一緒に暮らしているのに寂しい

投稿日:2021年2月23日      更新日:

パートナーと一緒に暮らしていて、ふと寂しさを感じてしまうようなことはあるしょうか?

例えば、お互いの休みがあまり合わなくて一緒にいる時間が少なくなって寂しさを感じる、とか、一緒にいる時間があってもパートナーが自分のことをあんまり相手にしてくれない、とか、仮に一緒にいたとしてもそこにいるのが当たり前になって空気みたいな扱いをされる、など、そんなことが感じられたときに、ふと寂しさを感じるようなことはあるでしょうか?

異性として求められることがなくなった、というケースや、パートナが仕事や趣味や友人関係との遊びに忙しくて自分が入る隙間が全くない、というケースや、デートが全くないわけじゃないけどパートナーの方にあんまり自分との時間を楽しんでいる感じがない、というケースもあるかもしれません。

文句や不満をぶつけたくても、そこで深いコミュニケーションができるというよりも、単にめんどくさがれるだけな感じがしてあまり強くも言えないけれども、本音としては「やっぱり寂しい、、、、」なんていう感情を抱えることもあるかもしれませんね。

 

どんなときに、寂しいと感じるでしょうか?
人によって、寂しさを感じるポイントというのはそれぞれ違いはあるかもしれません。

例えば、パートナーとの会話が重要で、パートナーからどんな言葉をかけてもらえたか、とか、自分の話をどれだけちゃんと聞いてもらえてるか、といったことが、自分がどれだけ愛されているの物差しになってくるような人の場合、、、、。パートナーと話をしてもゲームをしながら適当に聞き流してくる感じだと、仮に話をしていても寂しい気持ちになるかもしれません。
「私に興味ないの?」とパートナーを問いただしたくなる気持ちになるかもしれません。

交わす言葉は少なくても、スキンシップがあれば心が満たされる、といったパートナーとのスキンシップが重要な人の場合、、、、。本当はもっとベタベタしたいのに、相手があんまりそれを望んでいないような雰囲気だったり、スキンシップをとろうとしても相手が微妙に避けてくるような感じだったり、無反応だったりすると、虚しい気持ちになるかもしれません。
「私のことなんてどうでもいいんだ、、、」なんて、ちょっと拗ねたような態度をとりたくなるかもしれません。

精神的にパートナーに大きく依存しているようなところがある場合、自分一人の時間がまったく楽しめなくて、パートナーと一緒にいる時間が少なくなると、とたんに毎日が色あせて見えてきて、一緒に暮らしていても意味がないと感じてしまう人もいらっしゃるかもしれません。

 

依存が強くなりすぎると、パートナーの方から繋がりたいと思って何かしてもらったとしても、そこで全然満足できなかったり、パートナーから愛されている感覚を受け取れなくなったりします。依存が強い場合、何かしら当たり前、と思っている部分があると、もっとたくさんないと満足できない、という感じになったりします。例えば、最初はちょっと一緒にいれるだけでも嬉しかったものが、いつも一緒にいないと満足できない、とか、愛情表現をされても、似たような言葉は聞いたことがあるのでもはやなんとも思わない、など。少し依存を手放して、自分の内面と向き合ってみること。以下の記事に、自分の内面との向き合うときのことを書いていますので、参考にしてもらえればと思います。

パートナーへの依存が強い場合は、一人の時間を楽しむという部分もあった方がバランスが取れます。一人の時間も楽しむという部分も取り入れてみること。

楽しむという部分はとても大切な要素で、ネガティブなことに意識を取られているときは、それが気になって楽しむということが後回しになってしまうことがあります。例えばデートをしているときに、ネガティブが頭をよぎって楽しめない感じになると、パートナーもあなたと一緒にいる時間を楽しむ、ということができなくなってしまいます。どうしたらもっとこのパートナーと楽しい時間を過ごせるか、どんな会話が居心地が良いか、そんなことに意識を受けて、楽しむ工夫をしてみてください。デートを楽しむということ。それができた方が、パートナーとの間に親密感を感じやすくなります。

寂しさを感じているというコミュニケーションをするときは、相手を責める気持ちを少し手放した方がよいです。本当に欲しいものはパートナーとの親密感であって、パートナーに罪悪感を感じさせることではないはずです。責められるとパートナーの心理としては自分の身を防衛したくなるので、自分は悪くない、といいたくなり、寂しさを感じている気持ちの部分は置いてけぼりになります。欲しいものとしては、自分が寂しいと感じているということを、パートナーに理解してもらうことかと思います。言葉で責めないように気をつけたとしても、心の中に相手を責める気持ちがあると、どうしてもそこは態度で微妙に相手に伝わり、パートナーとの間に壁を作ってしまいます。パートナーを責める気持ちがあるのなら、そこをちょっと手放してあげること。以下の記事の「①つながりたい相手に自分から近づく」のところに詳しいことを書いていますので、参考にしてもらえればと思います。

 

寂しさを感じているときは、パートナーを責めるのではなく、自分にできることに注力してみてください。私が書いたものはどれも、即、寂しさを解消できる便利な特効薬ではなく、自分の内面を磨く、というわりと地味なアクションに近いものはあるかもしれません。ただ、どれもやって損はないもので、今の関係性をコツコツと良い方向に育てていくのに役立つものです。

ここに書いたことで、何かしらお役に立てるところがあるのなら、幸いです。

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カテゴリ-恋愛

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