時間がないと感じる

投稿日:2019年7月23日      更新日:

 

日々の生活の中で、時間が足りないって思うことはあるでしょうか?
毎日忙しいけれども、それは充実しているというより、ただ時間に追われている感じになっているとしたら、日々の生活に満足感というよりも、疲労感の方が多い感じになるかもしれません。1日24時間を十分に使い切って、よく働いたし、よく楽しんだし、最高な一日だった、なんて思えるのであれば最高ですが、時間が足りないと感じているとしたら、時間の使い方に関して、どこか上手く回っていないところがあるのかもしれません。

本当に自分が使いたいところに集中して時間を使えていて、そこで楽しさや充実感を受け取れていればいいのですが、もし、そういう感じとは少し違うのだとしたら、自分がやりたいことに意識を向けることができているか、というのをちょっと見直してみた方がよいかもしれません。

やりたいこと、というより、やるべきことの方が多くなってくると、時間が足りなくなります。やりたいことも多すぎると、手が回らなくなりますが、ここで大切になってくるのは、思い込みを手放す、ということです。手放す、というのは、やめてしまう、ということではなく、絶対にしなければならない、という思い込みを少し脇に置いて、本当にそれが自分にとって必要か見直してみる、ということです。

そこにかける時間を減らしたり、頻度を減らしてみたり、思い切ってやめてみたり、ということができるようになると、時間の使い方を変えることができるようになります。

自分の中で、絶対にここに時間を使わなければならない、という思い込みがあったとしても、可能な限り手放そうとしてみてください。

思い込みが手放せれば、例えば仕事の中で抱え込みすぎないようにできたり、上手く調整して、積まれてくる仕事を断ることができるかもしれません。頑張らなくてもいいところで、自分のこだわりで時間をかけすぎているような部分に気づくことができるのならば、そこも手放していくことで、自分の負荷を下げることができることになります。家事でも同じようなことは言えるかもしれません。

完璧にするのではなく手を抜けるところを抜いたり、自分が全部やらなければならない、ではなく、誰かに頼んだりすることで、自分の負担を軽くする工夫もできるかもしれません。

思い込みを手放して少し楽さを受け取ることができたのなら、心や体に休息を与えてあげることも大切です。休息が足りていないと、やりたいことに向かう意欲が減少してしまいます。時間が足りなくなると、ついつい休息を削りがちになりますが、やりたいことに高い意欲を向けれるようになるためには休息も大切です。それがどれだけあるとちょうど良いのかは、人によって差があるかもしれません。

思い込みを手放す代わりに、やりたいことや、心と体に休息を与えることにもっと時間を割いてもいい、という許可を自分自身に与えてあげてください。やるべきことに追われている人は、もしかしたら、その許可を自分に与えることができていないかもしれません。もしそうだとしたら、許可ができるようになった方が、やりたいことや休息に時間を使うことができるようになります。

「自分はやるべきことをやっていない」
そんな感覚が出てきて、やりたいことや休息よりも、やるべきことを優先したくなる気持ちがでてくることもあるかもしれません。

もっとXXをしなければ申し訳ない、とか、もっと忙しくなければ、自分に価値がない、とか、もっといろんなことに取り組んでいなければダメだ、とか、もっと早いペースで成長していかなければいつか取り残されていく、とか、ダメな自分をダメじゃなくすために、自分を駆り立てたくなる感覚です。

もしそんな感覚に駆り立てられるままに、ダメな自分をダメじゃなくすために使っている時間があるとしたら、一見エネルギッシュに周りからは見えるかもしれません。ただ、やりたくてやっていることではないので、自分自身の感覚としては、楽しいとか嬉しいといった感覚を受け取るというよりも、当然のことをただこなしているだけ、という感じに近くなるかもしれません。一時的にやるべきことをこなしていることによる達成感のようなものがあったとしても、そこに安息はあまりなく、ひとつ終わったら次をこなしていこうという感覚に駆り立てられ続けるだけなので、時間がない、と感じやすくなります。

ダメな自分をダメじゃなくすためのミッションをこなし続ける生活。その生活において本当に自由になる時間は、ミッションとミッションの狭間に存在する細切れ時間の中にしか見つけられないかもしれません。もし、時間がないと感じていて、息苦しさのようなものを感じるようになっていたとしたら、思い切ってこの自分にダメ出ししている思考に対して「そもそも何がダメなんだっけ?」と疑問を提示して、頭の中に構築されている、自分=ダメ、の構図を切り崩した方が良いです。思い込みを切り崩し、ミッションを手放していくことができた度合いだけ自由な時間を作れるようになり、そこにやりたいことや休息に時間を回すことができる余地が生まれていきます。

時間がないと感じるときに、心理的な側面からみておいた方がよさそうなところを私なりに書いてみました。余裕がないときは、なかなかこういったことに意識を向けることも難しくなるかもしれませんが、そういうときほど、自分がどこか無理をしていないか、振り返ってみるということが大切なものかもしれません。

ここに書いたことで、何かしらお役に立つことがあれば、幸いです。

 

関連記事

依存的な人を遠ざけたくなる感情

    人から依存されているように感じたときに、それが重たく感じられたり、嫌悪感を感じたりしたようなことはあるでしょうか? 依存される側がネガティブな感情を感じるケースとしては、例えば、こんなものがあ …

馬鹿にされてる気がするときの心理とその対処方法

馬鹿にされてる気がするとき、心理状態としては自分が誰かを馬鹿にしているのが別の形で返ってきている、もしくは、心の中で自分自身の尊厳に自分で傷をつけている部分を他の人からつつかれている、という2つの可能 …

自分の魅力が感じられないとき

自分に魅力がない、と思えるということは、自分の魅力に気づいてない、ということ。自分の魅力の部分を意識的に見ることで「心の筋肉」のようなものをトレーニングするか、自己否定が強いのならその部分を手放すこと …

完璧主義に疲れた時

完璧にいつものペースでできていないと気が済まなかったり、自分でこうしなきゃと決めていることができなかった時に自分を許すことが出来ず責めてしまう、など、完璧主義のような部分が心の中にあると、ときとして自 …

板挟み、ダメ、絶対

タイトルはなんとなく勢いでつけたので深い意味はないのですが、今回は、板挟み、をテーマに書いていきます。 職場の中や家庭の中で意見が対立して、自分が板挟みにあっている感じがしたことはあるでしょうか? あ …

カテゴリ-心の悩み

執筆者:

おすすめ記事




イライラしてる人との接し方




雑に扱われていると感じたらーその対処法と人の心理




馬鹿にされてる気がするときの心理とその対処方法




人を試すようなことをしてしまう




体が言うことを聞かないときの心理とその対処法




責められてる気がするときの心理とその対処法




好きな人を忘れる方法




屈辱的な思いを感じたとき




一人で頑張ってしまいがちな人




人から評価されたくない




信じていた人に裏切られた時




特別な存在になりたい、という心理の扱い方




人から嫌われてるのが辛いとき




どうせ誰にもわかってもらえないという心理を癒やす方法




昔の嫌なことを思い出す心理とその対処法




地雷を踏まれてムカついた時