何かほめられたときに、素直にありがとう、って言ってしまったら、
相手からどう思われるだろうか、
って気になってしまうことはあるでしょうか?
ありがとうって言ったら、「否定しないんだ・・・・」とか、
何か嫌味っぽいことを言われた経験があると、
そういうことが気になるかもしれません。
否定しなかったことで、何かあげ足をとられるかもしれない、とか、
もしかして誉め返してもらいたかったのだろうか、
とか、いろんな可能性を考え出すとキリがないかもしれませんが・・・・。
ただ、ここで、自分自身、周りからどんな風に思われたいでしょうか?
ここでもし、嫌われたくない、という想いが強すぎると、
素直にほめられたことを受け取ることが難しくなることがあります。
ほめられること、というのが、なんだかとても難しい、
厄介事のようになってしまうこともあります。
周りからどう思われているだろうか、というのは、
あんまり意識しすぎると、人間関係がとても苦しくなります。
周りからどう思われているか、というのを
少し手放した方が、人間関係は楽になります。
嫌われないように生きるのではなく、
自分らしく素直に生きる、ということを選択すると、人間関係が変わります。
素直にしたら自分を嫌ってしまう人と距離が出来て、
素直なままで居心地の良い人と距離が近づきます。
そうすると、ほめられたとき、どうしたらいいのか、
ということの答えがとってもシンプルになります。
ありがとう、って言って素直に喜んだらいいだけです。
自分をほめてくれる相手のことを、
愛を持って、よく見てみてください。
誉め返してほしそうでしょうか?
素直に喜んでもらえて、一緒に嬉しくなっている感じでしょうか?
社交辞令で言っただけなのにって、一歩引いて距離をとろうとしている感じでしょうか?
相手にどう思われるか、ではなく、
自分が相手をどう感じるか、相手がどんな風に見えるか、
に注目してください。
自分自身のことは、ただシンプルに、褒められたから喜ぶ、感謝する、
でOKです。そんなに深く考える必要はないです。
あんまり嬉しくなかったら、オーバーなリアクションも必要ないです。
「そう言ってもらえて嬉しい。ありがとう。」くらいでさらっと流してください。
それよりも、自分をほめてくる相手のことを見てみてください。
自分を嫌うとか、嫌わないとか、は相手の勝手かもしれません。
それよりも、自分が相手を見て、自分が相手をどんなふうに扱うか、
その選択がとても大切です。
その選択の積み重ねが、自分の周りにどんな人が
集まってくるかを決定します。
めんどくさいなって感じる人とは、無理に付き合うより、
距離を取った方が、自分自身が楽になります。
大切なのは、自分をほめてくる人を、愛を持って良く見てみることです。
自分のことを本心からほめてくれる人は、あなたにとって、とても重要な人です。
人から嫌われるリスクを気にするよりも、
素直になれないことで、その重要な人と近づくチャンスを逃さないように。
誉められたら素直に、ありがとう、って受け取ってみてください。