感情を感じられないとき

投稿日:2012年5月28日      更新日:

何も感情が感じられないようなときに、
心の中をよく見てみると、そこには痛みがあって、
そこに触れたくないようなときに、
何も感じないようにしてしまっている、ということがあります。

このときに、何も感じたくない、という気持ちがあるのとは、
矛盾するのですが、感情が感じられないために、
何か感情を強く感じるような出来事を起こしたくなる、
という心の動きが生まれることがあります。

感情を感じられない分だけ、
感情を感じられるようなストーリーを望むような部分です。

この部分があると、何かとても大変な苦労を選ぶ、とか、
悲劇的な出来事の中に入っていく、とか、
何かドラマのようなものを選択していくような感じになります。

ここで求められることは、そのストーリーを乗り切る、
というよりも、自分の心の中で起こっている、
感情を感じないようにブロックしている部分を取り除く、
ということです。

自分がその痛みの部分を避けてきた度合いだけ、
ここに向かい合うのには、とても大きな抵抗が生まれるかもしれません。
抵抗が生まれることから、もっと無感覚になったり、
それはもう自分にとってはどうでもいいことだ、という風に扱いたくなったりします。

ただ、そのストーリーは、自分が感情を感じるために
自分が呼び込んだものだとしたら、
大切なことは、その感情を感じる、という部分です。

感情を受け入れることで、もっと自然なエネルギーの流れを
体と心に感じることができます。
抵抗を手放して、進んで、その痛みに部分に中に入っていってみてください。

もし、心の中で感情を感じられない代わりに、
現実の中に、ドラマのような部分を引き寄せてしまっているところがあって、
そこで大変な想いや、疲れ切ってしまっているような部分がある場合は、
自分の中で、封印してしまっているような感情がないか、見てみてください。

そこで、ありのままを受け入れることができたときに、
ドラマを手放すことができる、ということを、
ぜひ、体験してもらいたい、と思っています。

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カテゴリ-心の悩み

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