イライラしたときの対処法

投稿日:2016年7月21日      更新日:

イライラするようなことがあったとき、みなさんはどう対処しているでしょうか?

怒りをそのまま出すと、雰囲気が悪くなったり、
相手を不快にさせてしまう結果を招くことを怖れて、
怒りを我慢する、ということも多いと思いますし、
その反対に、怒りを感じると、すぐ表現して、ためない、という方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、ここでもし、イライラすることを良くないことだ、とみなすようなところがあると、
イライラしている自分を否定したくなる気持ちが出てきます。

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・恋人との間で感じるイライラ

Iさんは、朝早くから、彼(Yさん)との国内旅行に出かけました。
長期の旅行ということもあり、Iさんはとても楽しみにしていました。
少し荷物は多めだったのですが、彼女は自分の荷物もある程度

彼が持ってくれるもの、と思ってあまり気にしていませんでした。

待ち合わせ場所に彼が現れて、さあ、出発、というときに、彼女は少しひっかかることがでてきます。

彼がIさんの荷物を持つのを手伝うそぶりをみせなかったからです。

彼は自分の荷物を持ってはいるものの、彼女が重たい荷物を持っているのであれば、
自分の分だけではなく、それにプラスαで、彼がその彼女の荷物を持つのを手伝おうとするのが当たり前、と、
Iさんは思っていました。
ただ、彼がそういった素振りを見せないので、Iさんからすると、ちょっと思うところが出てきました。

Iさん 「Y? あのさ~。荷物をもってあげよう、とかないの?」

彼(Yさん)「ん?ああ・・・」

彼は、ちょっとだけ、けだるげに、Iさんの分の荷物を持とうと手を伸ばしました。
朝が苦手なせいか、彼はまだちゃんと目が覚めていないようです。

ところが、その態度を見て、Iさんは彼がめんどくさがっているように思えて、
ちょっとカチンときました。

Iさん 「いいよ。別に。」

彼が荷物を取れないように、Iさんは彼の手を逃れます。

彼 「え? いや、持つって。」

Iさん 「いいって!」

彼 「・・・・」

Iさん 「彼女の荷物をもってあげようって、思うのが普通なんじゃないの?」

彼 「いや、だから持つって。」

Iさん 「めんどくさいんだったらいいよ。」

彼 「めんどくさいとか言ってない。」

Iさん 「もういいって。」

彼 「・・・・」

この後、イライラを抱えたような感じの雰囲気をしばらく引きずることになり、
お互いにしばらく無言で行動することになります。

Iさんも、彼のことを心の中で責めながらも、
本当は楽しい旅行にしたかったのに、
ちょっとしたことでイライラしてしまっている自分自身を
否定したいような気持ちになりました。

自分自身を否定すればするほど、彼を責める気持ちが余計に出てきて、
なかなか彼の前で笑顔になれませんでした。

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・職場で感じるイライラ

Nさんは、最近部署の異動があり、まだ、新しい環境での作業に慣れてるとはいえない状態でした。
スロースターター、と前の上司には言われたことがあり、
仕事が出来ないわけではないのですが、何か新しいことをするのは苦手なところがあります。

そんなNさんですが、仕事でわからないことがでてきました。
今度の上司(Kさん)は、口うるさいところがあり、少し苦手意識をNさんは持っています。
ただ、Kさんに聞かないとわからないようなことなので、Nさんは質問することにしました。

なんとなく気は進みませんが、重たい腰を上げて、質問するために必要な資料を印刷して、
Kさんの席までNさんは出向きました。

Nさん 「すいません、Kさん。××××についてわからないことが出てきたので、
教えてもらいたいことがあるんですけど、ちょっと今いいですか?」

Kさん 「はい、何ですか?」

Nさん 「この資料なんですけど、ここに書いてあるグラフがわからなくて。
私がとったデータと色々と一致しないところがでてきたので、
見てもらいたいんですけど。」

Kさん 「グラフの何がわからないですか?」

Nさん 「資料に書いてある説明はわかったつもりなんですけど、
実際に私がとったデータと違うので、何か間違っているのかなって。」

Kさん 「じゃあ、理解できていないんじゃないですか?
最初に説明しましたよね。渡した資料については。」

Nさん 「・・・・」

Kさん 「後で見ますから、Nさんがとったデータをメールで送ってください。
そこがわからないと、作業の手が止まりますか?
待ってる間、他にできることはないですか?」

