恋愛関係で学べることは多いですが、
学びには、苦痛を伴うことが多いです。
一人の期間が長かった人の場合、
今までは問題にはならなかったことでも、
誰かとの恋愛関係や夫婦関係を通して、
課題が浮き彫りになってくることがあります。
これは、自分が今まで後回しにしてきたことを、
相手が見せてくれたり、自分一人なら避けてこれたことを、
相手と一緒になることで、目の当たりにしなくてはならなかったり・・・
といったことがあるためですが、そういうのに薄々気づいていて、
あえて一人を選んでいる方もいらっしゃる、かもしれませんね。
ただ、課題が浮き彫りになってきたときには、
腹をくくって向き合った方がいいです。
今まで問題にならなかったようなことでも、
その人と一緒になることで問題が出てくると、
相手のせいにしたくなりますが、本当に相手のせいかどうかは、
自分の心によく問いかけてみると、そうじゃない、ということも多々あります。
自分に対して厳しすぎる人は、相手に対しても厳しくします。
そうすると、相手から反発が返ってきます。
自分の言うことが理解できない相手のせいにしたくなるかもしれません。
ただ、それって、本当に自分がしたいことでしょうか?
その逆もあります。自分に甘いところを、相手に指摘されて、
自己防衛のために、相手に怒りをぶつける、といったことです。
相手のものの見方が間違っている、という風にしたくなるかもしれません。
ただ、自分でも前々から何か自分の中に問題があるようには思っていなかったでしょうか?
あなたのパートナーは、あなたのことを見せてくれる鏡のようなものです。
そこで、相手の意見を抑え込んだり、相手に我慢をさせるようなことをしていると、
手痛いしっぺがえしが返ってきます。
相手から直接返ってくることもありますし、別の形で帰ってくることもあります。
それは、本来学ぶべきことを相手が教えてくれているのに、
学ばなかったために、別の形であなたが学べるような出来事がやってくるからです。
だいたい、最初の方で学んだ方が、苦痛を感じることも少なくて済みます。
後回しの方がきついです。
これは私も気を付けるようにしています。
妻から言われたことを、聞き流してしまうことがちょくちょくあるのですが、
後で、自分が間違っていた、、、、なんて反省することもあります。
あと妻が無理をしているサインを拾い逃さないように気を付けています。
相手が無理をして、限界を超えてしまうと、そのケアも大変ですし、
愛する人が苦しんでいるのを見るのは、誰しもそうだと思いますが、心がとても痛いです。
罪悪感が好き、なんて言う人、あんまりいないと思っています。