自分のことをあまり好きじゃなくて、自分で自分のことをあまり認めるようなことがない、という方はおられるでしょうか?
若い頃はそうだった、という方もおられれば、大人になって結婚して子供ができても、まだまだそういう感覚を引きずっている、という方もおられるかもしれません。
自分のことを認めることができないとき、承認欲求のようなものが非常に強くなったり、誰かに愛されたい、という想いが非常に強くなることがあります。それで苦しさを感じるようなこともあるかもしれません。
自分で自分のことを認められない時、何か人よりも上手くできることがあったとしても、人から褒められるようなことがあっても、誰かから愛されるようなことがあったとしても、嬉しくなることもなければ、何も感じることもなく、ただ、それらのことを良い意味では受け取ることができなくて、結局、自分で自分のことが認められない、という感じになることもあるかもしれません。
みなさんはどうでしょうか?
例えば、自分で自分のことを褒めたり、自分で自分のことを認めるということに抵抗感はあるでしょうか?
自分を褒めても意味がない、とか、自分を認めるというのもなんだかピンとこない、という感じがあるとしたら、そこに抵抗感のようなものがあるかもしれません。
自分を肯定するということ。人から肯定された時にそれを受け取るということ。これらに抵抗感があるのであれば、どちらかというと、自分自身を否定的に扱う方がしっくりくるような感じがあるかもしれません。そういった方の中には、自分自身のことをネガティブに扱うのが癖のようになっている方もおられます。抵抗は手放して、自分のことを褒めたり認めたりすることができた方が良いです。ただ、それが簡単にできるものなら苦労はしない、なんて言いたくなる方もおられるかもしれませんね。
自分で自分のことを認める、とか、自分のことを好きでいる、というのは、言いかえるのならば、自分を愛する、ということ。といっても大げさなことをする必要はなく、自分自身を楽しませることや、自分自身が喜びを感じるような選択を重ねて行くことで、自分自身を大切にして、自己愛を育てて行くこと。
自分自身に対してネガティブな評価をしていることに気づいたなら、それよりももっと自分自身を喜ばせてあげることができる思考を選択すること。無理に自分自身にポジティブな見方をするのが難しければ、今の自分自身でも許容できる思考に意識をスライドさせてみること。犠牲的な振る舞いや、周囲に気を使いすぎることで、自分の心に負担がかかっていることに気づいたのならば、その負担を軽くする許可を自分に与えてあげるということ。ありのままの自分自身でいることに、なにより自分自身が許可をしてあげるということ。自分自身を大切にするための選択をする、といったことを、今よりももっと、自分自身に取り入れてみてください。
こういったことが、何かまるで自分自身を甘えさせているだけのような気がするのなら、自分自身に甘えを許したくない気持ちにさせているその厳しさのようなものが、自己愛を育てて行くことの障害になっていないかを考えてみてください。もし、自己愛を育てて行くために、厳しさを手放すことに許可ができるのならば、一度手放すことを選択してみてください。手放してみて、やはり具合が悪かったのならば、また元どおりの考え方にもどしてみる、というのでも良いと思います。
他者との関わりに関しては、相手に合わせる部分が大きくて、絡みがあると辛さを感じるような人との関係性の優先度は下げて、ありのままの自分でいてもお互いに楽に付き合えて、そのままの自分でお互いを大切にできるような人との関係性を優先的に育てて行く、というのが、自己愛を育てて行くことに繋がるのではないかな、と思っています。
頑張って相手に認めてもらう、のではなく、頑張らないありのままの自然な自分自身でいられる人との関係性を通して、自然に自分から相手に愛情を与えていき、相手からも愛情を受け取って行くこと。そのやりとりを通して、自己否定や自信のなさを乗り越えて、自分自身のことを認めて、好きになって行くというのが良いのではないかな、なんて思っています。
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自分自身により良い変化を呼び込みたい時というのは、なるべく気軽な感じて、一度、一旦、手放して新しいものを取り入れてみて、よかったら採用、いまいちなら元に戻す、というのがおすすめです。人から聞いたり、こういう記事をみてちょっと興味がもてたものについては、そういうのを気軽に取り入れたり、あるいはやめたりするというのを繰り返して行くことで、少しずつより良い自分を受け取ることができるのではないかな、なんて個人的には思っています。ちょっとやってみて、これはすごくいい!、と感じるものであれば、関連することをじっくりと学んだり、集中的に気合いをいれて取り組む、といった本格的なコミットするのもありです。ただ、最初はちょっとやってみる、という気軽な感じで取り組んで行くのがよいと思います。そのためのヒントとなる情報は、今や世に溢れているものなのかも。
ここに書いたことで、何かしらお役に立つところがあるのなら、幸いです。