Nさん 「いえ、解析できていないものが他にありますので、そちらを進めておきます。」

Kさん 「それで、この作業は予定通り、期限までに終わりそうなんですか?」

Nさん 「今のところ終わりそうなんですけど、そのわからないところでちょっとひっかかっていて、
期日に対してぎりぎりになってきています。それで質問に来た、というのもあるんですけど。」

Kさん 「そういうことは、最初に言ってもらえますか?
会議があるので、しばらく席を外しますが、なるべく早く返信しますので、
Nさんは席に戻ったらすぐに私宛にメールを送ってください。
私からの回答も待っているんじゃなくて、
それ以外にも、先に進めれるところは進めておいてくださいね。」

Nさん 「はい、わかりました。」

とぼとぼとNさんは自分の席に戻りながら、
なんだかイライラした気分を持ち帰ることになりました。

Nさん 「(Nさんの心の声) あの人、何かひと言多いんだよな・・・・。」

こういったやり取りは今回が初めてではなく、
Nさんは、Kさんから仕事ができないように思われているような気がしてきています。
というのも、Nさん以外の人とやりとりするときは、
Kさんの態度がもう少し柔らかいからです。

Nさんは今新しい部署で、スロースターター、である自覚が少しあり、
わからないことも多く、周りから求められている水準に応えられていないことについて、
少し気が引けるところがありました。

ただ、Kさんと話すと、そこがすごく刺激されて、とても嫌な気分になり、
イライラが止まらなくなります。

職場でそのイライラを出したくなくて、Nさんはそのイライラを自分の心に抑え込んでいました。
また、自分がそれでイライラするのも何かおかしい、とNさん自身が思っていました。
イライラしている自分自身を否定しながら、それでも、Kさんと話すとイライラが止まらなくなり、
後で仕事の手が止まってしまうことも、しばしばありました。

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イライラしている自分自身を否定する気持ちが出てくると、
怒りを解消していくのが難しくなります。
自分自身を否定してイライラを心の奥に封印しようとしても、
いつかは爆発してしまいます。

まずは、イライラしている自分を受け入れること、というのが、
イライラに対処するために大切になってきます。

自分自身を否定したい気持ちがあるときは、
この受け入れる、というのが難しいかもしれません。

ただ、イライラしている自分を受け入れようとしたとき、
自分自身がイライラしている部分から目を背けるのではなく、
そことじっくりと向き合うことが出来るようになります。

そこで、怒りを解消させたり、怒りの感情の裏側にある感情とも
向き合えることができるようになり、
イライラを抱えている状態から一歩先に進むことが出来るようになります。

 

◎怒りの対処

怒りを感じたときに、それを発散させたり、軽減する方法をいくつか自分の中に持っていると、
怒りを感じたときにより楽にそこを抜けやすくなります。

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・怒るか、それとも、怒らないかを自分の中で意識的に選択する。

怒ってもいいし、怒らなくてもいい、という自由に選択できる状態を自分の中で持っていると、
怒りを感じているときでも、心の中に余裕を生みだすことができます。
※「怒るか、怒らないかを選択する」のところで詳しく書いていきます。

・自分の内面を整理する。

怒りを感じている内容を誰かに話して聞いてもらう、という方法です。
自分の内側に怒りがある状態から、それを何かしらの形で外に出す、
ということで、自分の気持ちを整理することが出来ます。

・怒りのエネルギーを発散させる。

運動をしたり、大声で歌ったり、スポーツ観戦で声を出して応援するといったことで、
エネルギーを発散させることができます。
旅行するなど、自分の好きなことをする、というのも効果的です。

・相手と距離を取る。

相性が良くない人と接していると、イライラを感じやすいことがありますが、
そういう相手とは無理に連絡を取らないようにする、というやり方があります。

恋人や夫婦や家族など、特に距離が近い間柄の相手とは、
なんでも言い合える分、ぶつかり易くなる、ということがありますが、
そういうときには、相手を放っておいたり、放っといてもらうように間を取ったりすることで、
怒りを感じやすい状況から少し離れて、自分の気持ちをクールダウンさせることができます。

・気持ちを切り替える。

部屋の片付けをしたり、寝てしまう、ということで、
怒りを感じている状況から気持ちを切り替える、ということができます。

部屋の片づけをして、部屋がすっきりすると、少し気持ちの持ちようが変わることがあります。
また、寝て起きたら、昨日まですごくイライラしていたことについて、
冷静に状況を考えることもできるようになります。

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怒りに対処する方法をいくつかもっていて、状況に応じて使い分けることが出来れば良いですが、
怒りを感じるということで何か状況が行き詰っていたり、
それでなにか辛い状況になっているのだとしたら、
ただ、その時に感じた怒りの感情の対処をする、というだけではなく、
自分の内面を深く見つめていく、ということに取り組んだ方が良いことがあります。

