自分の彼氏や彼女、旦那さんや奥さんなどと
心理的な距離が近づいてきて、いろんな出来事を共有していくうちに、
今まで知らなかった一面が見えてくることがあります。
その中でも、相手がものすごい剣幕で怒りをぶつけてきて、
こっちに圧をかけてくるような態度、をとられてびっくりする、
という経験をすることもあります。
ここでびっくりして相手のことを怖れたり、
防衛的な態度を取る、ということはあんまりお勧めできません。
なぜなら、こういうとき、相手が求めているものは、
あなたの愛、だからです。
といっても、相手はそれを否定するかもしれません。
ただ、その時にはものすごく感じにくいですが・・・・・、
その怒り狂っている相手の感情の部分の本音は「私を助けて」です。
相手は、こんな私でも丸ごと受け止めてほしいって思っています。
ただ、愛そうとしてみてください。
相手の話を聞き、相手の気持ちを理解し、
相手の気持ちを受け止め、自分なりに目の前の人を愛する、
ということに、全力を注いでください。
自分が相手に言葉でどんな攻撃を受けているか、
というのは一切気にしないでください。
それよりも相手の、「助けて」、というメッセージと、
傷ついているハートに意識を全て集中してください。
全力でぶつかって、愛そうとしてください。
自分の持っているありとあらゆるものを使うつもりで、
その状況に集中してください。
プライドは捨ててください。相手を愛するのに不要です。
いつもの価値観もちょっと脇に置きましょう。相手を愛することが最優先です。
こういった相手を愛するうえで邪魔になりそうなものは手放して、
相手を愛することに、意識を集中してください。
いくら愛そうとしても、相手が愛情を否定してくる言葉を
なげつけてくるかもしれませんが、
そういうのは、ただのゆさぶりです。一切無視しましょう。
ただ一点、相手の「助けて」に意識を集中してください。
そのうち、相手が殻に閉じこもりだすかもしれませんが、
それでも、愛することを止めないでください。
愛そうとし続けている限り、あなたは傷つきません。
これはやってみるとわかりますが、
相手の「助けて」に意識を集中して、愛そうとしている間、
相手に何を言われても気にしない、っていう態度を取り続けている限り、
結果的に、あなたは傷つかないです。
ただ、犠牲はしたり、自分を卑下するのは絶対にNGです。
自分を下げて、相手を上げる、というのが愛する行為につながる、
という感覚は手放してください。
そして、2人が心でつながれるように、必死になって下さい。
これは、やってみたらわかりますが、意外にわりと楽しいです。
まあ、ちょっと疲れますけど・・・。いや、かなり疲れるかもしれないですけど・・・・。
大切なことは、つながる、ということです。