身近にいる相手に対して怒りを感じているときに、
なんで怒りを感じているのかが、
相手に伝わっていないことがあります。
言わなくても分かってほしい、とか、
わからないのであれば、相手に問題がある、
という風に扱うこともできます。
ただ、もし、これが自分にとっての恋人だったり、
家族だったりした場合は、
言ってあげたほうが相手の成長になります。
自分が不機嫌であることを察して、
行動を直す、という成長を期待したいかもしれませんが、
その場合も、最初は言ってあげて、理解してもらう、というところがスタートになります。
学習してからでないと、言わなくてもわかる、
というところには到達できないからです。
ただ、伝えたとしても、いろいろと理屈を言ったり、
聞き流されてしまうこともあるかもしれません。
相手にとって、いつもの行動パターンや、いつもの振る舞い、
というのを変える、ということには抵抗感があるので、
ちょっと言っただけでは、なかなか耳を傾けてくれない、
というタイプはいます。
その場合、相手の中で、大したことないこと、と勘違いしているんですね。
怒っている、ということ、困っているということ、を伝えて、
行動を変えるよう、頼んでみてください。
わかってほしい、ではなく、
相手はわかっていないから同じことを繰り返しているので、
(わざとやっている相手は、また別問題ですが)
これだけ言ったら察してくれるよね、という言い方ではなく、
察する必要のないくらい、ストレートに伝えてください。
どちらかというと、無神経、にぶい、細かいことを気にしない、
というような感じの相手ほど、
このコミュニケーションは大切です。
めんどくさいかもしれませんし、
なんでわざわざここまでいわなきゃいけないの、と思うかもしれませんが、
ちょっとトライして、ストレートに伝える、頼む、ということをやってみてください。
一度、理解したことを、言わなくても察してくれるようになると、
自分が今まで内に抱えていた負担を、少し軽くすることができるようになりますよ。