それを通して、自分の心の中に癒しをもたらしたり、
思い切って、自分の心の中に根付いているものの見方を変えることで、
行動や習慣も変えてしまったり、ということができるようになると、
怒りに対処する、という以上の恩恵を受け取ることができます。
※このあたりは、「怒りは感情の蓋」以降のところで、詳しく書いていきます。

◎怒るか、怒らないかを選択する

怒りを感じたときは、条件反射的に怒ったり、怒りを心の中に抑え込んだりするのではなく、
怒るか、それとも、怒らないか、を自分の中で意識的に選択するということができます。

自分の中にその選択肢がある、という余裕がある中で、怒ることを選択する場合は、
相手にただ怒りをぶつけるのではなく、
その怒りを感情表現としてどう表していくのがいいのか、といったことや、
どういう風に言えば相手に伝わるのか、といったことを考える余裕ができます。

対人関係の中で、何か不快感を感じるようなことがあった場合には、
それをコミュニケーションしていく、ということはとても大切なことです。
やられて嫌だったことは、嫌だって表現しないと、相手にはわからないことがありますし、
また、相手がわかってやっているケースだったとしても、
その感情表現をすることで、相手に何かしら対応を求めていくことができます。

ただ、その場合、相手を批判したり、攻撃したりする、ということを目的にするのではなく、
自分が感じた不快感を相手に伝える、ということに集中した方が良いです。
あなたの××××なところがダメだ、といった相手を攻撃するメッセージではなく、
私は××××と感じた、といった自分が感じている感情を伝えるメッセージ、が好ましいです。
この場合、どう表現していくか、ということが重要です。

怒らない、という選択をする場合も、条件反射的に怒りを封印した場合と比べて、
結果が変わってくる部分があります。
条件反射的に怒りを自分の中に抑え込んで封印した場合は、自分で自分のことを、被害者、のように感じますが、
怒ってもいいのだけれども、あえて怒らなかった、という、主体的に怒らないことを選択した場合は、
自分の中にある、成熟さ、を感じることが出来ます。

怒りをコミュニケーションすることも大切ですが、
あんまり細かいことをあれやこれやと言っていてもきりがないですし、
相手にそれを聞き入れる余裕がなかったりするときには、
自分の想いを伝えようとしても、もめて余計に腹が立つだけ、ということがあります。

ただ、怒りを感じるような状況というのは、その状況の中で、
何かしら改善した方がよいことがある、ということだと思います。
怒りを封印してひたすら耐えるという場合は、耐えるだけでいっぱいいっぱいになってしまいますが、
成熟さをもって、怒らないことを選択した場合は、怒らないのはいいとして、
この状況を変えるために、自分がどうしていくのがいいか、ということを考える余裕が生まれます。
たとえば、あくまで一例ですが、自分の中の意識として、この今のタイミングでは何も言わないけれども、
××××のタイミングで、別の形で×××××を伝えよう、といった、
怒りを表現する以外のやり方で、状況をより良くしていく方法を考えていく、、、、なんてことができます。

ただ、いつも同じようなことで腹が立つことがあって、怒りに対処していてもきりがなかったり、
怒りによって、どうしようもなく辛い気持ちになっているときなどには、
この怒りの部分だけを見るのではなく、怒りの下にある感情に気付く、という部分が大切になってきます。

◎怒りは感情の蓋

怒りを感じているとき、その怒りの感情の裏には別の感情が隠れています。
その裏に隠れている感情が怒りの感情で蓋をされることにより、
一時的に違う方向に、意識が向けられることになります。
そのため、怒りを感じている本当の理由に、私たち自身も気付かない、ということもあります。

先ほどのIさんの例で行くと、Iさんがイライラしたきっかけとして、
彼がIさんの荷物を持つのを手伝おうとしなかった、というのがありました。
Iさんの怒りの感情の裏側にはどんな感情があったのか、
ちょっと想像してもらってもいいでしょうか?

もしかしたら、彼からほっとかれている感じ、がしていたのかもしれません。
理解してもらえてない、という感じがしたのかもしれません。
大切にされていない感じ、がしていたのかもしれません。
Iさんにとっては、何も言わなくても、すっと荷物を持つのを自然に手伝ってくれる彼がいるイメージがあったのが、
そのイメージを壊されてしまった感じがしたのかもしれません。
ある意味では、愛されていない、という感じがしたのかもしれません。
何か寂しかったのかもしれません。

イライラしているIさんの表の顔の裏側に、
なんだか、ちょっと傷ついた感じのIさんがいるのはイメージできますでしょうか?

