カウンセリングの中で、どこか体の調子が悪い
という話が出てくることがあります。
心理カウンセリングですので、
治療に関しての話をするわけではないのですが、
その体の調子が悪い、というのと、
心の動きが連動している部分はありますので、
その視点から話を聞くことがあります。
それは、ただ体調が悪い、というより、
何かしらその人に対する心の中からのメッセージ
という解釈が出来るケースがあるためです。
自分の中の体の一部を擬人化して、
それが、自分に何か伝えたいことはないだろうか?
という考え方をしてみると、
そこから、意外な気付きをもらえることがあります。
今まで、自覚のなかったこと、
例えば、本当はこういうことがしたかった、とか、
これをやめたかった、とか、
無意識のうちに、心の中で抑圧していた部分について
理解することができるようになります。
体の調子が悪いとき、試しに、自分の体の声を聞こうとしてみて下さい。
自分の体や心から出てきている様々なサインを実際に拾えるようになると、
それ以上状況が悪化することを予防して、より良い状態にもっていくよう
早めに手を打つことができるようになったり、
自分自身気付いていなかった、課題に取り組むことができるようになっていくことができます。