人にとっては、何を考えているのかわからない人、になります。

私がお勧めしたいのは、恋愛対象を利用したい人ではなく、一緒に生活を作っていきたい人、との結婚です。
相手を理解する、といっても、それは理解した上で、犠牲的にならずに、
それを自分の大切にしたいものとどうやって両立させていくのか、をあきらめずに考えて、
相手とコミュニケーションをしていく、ということが、とっても大切です。

犠牲をせずに相手の欲求をかなえつつ、自分自身も受け取りたいものも受け取っていく、
ということができて、結婚というものがお互いにとって価値のあるものになっていく、ということが、
恋愛関係から、夫婦へのシフトしていくための追い風になります。
そのためには、コミュニケーションが大切です。

コミュニケーションに関して、いろいろ書きましたが、
タイトルに書いたようなことに関して、何かしら思い当たることがある場合、
さらに、このあたりのコミュニケーションでできていない部分があるのなら、
そのできていない部分が原因である可能性があります。

いかに相手に結婚にOKさせるか、というばかりを考えていて、
このコミュニケーションの部分が意識からすっぽり抜けていると、
相手はどうやって結婚については誤魔化して逃げ切るか
(自分が結婚にOK出せる相手との恋愛にスライドできるまで、今の恋愛をキープするか)
ということばかりを考えるようになるかもしれず、
それはある意味ではお互いにとって時間と労力の無駄になります。

結婚後の生活でも、コミュニケーションは大切です。
意識して損はない部分ですので、あんまり意識したことがないのなら、
ちょっとずつでも意識するようにしてもらえれば、と思います。

関連記事

人を試すようなことをしてしまう

自信がないとき、パートナーや友達など好きな人を試すようなことをして、自分を守ろうとするやり方を手放すこと。その代わりに、コミュニケーションを重ねて絆を深めていき、その関係性から愛されている感覚を受け取 …

行き詰まりと停滞感があるとき

仕事、恋愛、結婚、人生にはいろんな場面がありますが、上手く行かなくて行き詰まることも、ときとしてあるものかもしれません。 仕事の場合、義務感だけでこなしていて不満やストレスが多かったり、やりがいや楽し …

承認欲求にしばられてしまう

承認欲求が強いと、他人の評価や認められることを気にするあまりに、精神的に不安定になりやすく、ストレスを溜めやすくなることがあります。他人からどう思われるか、というのは、完全にはコントロールできないもの …

イライラしたときの対処法

イライラするようなことがあったとき、みなさんはどう対処しているでしょうか? 怒りをそのまま出すと、雰囲気が悪くなったり、 相手を不快にさせてしまう結果を招くことを怖れて、 怒りを我慢する、ということも …

不満を感じた時の考え方

  不満、というと、ネガティブなイメージがあるかもしれませんが、不満がある、ということは、今の状況をより良くするための可能性がそこに眠っている、という見方をすることができます。例えば、不満の …

カテゴリ-心の悩み

執筆者:

おすすめ記事




イライラしてる人との接し方




雑に扱われていると感じたらーその対処法と人の心理




馬鹿にされてる気がするときの心理とその対処方法




人を試すようなことをしてしまう




体が言うことを聞かないときの心理とその対処法




責められてる気がするときの心理とその対処法




好きな人を忘れる方法




屈辱的な思いを感じたとき




一人で頑張ってしまいがちな人




人から評価されたくない




信じていた人に裏切られた時




特別な存在になりたい、という心理の扱い方




人から嫌われてるのが辛いとき




誰にもわかってもらえないという心理を癒やす方法




昔の嫌なことを思い出す心理とその対処法




地雷を踏まれてムカついた時