Nさんの例では、職場でのやり取りの中で、
Kさんから言われていることに対して、ひと言多い、とか、
Kさんの態度に関して、イライラを感じている部分がありましたが、
ここで、Nさんの感じている怒りの裏側には、どんな感情がありそうでしょうか?

本当はもっと職場に業務で貢献していきたいのに、それができていない現状に対して、
何か力不足を感じているのかもしれません。
役に立っていない感じがしているのかもしれません。
居場所がない感じがしているのかもしれません。
何か劣等感を感じているのかもしれません。
助けてもらいたいのかもしれません。
職場で力が発揮できていないことについて、申し訳ないような感覚を感じているのかもしれません。

イライラを抱えているNさんの裏側に、
弱さを抱えている感じのNさんがいるのはイメージできますでしょうか?

どちらのケースも、Iさん、もしくは、Nさん本人にとって、
何かしら痛みの部分があって、それに対しての防衛として怒りの感情がでてきている、
という構造になっています。

根っこにある痛み自体は、ある意味ではとても素直な感情です。
それは弱さ、の部分であり、ちょっとデリケートなところ、といえるかもしれないところです。
ただ、本人にとっては、そこを扱うのはあまりにも痛いので、
そこから視点を変えて、自分は間違っていない、自分は正しい、××××が間違っている、
といったような思考による正当化や理由づけを行うことで、
痛みの部分から、怒りの感情に意識をスライドさせる、ということが起こったりします。

こういった怒りの感情は、この心の動きの結果から出てくる表面的な部分です。

怒りを解消させたいとき、自分自身が感じている怒りの裏側に
どんな痛みがあるか、自分が気付くということが求められてくることがあります。

痛みの部分を扱うのが怖いほど、その部分は自分で封印しがちになります。
自分の中にそういう弱さや痛みがある、ということを認めたくなかったり、見たくなかったりするあまりに、
そういったものよりも、××××が間違っている、という問題の方にこだわりたくなります。
その弱さや痛みを見ることに対して抵抗感が強い場合は、
そんなものはない、と言いたくなりますし、例え考えたとしてもわからない、
という感じになり易くなります。
そういう場合は、考えるよりも、直感で思いついたことをどんどん出してみる、というやり方が効果的です。

時間をかけて考えようとすると、その考えている間に、痛みを避けようとする思考が無意識のうちに出てきて、
邪魔をされるような感じになることもありますが、
直観を使うとそういう抵抗が出る前に、アイデアを取り出すことができます。

 

◎怒りの下にある感情を感じるイメージワーク

怒りを感じたとき、その怒りの下にある感情を感じて、
心の中の痛みのあるところに癒しをもたらすことができると、
ただ、怒りに対処する、という以上の恩恵を受け取ることが出来ます。

心の中に抱えている痛みがあることから、また別のことで怒りを感じる出来事を体験することになったり、
親しい人との間で問題が起こったりすることがありますが、
そこに癒しをもたらすことで、親しい人との関係性をより良いものに変えていくことができたり、
自分自身の気持ちがとても楽になったり、といったことが起こっていきます。

その癒しのために求められてくることは、
自分の中にある痛みに気付く、ということと、
それを手放して新しいものを受け取る、ということです。

そのためのイメージワークを以下に書きましたので、
トライしてみたい、という方は、ぜひ、やってみてください。

①過去の出来事を振り返る
イメージワークをする前に、その準備として、自分の心の中にある過去の出来事を振り返り、
自分の痛みに関連したものを3つ出して、
イメージワークをするときのためにメモ書きしておく、ということをやっていきます。

※②の中に、メモをイメージワークの中でどんな風に使うのか書いていますので、
それも参考にしながらやってみてください。

まず、怒りの下にどんな感情があるか、自分の中を探ってみてください。
例えば、わかってもらいたい、とか、助けてもらいたい、とか、大切にしてもらいたい、
といった、自分の心の中にある、ある意味では弱さとも言えるような部分です。

どんな感情があるのか、わかりにくい場合は、直感を使ってみてください。
感情の部分についてわかりにくい場合は、自分の中のその部分を見たくない、
という抵抗感が出ているときですが、直観を使うと、その抵抗感があるときでも、
自分の心の中で起こっていることに気付くことが出来ます。

怒りの下に、どんな感情があるのかについて、直観で思いついたことを、出してみてください。
直観で気付いたことの中に、自分にとって耳が痛くなるような、抵抗したくなるような部分がでてきたら、
それが、怒りの下にある感情の部分です。

