恋愛で、苦しい想いや、傷を体験した時、
それを封印したくなったり、もうその感情を感じたくない、
というところから、感情の部分を心のなかで
切ってしまうことがあります。
ただ、そういった感情は、抵抗すればするほど長引きます。
封印することで、一時的に感情が切れるかもしれませんが、
心の中でくすぶっている感じなので、
それは、癒されていない傷、という感じで残ってしまいます。
進んで感情を感じていくとわかるのですが、
その感情はずっと永遠に続くわけではないです。
抵抗せずに感情を感じていくことで、
自然とその火種は燃やし尽くされて、
心が癒しに向かっていくことに、気付くことができます。
胸が張り裂けるような想いをしたときに、
一時的に、その感情を封印することはあると思います。
ただ、それを封印したままにすると、
その感情に入っていくことを怖れるために、
一歩踏み出せなくなったり、
過剰に防衛的になってしまったりします。
怖れずにその感情の中に入っていくと、
怖れていたよりも、ずっと楽にその感情の中に
入っていけることがわかります。
感情の中に入っていくと、その感情につながっている
別の感情がどんどんと出てくる感じになります。
涙がでてくることがあるかもしれませんが、大丈夫です。
怖れずに、そのつながっている感情を感じきってみてください。
そうすろと、心の中に落ち着いた感じや、
安らぐような感じが訪れるのがわかると思います。
もし、過去に封印してしまって、まだくすぶっているような
傷の部分がある場合は、感情を感じることを怖れずに、
感じきることでそこを抜けていく、
という部分にチャレンジしてみてください。
怖れていたよりも、感情を感じることで楽になれる、
ということを、ぜひ体験してもらいたい、と思っています。