カチンときたときに、条件反射的に怒りを相手にぶつけるのが
癖になっている人はいるでしょうか?
良くないとは思いつつも、どうしても抑えられない・・・・・、
そんな方もおられると思います。
その反対に、怒りを我慢する癖がついている方もおられます。
これはこれで、怒りを心の中に抑圧された形で
ため込んでしまうことになります。
周りの人たち、例えば、彼に対してや、家族に対して、
ついつい言い過ぎてしまったり、逆に怒りをため込みすぎてしまったり、
しているような部分はないでしょうか?
怒りは、何かの感情を抑えようとしたときに出てくる感情です。
別の言い方をすると、自分の身が傷つかないように、
守ろうとするときに、感じやすい感情です。
例えば、何か大切にされていないように感じたり、
自分がちっぽけに感じたり、淋しさを感じていたり、
自分が悪者のように思えて、なんだか申し訳なさを感じそうになったときなどに、
そこから身を守るために、怒りが出てきます。
どんなときに、怒りを感じやすいでしょうか?
そこを掘り下げていくと、自分自身が感じていた怒りのルーツが見えてきます。
ルーツがわかると、本当は相手を攻撃したかったのではなく、
その弱い部分に対してのケアがほしかった、ということに気付くことが出来ます。
そして、もし、準備が出来たら、怒りを手放そうって選択をしてみてください。
心の中で、その怒りをイメージしてから、
その怒りを手放す、ということを心の中で宣言した後、
目の前にある怒りから、自分が離れていくイメージをしてみてください。
怒りが手放せるようになると、次にまた同じような
怒りを感じるそうな状況がやってきたときに、
どう反応するかを自分で選択できて、状況に応じて、怒りを抑えたり、
自分が感じている怒りについて相手にコミュニケーションできたりするようになります。
それをぜひ体験してみてください。