その感情に気付くことが出来たら、それを何かにメモしてください。
メモをするのは、紙でも、携帯やスマホでも、パソコンでも、
後で自分が読み返せる状態なら、なんでもOKです。
ただし、頭の中、というのは、お勧めできないです。
強い抵抗感が出ると、「本気で忘れる」というのが結構あります。必ず、メモにしてください。

次に、その感情を感じることになった、昔の出来事を思い出してみてください。
感情を感じながらの方が、思い出しやすいと思いますが、少し時間をかけてでも、
その痛みの感情に紐づいている色んなことを思い出していく中で、
できるだけ昔のことを思い出してみてください。

自分の中にある痛みのルーツとなるような出来事を記憶の中から探すような感じです。
例えば、自分が小さい頃の両親との間の出来事など、できるだけ昔の出来事が良いです。
時間がかかるかもしれませんが、自分がその感情を感じた、
自分にとって象徴的な出来事を思い出して、それもメモしてください。

最後に、少し視点を変えて、その痛みが生まれることになった出来事のことを見てみて下さい。
そのとき、足りなかったものって、何だったでしょうか?

例えば、両親にもっと愛情があればよかったでしょうか?
自分がもっと成長していればよかったでしょうか?
誰かそのときに、助けてくれる人がいればよかったでしょうか?
自分のことを理解してくれる誰かがいれば、状況が変わっていたでしょうか?

もし、その足りなかったものが、十分に満たされて、理想的な状況になるとしたら、
その出来事はどんな風に変わるでしょうか?

そんなことは、そのときには起こりえない、という気持ちが出てきても、全然構わないです。
痛みがあるときには、そういった抵抗感が出てくることがあります。

過去の自分の心が満たされるように、その出来事を変えることができるとしたら、
どんな風に変わるのがいい、と思えるでしょうか?
それを自分の中から思い起こすことが出来たら、その内容をメモして下さい。

 

②痛みを手放して新しいものを受け取る
①ができたら準備完了で、いよいよイメージワークをやっていくことになりますが、
その前に、軽くリラックスする時間を取ってみてください。
お風呂に入る、でもいいですし、飲み物を飲む、トイレに行く、でも、何でもいいです。

準備段階の①を作るのに、あれこれ考えたり、ちょっと脇にそれて落ち込んだり、
感情が出てきて、あれこれやっているうちに、ちょっと疲れてしまったり、
ということもあったりしますので、一旦、仕切り直して、気持ちをリセットしてみてください。

※これが特に必要ない、と思えるなら、そのまま次に進んでください。

準備ができたら、イメージワークを始めていきます。

怒りの下にある感情についてのメモ、と、その感情のルーツとなっている出来事についてのメモを読み返して、
そこに書かれている感情を感じながら、その昔の出来事を思い出して見て下さい。

そのときの自分は、どんな気持ちだったでしょうか?
そこにいる人たちは、どんな表情をしているでしょうか?
何か話をしているでしょうか?
どんな話をして、どんな雰囲気だったでしょうか?

思い出すのに抵抗感が出てきても、全然構わないです。
出来る限りでいいので、自分ができると思える分だけ、思い出してみてください。

次に、その出来事をどんな風に変わるのがいいか、ということを書いたメモを読み返して、
そこに書かれていることが実際に起こったら、
その思い出している出来事はどんな風に変わるでしょうか?
心の中にそのイメージを思い描いてください。

思い出の中にいる登場人物の誰かの行動を変える必要がある場合は、
自分がその登場人物の心の中に入って、
その人がより良い行動をとれるようにしてあげてください。

人に愛情を送ることをあまり行動に出さない人だったら、それが少しだけでもできるように。
不器用な人だったら、不器用なりに少しでもより良い行動がとれるように。
意地悪なところがある人だったら、今はその意地悪な一面ではなく、優しいの方一面が出せるように。

どんな人にでも、愛情深いところや、優しい一面はあります。
ただ、未成熟だったり、弱かったり、怖かったり、心の中が自分のことでいっぱいいっぱい、だったりすると、
そういうところが表面にでてこないことがあります。
特に、その思い出の出来事の中では、そういう所が全く出ていなかったりするかもしれませんが、
その人の心の中に入ってみたときは、そこが出てくるようにイメージを思い描いてください。

例えば、お母さんに理不尽なことを言われたし、私のことを全然理解してもらえていなかったので、
そのときに、とっても悲しかったし、お母さんにあまり大切に思われていないように感じた、
という過去の出来事があったとします。

