問題点ばかりが目につくとき

投稿日:2012年4月25日      更新日:

問題点がよく見える、というのは、長所であり、
状況を変えるために役立つものです。
問題がわかれば解決に向かうことができるようになります。

ただ、その反面、問題点を見つけるということに執着しすぎると、
あらさがしをしているだけで、一歩も前に進めない、ということにもなります。
その問題を本来取り組むべき誰かが解決しようとしない、
ということばかりを見ていても、状況は何も変わらないことになります。

問題点がよく見えるときは、そこから前に進むために、
それをヒントとして、自分がどうしていきたいか、
ということが大切になってきます。

問題によっては、解決することが難しいという場合もあります。

そのときは、例えば、完全に解決するのではなく、
一部取り組めることから対処したり、
ものの見方を変えいき、問題のとらえ方自体を変えることで、
別の角度から取り組めるようになると良いと思います。

問題に執着するのではなく、それはあくまでヒントとして、
自分にできることや、やりたいことに集中していくと、
流れを呼び込んでいくことができます。

ただ、流れに抗うようなことは避けたほうがいいかもしれません。

問題点が見えて、それを何とかしたい、と思うのはよいのですが、
何かそこに流れに抗うような部分があると、
流れが硬直して、悪い方向にいくことがあります。

例えば、問題から逃げることになってしまったり、
問題に執着しすぎて誰かを責めるばかりで
自分自身が一歩も前に進めなくなったり、などです。

その場合、今の状況を受け入れる、ということであったり、
今の状況から受け取る、といった部分が求められてきます。
それなしに、問題点だけを見ていると、一歩も前に進めないことがあります。

今の状況を受け入れたうえで、
自分がどうしていきたいのか、といったことや、
今できることはどんなことなのか、といったことを見つめていくと
前に進んでいくことができます。

問題点がよく見えるときは、その問題ばかりを見つめるのではなく、
そこから前に進むために、自分がどうしていきたいか、
というところに集中してみて下さい。

それが状況を変えていくための第一歩になっていきます。

関連記事

地雷を踏まれてムカついた時

地雷を踏まれてムカついた時、やっておいた方がいいことの一つは、あなたの地雷を踏んだ彼や彼女とコミュニケーションをする、というものです。悪意があってわざと地雷を踏んでくるのであれば問題外なのですが、それ …

誰かを許せない想いが強いと、そのこだわりが自分の足枷になる

今回扱う内容は、ちょっと重たいテーマかもしれません。 心の中に許せない誰かがいて、その人のことを強く責めていると、 それがまわりまわって、自分自身の人生に影響してくる、という話です。 例えば、家族に対 …

不満を感じた時の考え方

  不満、というと、ネガティブなイメージがあるかもしれませんが、不満がある、ということは、今の状況をより良くするための可能性がそこに眠っている、という見方をすることができます。例えば、不満の …

自分のやりたいことが何も出てこなさすぎて困るときの対処法

やりたいことと言われて特に何も出てこなかったり、好きなものがなかったり、というときに、自分がどこに向かえばいいのかわからない、という感じになることがあります。何か行き詰まりを感じた時や、自分が進む方向 …

真面目すぎる性格

真面目すぎる性格が災いしてなのか、マナー・ルール・常識といったようなものから外れているように思えた時に、そこで過剰にイライラを感じたり、ストレスを感じる、というケースがあります。 真面目ということ自体 …

カテゴリ-心の悩み

執筆者:

おすすめ記事




イライラしてる人との接し方




雑に扱われていると感じたらーその対処法と人の心理




馬鹿にされてる気がするときの心理とその対処方法




人を試すようなことをしてしまう




体が言うことを聞かないときの心理とその対処法




責められてる気がするときの心理とその対処法




好きな人を忘れる方法




屈辱的な思いを感じたとき




一人で頑張ってしまいがちな人




人から評価されたくない




信じていた人に裏切られた時




特別な存在になりたい、という心理の扱い方




人から嫌われてるのが辛いとき




誰にもわかってもらえないという心理を癒やす方法




昔の嫌なことを思い出す心理とその対処法




地雷を踏まれてムカついた時