恋愛関係の中で、相手にやってもらいたいことや、
相手からほしいもの、というのは、出てくると思います.
それと同じように、相手にとっても、自分に対して、
こうしてもらいたい、という部分がもちろんあります。
ただ、それがぶつかるときもあります。
お互いのやり方や価値観、というところで、
どちらの方が正しいか、どちらが主導権を握るか、
というところが出てくる感じになることもあります。
そのとき、お互いに愛し愛される、というより、
そこでは、相手との間に競争が生まれるような感じになります。
そこで、引きこもったり、相手との間に壁ができたり、
何か駆け引きのような部分が出てくることもあるかもしれません。
ここで大切なことは、競争があるな、ということを認めることです。
もし、競争がある、ということに気付くことができれば、
自分の中で、それを手放していくための準備ができます。
競争があるときには、自分の中で正しさの部分や、
自分が相手に勝つことに目がいっている状態になっていますが、
競争に気付くことができれば、自分が相手に勝つ、というよりも、
自分が相手に与えることができる、という部分に気付くことができます。
といっても、そこで自分が犠牲をする、というより、
相手を愛そうとする、という選択をしてみてください。
競争があるときには、自分が相手に愛されているか、
というところに目がいっている部分があるかもしれませんが、
自分が愛される、ではなく、相手を愛そうとしたときに、
自分の心がオープンになっていくことを感じることができると思います。
恋愛関係の中で、相手との間に競争がある、ということに気付いた場合、
相手に与えていく、という選択をしようとしてみてください。
それによって、相手との間にできていた壁が崩れていき、
自然に愛し愛される関係を呼び込んでいくことができる、
ということを、ぜひ、体験してもらいたい、と思っています。