意見の相違があって対立がある状況で、
解決策はいろいろあると思いますが、
もっとも価値があり、素晴らしいのは、
その2つの意見を超える、第3案を創造することです。
対立がある、ということは、
2人に違いがあり、1人で考えるよりも
もっと素晴らしいものができる可能性を秘めている、
ということになります。
もっと素晴らしい案にたどり着くためには、
ただ、解決するというだけではなく、
より高い共通の目的が必要になります。
その高い共通の目的に照らし合わせて考えたとき、
今出ているお互いの案のどちらかを選択するだけでは
どちらかが妥協する、という選択だけになってしまします。
2人が対立するのではなく、
2人の相違点を生かして、
もっと素晴らしいものを創造する、
ということに一緒に取り組む、という姿勢です。
これができたときに、相乗効果を発揮することができます。
この選択肢はいつも取れる選択肢ではないかもしれません。
時間がなくて早急に答えをださなければならない場合には、
どちらかを妥協で選択する、ということもあると思います。
ただ、この相乗効果を発揮する、という選択ができると、
対立のあったところに、より素晴らしいものを生み出す、
ということができるようになります。
そうなると、対立は、やっかいな問題、というより、
より素晴らしいものを生み出すチャンス、といえます。
こういうチャンスはぜひ生かしていきたいですね。