過去のあやまちに執着する

投稿日:2012年6月21日      更新日:

恋愛関係の中で、過去に自分がしたことや、
してあげられなかったことで、
自分自身を責めているような部分がある場合、
それが、過去への執着を生むことにつながっていくことがあります。

過去に執着していたり、ひきずっていたりする部分があると、
それがあるために、次の相手がなかなか見つからなかったり、
相手がいたとしても、それが今の相手とつながっていくときの
ブロックになっていくことがあります。

自分を許せない部分もあるかもしれませんが、
その場合、それを理由にして過去にしがみついて、
自分自身の成長を止めて、先に進まないようにしている、
ということに気付いていく、という部分も大切になってきます。

自分の中で、その過去への執着がある、
ということに気付くことが大切です。

自分の中では、あたりまえのこととして染みついていることでも、
それが当たり前ではなくて、その人自身の強いこだわりのような
部分になっていて、それがその人自身だけではなく、
周囲の人達にとっても、重荷となっていることがあります。

罪悪感があって、自分自身を許せないでいると、
それが自分自身の心の中にある、楽さや柔軟性の部分を奪い、
身動きできないように縛り付けるような感じになってしまい、
それが周りにも良くない影響を与えていくためです。

大切なのは、執着を手放していくことです。
自分の中にある、凝り固まっている部分を解きほぐしていくことで、
自分にとっても、周囲の人達にとっても、
自由さや自然さを受け取っていくことができるようになります。

そのためにも、罪悪感を感じている部分に関して、
許しを受け取る、ということにチャレンジしてみてください。

自分自身が罪悪感を感じている部分には、
同じような部分で、自分以外に、
ほかの誰かを強く責めている部分が必ずあります。
そこを許せていない度合いだけ、自分自身を責めることにつながっていきます。

もちろん、倫理的に間違っている、ということはあるかもしれません。

ただ、ここで大切なのは、その責めている部分に目が行き過ぎて、
それが自分の中から自由さや柔軟性を奪って、
他のことに弊害が出てくる、という部分です。
許しを与えていくことで、そこをより良い状態に変えていく、ということです。

罪悪感がある場合には、その責めている誰かを許す、
ということにチャレンジしてみてください。

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カテゴリ-心の悩み

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