メモの中には、お母さんが私のことを理解してくれるように変わる、と書かれているとしたら、
どういう風にイメージをしていくか、というと、
理解してもらえなかったときには、理解してあげる、というのが効果的です。

自分の子供に対して理不尽なことを言ってしまうような、
固くなっているお母さんの心の中に入って、お母さんの中にある痛みに触れようとしてみてください。
怒りの下に隠れている感情がある、という話をここでは書いていますが、
理不尽なことを言っている人の下にも、何か感情があって、何か痛みがある、
という部分を想像してみてください。
その痛みに触れながら、お母さんの心の中にある、もっと優しい言葉をかけてあげたほうがいいと
思っているような部分に触れてみてください。

そのときのお母さんには、理不尽なことを言うことしかできないような未成熟な部分がありましたが、
もし、お母さんの代わりに、そのときのお母さんの状況だったり役割だったりを理解したうえで、
あなただったら、どんな行動ができるでしょうか?
それを想像して、心の中で、お母さんの体を使って、お母さんの代わりに、
もっとこうした方がよかった、という行動をとって、目の前にいる過去の自分に接してあげてみたときに、
その出来事が大きく変わっていく、というのは想像できるでしょうか?

思い出の中にいる登場人物以外の人を登場させる必要がある場合は、
今の自分をそこに登場させて、そこにいる人たちをサポートしてあげてください。
幼いころの自分が愛されることを求めていたとしたら、今の大人の自分をその過去の出来事の中に登場させて、
大人の自分が、その幼いころの自分を抱きしめてあげてください。

どんなイメージを心の中に思い浮かべるのであれ、
そのイメージが現実的である必要は全然ないです。
自分の心の中で受け入れられるイメージであれば、どんなイメージでもOKです。
これで、イメージワークは終了、です。

メモに書かれた内容を、心の中で思い描くことが出来たとき、
今まで、その過去のことを思い描いた時に感じていた感情とは、
また別の感情を感じると思います。

嬉しかったり、心が温かくなるような感じがしたり、
優しい気持ちになれたりする感覚があったとしたら、
それはとても素晴らしいです。

それが出来たとき、今まで、その過去の出来事につながる痛みの部分には、
何か自分にとってブロックしたくなるような感情が眠っていましたが、
その心が温かくなるような感情を感じることが出来ると、その部分に癒しをもたらすことが出来ます。

もし可能なら、その感情を感じているまま、その過去の出来事に登場している人たちみんなを、
心の中で祝福してあげるようなイメージを思い描いてみてください。
だれか今までその過去の出来事のことで許せない人がいたとしたら、許してあげてみてください。

それができたとき、自分の心の中にある凝り固まっている部分をほぐして、
自分自身が楽になることが出来ます。

 

◎潜在意識の中にある怒りを作り出す思考

ここで、ちょっと潜在意識の話をさせてください。

まず、潜在意識とは何か、という話ですが、ざっくりと書くと、普段意識している部分が顕在意識で、
普段はあまり意識していない部分が潜在意識、です。
ただ、この潜在意識という部分は、自分が意識を払っていないつもりなだけで、普段から活発に動いています。

たとえば、ある人(Iさんとします)が、彼にLINEでメッセージを送りたいと思ったとします。
じゃあまず、バッグからスマホを取り出して → ロックを解除して →
LINEアプリを立ち上げて → 彼を選んで →
メッセージを入力して、絵文字やら顔文字やら入れて → 送信ボタンを押す、
なんていう手順は、使い慣れてくると、あんまり意識することもなく、ぱぱぱっとやっている人が多いと思います。

慣れるまでは意識的にやっているかもしれませんが、慣れたら、
ある意味、オートマチックに手が動くような感じになると思います。
このときに頑張ってくれているのが、潜在意識、です。

Iさんが彼にLINEでメッセージを送ろう、と思って、
あんなことを書こうか、こんなことを書こうか、なんて、頭の中でメッセージを作っている間、
潜在意識は、バッグからスマホを取り出す命令を脳みそから右手左手に送り、
ロックを解除する操作を右手に命令し、それからそれから、、、、
なんてことをやってくれるので、私たちは簡単にLINEでメッセージを送れるわけです。

これは、LINEやスマホに限った話ではなく、例えば、歩く、という動作ひとつとっても、
無意識のうちにバランスを取り、右足を左足を交互にだし、体を動かす、なんていうことを潜在意識がやってくれます。
私たちが意識しているのは、「歩く」ということだけかもしれませんし、
誰かと話しながら歩いているときには、歩く、ということすらあまり意識していないこともあるかもしれません。
こんなことを出来るのも、何かしらその動作を繰り返し行っているうちに、
意識的にやろうとせずとも出来るように、潜在意識にその動作が焼き付けられたためです。

