やらなきゃいけないことがあるのに、めんどくさくて、
なかなか手を付けれらない、といったことはあるでしょうか?
例えば、どこかの掃除や食器の後片付け、その他もろもろの家事、
気が進まないメールや電話連絡、家に持ち帰った仕事、などなど、
やりたいことではなかったとしても、やるべきだと思っているようなものは、
めんどくさい、って感じやすいかもしれません。
やらなくてもよさそうなこと、手を抜いてもいいと思えることは、
ばっさりと、やらない!、と決めるもの、アリ、だと思います。
ただ、その中でも、自分のためにやった方がいいはずなのに、
何か心にひっかかりのようなものがあって、なかなかできない、
という場合があります。
めんどくさい、って感じている部分の方をなんとかしたい、
って自分でも思っているとしたら・・・・・、
ちょっと、少し自分の心の中を見てみてください。
本当は、自分でも、めんどくさがらずにできるようになりたい、
って思っている、としたら、こう考えてみてください。
もし、これをやらない方が、自分にメリットがあるとしたら、
どんなことだろうって。
これには、何かから自分の身を守ることができる、というケースもあります。
思いつくものを、色々と出してみてください。
やらない方にメリットがあるなら、やりたくないと思えるのは、
自然、とも言えます。
ただ、ここで、めんどくさいって感じることの裏側に、
自分でそれができないようにブロックしている感情があるのに
気付くことができるでしょうか?
自分の中に、やった方がいい、と思っている部分と、
やらない方がいい、と持っている部分の両方があって、
そこに葛藤があると、それだけで心が疲れてしまいます。
めんどくさいって感じているけど、やらなきゃいけない、
でも動けない、っていう感じになっていたとしたら、
何もしなくても、疲れます。
まず、自分の心の中で、めんどくさいを手放して、
行動する、ということを選択してください。
実際に行動はまだしなくていいです。ただ、心の中で選択するだけです。
そして、選択が出来たら、自分の心の中にある、やらない方がいい、
と思っている部分と、心の中で対話をしてみてください。
その相手のことを批判するのではなく、封じ込めるのではなく、
相手の言い分を聞いてあげてください。
そして、その相手に、自分がやろうと思っている理由を伝えてみてください。
どんな風に相手に伝えたら、わかってもらえるか、というのは、
自分で良くわかるはずです。なぜなら、相手もまた自分自身だからです。
対話して、相手が自分のことを受け入れてくれたときに、
この2つの部分が自分の中で統合されます。
葛藤から抜け出して、自分の心の中でしていた選択にしたがって、
行動ができるようになります。
めんどくさいを手放したいとき、試しに、自分の心の中にある、
もう一人の自分と対話をしてみてください。
心の中が統合されたときに、スムーズに行動に移ることが出来る、
ということが体験できます。