自分が辛さを感じていて、人に助けてもらいたいようなときに、
素直に、助けて、と言えない、ということはあるでしょうか?
小さかった頃、まだまだ両親や周囲の人たちに甘えたかったようなときに、
両親が忙しかったり、なんでも自分一人でやる、ということが強く求められるような状況が続くと、
自分の心の中の依存の部分を抑え込むあまりに、
大人になった後でも、助けて、と言えなくなってしまうことがあります。
大人に成長していくにしたがって、
自分なりのやり方を身につけていくようになり、
なんでもできるようになっていきますが、
自分一人では、解決できないような状況に直面することは色々と出てきます。
周囲の人たちの助けを借りて、乗り越えていけるといいのですが、
助けて、と言えないことで、そこで立ち止まってしまうことがあります。
心の中で、自分でやらなきゃいけない、と思い込んでいると、
それがどれだけ苦痛を伴うものでも、人に助けを求めることに
抵抗感が出てくると思います。
もし、自分でやらなきゃいけない、と思い込んでいるものの中から、
何か一つでも、自分一人でやらなくていいものを
見つけることが出来るなら、誰かに助けを求めてみて下さい。
そして、助けて、と相手に伝えて助けてもらった時に、
どんな感じがするか、自分の心の動きを自分なりに、感じてみて下さい。
抵抗感があるかもしれないですし、もしかしたら、何も感じないかもしれません。
ただ、そのときに、自分なりに、もう誰にも頼らないって決めて作り上げていた
心の中にある壁の一部が、少し崩れかけている部分を見てみて下さい。
想像してみてほしいのですが、もし、自分の周りにいる大切な人が、
自分と同じように助けを必要としていても、それを口にできないでいるとしたら、
黙っていないで、助けてって、言ってほしいって思いませんか?
助けを求める、ということは相手にとって迷惑であること、のように感じるかもしれません。
ただ、周りからすると、困っているなら、迷惑であることを気にしすぎずに、
素直に言ってほしいもの、という部分があります。
助けを求めることは、人とのつながりを求める、ということにつながります。
もし、自分の中で、助けてって言える部分が見つけられるなら、チャンスです。
素直にそれを口にすることで、自分の心の中にある壁に穴をあけてみてください。