潜在意識は、自分が感じる感情も扱っています。
赤ちゃんの頃から経験したたくさんの出来事を通して、
感情というのは成長してきており、膨大の過去の記憶と共に、
どんなどきに、どんなことを考えて、どんな感情を感じるのか、といったことが、
潜在意識の中にはたくさん詰まっています。
中には、×××××が起こったら、×××××を感じる、といったパターン化されたものもあります。
自分が体験した出来事に応じて、潜在意識が動いて感情を感じます。

自分が繰り返し思考していることは、ここに強く影響を与えます。
どんなことを考えているか、ということと、どんなことを感じるか、
というのは潜在意識の中でつながっており、
自分が体験した出来事に対して、何を思考したか(その出来事をどう解釈したか)によって、
感じる感情は変化します。この自分が普段している思考の繰り返しが潜在意識を形作っていきます。
LINEの操作を覚えたときと同じように、歩く動作が無意識にできるようになったのと同じように、
思考の繰り返しが、潜在意識に影響を与えていきます。

何かに対して感情を感じた場合、それは初めて感じた感情ではなく、
もともと潜在意識の中に、それと似たような感情をすでに感じたことがあって、
その感情の引き金となる思考も、同じように潜在意識の中にある、というケースがほとんどです。

たとえば、Iさんの例で行くと、荷物を持とうとしなかった彼(Yさん)に対して、
気遣いがない、と思考して、怒りを感じたとします。
ここで、気遣いがない、ということに怒りを感じたということは、
過去にもそういう思考(気遣いがない、ということを責める)を行っていた可能性が高いです。
彼が荷物を持たなかったことについて、怒りが出てくる前から、
Iさんの中に、気遣いがない、ということに関して、思考していた何かがあった、としたら、
それが、怒りを作り出す思考、です。

彼に対してそんな風に怒りを感じたことが初めて、という場合でも、これは当てはまります。
自分が行っている思考が、潜在意識に影響をあたえるとき、潜在意識はちょっと癖のある動きをします。
意識的に物事を考えているとき、頭の中では主語が明確だと思いますが、
潜在意識の中では、この主語の部分が不明瞭になります。

例えば、誰かある人のことを、気遣いがない、と責めているつもりでも、
潜在意識の中では、主語が不明瞭になるので、その人限定ではなく、気遣いがないひと全員が悪い、になります。
もちろん、この全員の中には、自分も含まれます。
それが潜在意識に焼き付けられた状態で、気遣いがないような振る舞いを彼がすると、
とたんに潜在意識が反応して、Iさんはイライラする、というようになります。

 

◎怒りを作り出している思考を手放す

怒りを作り出している思考は手放すことができます。
いくつかやり方はありますが、お勧めなのが、自分にも当てはまること、を探すことです。

例えば、Iさんの場合、気遣いがない、と彼のことを責めていましたが、
自分にも、気遣いがない、という部分がないか探してみる、ということです。
怒りを感じたときに、その人を責めているのと同じようなことで
自分にも当てはまる部分がないか、探してみてください。

自分にも当てはまることが見つかったら、次にすることは、
なぜそうしているのかの理由、を探すことです。

例えば、気遣いがない、という部分があったとしたら、
本当は、相手を気遣って××××をしたらいい、ということに気付いているのに、
あえてしていない、ということになるので、そこには理由があります。
めんどくさかったり、恥ずかしかったり、怖かったり、自信がなかったり、
といった感じです。本当は出来たほうがいいのに、やっていないこと、なので、
自分の未成熟なような部分が理由としてでてきます。

それぞれ自分の中から探すときに、上手くいかないときは、
直観を使う、ということを活用してみてください。
直観を使うことで、抵抗が出る前に、アイデアを取り出すことができます。
思いついたことをどんどん直観で出していきながら、その中でこれかな、と思うのを選んでみてください。

自分も同じことをしている、ということと、なぜそんなことをしているかの理由がわかったら、
次に、自分の中のその部分を変えるとしたら、どう変えるのかを決めてください。

決めたら、自分の中にあるその部分を手放す、ということを心の中で宣言し、
その決めた行動を実行に移します。それを習慣的にやっていくことで、
行動が繰り返されることになり、その繰り返しが、潜在意識を変えていくことになっていきます。

潜在意識が変わることで、その怒りを誘発する出来事が起こらなくなったり、
仮に出来事に出くわすことがあっても、それほど気にならなくなったりします。

具体的にどういう感じになるのか、わかりやすくするために、
Iさんの後日談、という感じで説明すると、こんな感じになります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Iさんの場合、気遣いがない、というので思いついたのが、
自分の服を洗濯するとき、一緒に他の家族のものは洗濯機に入れているのに、
お父さんの服はいつもよけている、というのがありました。
そのことでお父さんに、冷たい、とか、気遣いがない、と言われたことがありました。

Iさんがそんなことをしていた理由は、なんとなくめんどくさいから、でしたが、、、、、
少し掘り下げてみると、そこには、お父さんに対して、何か気持ち悪いような、
何か恥ずかしいような感覚がIさんの中にあることがわかりました。

お父さんに意地悪をしていたつもりはないのですが、
思春期のときに持ったお父さんに対する嫌悪感のようなものを
今も少し引きずっている部分がありました。
Iさん自身も、これは、もう手放してもよい、と思えるものでしたので、
その嫌悪感やめんどくさい、という部分を手放して、
お父さんの洗濯物も一緒に洗うことにしました。

Iさんは心の中で、その嫌悪感や、めんどくさい、という思考をもう自分には必要ない、と宣言し、
お父さんの洗濯物を一緒に洗うようにする、と宣言し、それを実行に移すようにしました。

といっても、初めてやるときは、抵抗感がでました。
実際に洗濯物を一緒に入れるときに、なんとなくためらいがでて、
お父さんの洗濯物に触れようとするときに、一瞬手が止まりました。

そこはぐっとふんばって、Iさんはお父さんの洗濯物をぱっとつかんで、
ぱっと洗濯機にいれました。

そのときに、ふっとある光景が思い浮かびます。荷物を持つのをためらった彼の姿です。
そういえば、あのとき、彼は荷物をもとうとしたんだっけ、、、なんてことを、
洗濯機を操作して、洗剤をいれながら、Iさんはぼーっと思い出しました。

ガタゴトと音を立てて動き始めた洗濯機の前で、
やっぱり、ちょっと、言い過ぎたかな、、、そんなに怒ることなかったかな、、、
普通に持ってもらったらよかったな、、、
なんてことを、Iさんは思いました。

2回目以降は、その抵抗感もなくなっていき、普通にためらいなくできるようになっていきました。
お父さんの服も一緒に洗濯するのが、習慣になっていきました。

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このさらに後日談として、Iさんと彼の間で、朝いちから一緒に旅行に行くようなことがあって、
朝に弱い彼が、また、Iさんの荷物をもつのにちょっと反応が遅れたとしても、
Iさんがイライラしない、という姿は、想像できますでしょうか?

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イライラを感じたときに、対処する方法を色々な視点から書きました。

怒りを処理する、というものから、それをきっかけにして、自分の内面を深く見つめたり、
そこから癒しを受け取ったり、ものの見方を変え、さらに行動や習慣も変える、など、
怒りを感じたときには、様々な取り組み方が可能です。

怒りが心の中にあるときというのは、ある意味では、変化がもとめられているときです。
それは、心の癒しや、自分自身の成長、などの恩恵を受け取るためのチャンス、
に変えることもできます。

そこをうまくキャッチすることで、人生に膨らみが生まれてきます。
恋愛、夫婦のつながり、人間関係、仕事などにも、
より良い影響をもたらすことができます。

問題があるとき、というのは、その問題に対処することが、
何かめんどくさかったり、ストレスを感じたりするものかもしれません、

ただ、問題を乗り越える力がないと、その人にその問題が起きることはない、というものの見方があります。
問題の多い人、というのは、そういった才能をもっている、
もしくは、これから才能を開花させることが求められている、
という風に考えることができます。

特に大きな問題を抱えているときは、まるで、その問題のことを、
試練のように感じることもあるかもしれません。
実際に自分がその試練を体験しているときには、「なぜ自分だけ、こんな目に」と思うかもしれません。
「自分だけに、辛い試練が数多く訪れる」そんな風に思う人もいらっしゃると思います。

ただ、試練が多いということを、別の視点から読み取ると、
それだけ、その人にとって、成長する機会が多いということや、
乗り越える力が多彩である、ということが示されています。

怒りを感じているときも、同じようなことが言えます。

その怒りを感じるような出来事に関して、
そこを乗り越えるための力や才能がその人にないと、
その出来事がその人に訪れることはないです。

これは私自身も、意識していることなのですが、
上手く怒りの感情と付き合っていくことで、
その怒りを感じた出来事を、自分自身にとって役立つものに変えていき、
人生をもっともっと豊かにしていくことができれば、と思います。

 

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カテゴリ-心の悩み

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