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失恋から立ち直る方法

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失恋を経験したけれども、何とか失恋から立ち直りたい、という想いを持っている人向けに、失恋から立ち直る方法を5つのステップにして書きました。

  1. 失恋したことを受け入れる
  2. 相手に感謝する
  3. 執着を手放す
  4. 過去の自分を手放し、新しい自分を受け取る
  5. 今を楽しむ

失恋から立ち直るための最初のステップは、失恋したということ自体をまずは受け入れる、というものになります。

 

1. 失恋したことを受け入れる

自分から振った、とか、相手に振られた、または、そういうのもない自然消滅など失恋にも色々ありますが、失恋したのか、失恋していないのかがそもそもよくわからない中途半端な感じだと、自分でもどうしたいのか、とか、これからどうしていったらいいのかもよくわからなくなります。このあたりがまだ整理できていない状態なら、まずはそこをクリアにした方が良いです。

失恋したと思えるなら、相手への依存を手放していったり、今よりも成長して魅力的な自分になろうと思ったりなど、何かしら次に進むということに意識を向けることができますが、まだ失恋したのかよくわからないのなら、次に進む、というより、身動きができない感じになりやすいです。

良くあるパターンとしては、頭では「この恋愛は、もう終わりかも。」となんとなく気づいていても、心ではまだ受け入れられない、といったものがあります。

まだ、自分の中で失恋したということにしたくない、という想いが出てくると、失恋を受け入れられない、という状態になったりしますが、失恋したということが心の中で受け入れられていないと、失恋から立ち直る、ということが難しくなります。いろんな事情や、想い、考えなどがあるかもしれませんが、前に進むためには、まず失恋を受け入れるというのがスタート地点です。

 

2. 相手に感謝する

相手に対しての想いが強い分だけ、感謝できること、というのはたくさんあると思います。失恋したときであれば、相手に対して、否定的な想いも強いと思いますが、そこをあえて、やってもらって嬉しかったことや、ありがたかったこと、という感謝できる部分を、できるだけたくさん探してみてください。

その感謝できることを思い起こしてもらって、心の中で、相手にその感謝を伝えるところをイメージしてもらうと、心がふわっと軽くなるような感覚を感じることができます。どんどん感謝できることを、心の中で相手に伝えて見てください。それが出来るほどに、自分の心が、少しずつ軽くなっていく感覚を感じていく、ということができたときに、自分の中にある、ネガティブな部分を少しずつ軽くしていくことができます。

失恋したときによくあるのは、相手を責める気持ちがでてきて、心の中で相手を責めれば責めるほど、自分の中でその失恋を引きずりやすくなってしまう、ということです。

心の中で相手を責めて、
「あなたのせいで、今の私はこんなことになっている!」
なんてことを思っているよりも、相手に感謝できるところを見つけて、
「ありがとう。バイバイ。」
なんてことを思った方が、次に進みやすくなります。

人によっては、その相手は許せない人、かもしれません。だったとしたら、その相手を責めたい部分はたくさんあるかもしれませんが、これはもちろん、相手のためにやること、ではないです。相手のためではなく、自分自身のために、あえて、感謝できることを探してみてください。そうした方が自分自身が次に進みやすくなります。

 

3. 執着を手放す

自分の心の中に、相手に対してどんな執着があるかを自分なりに見てみてください。相手に会いたい、話したい、愛されたい、といった、相手に依存したいという想いから出てくる執着や、こんなことをされて傷ついた、あんなことを言われて傷ついた、といった、相手との恋愛の中でついた傷から出てくる執着など、やってみると、色んなものが出てくると思います。

人の感情には、独特の法則があり、心の中で充分に感じてあげると、自然にその役目を終えて、クリアになっていきます。その反対に、無理やり抑え込んだり、封印したりしようとすると、心の中に根強く残り、別の形で出てきます。この法則をより良い方向に活用することで、自分の中にある役目を終えていない感情をクリアにし、執着を手放していく、ということが可能になります。

自分の心の中にある感情のレベルでは、実はまだその相手との恋愛が終了していないのかもしれませんし、もしかしたら、少し、何か心残りのこともあるかもしれません。失恋した時というのは、ある意味では、何らかの変化が求められている時、と言えるかもしれません。ただ、執着がある場合、その変化することに対して抵抗感が生まれてくるために、そこで停滞しがちになります。

感情を処理するために、その停滞している部分を、イメージの力を使って、前に進めてあげることができれば、執着を手放すために必要な力を生み出すことが出来ます。

以下の記事の中に執着を手放すための具体的なやり方を書いています。

 

4. 過去の自分を手放し、新しい自分を受け取る

自分が恋愛の中で良くやってしまっているパターン、というのを見つけてみてください。自分で自分の足をひっぱってしまっている行動パターンがあるとしたら、それは、どんなものなんだろう、というのを意識的に探し出そうとしてみてください。見たくない自分がそこで出てきても、誤魔化そうとしたり、自分自身を責めたりするのではなく、ああ、今の自分にはこういうパターンがあるんだな、ということを、ただ客観的に見つめようとしてみてください。

基本的に、パターンは気付けば手放せます。これは良くないパターンだな、と思えるものに気付いたら、心の中で「私はこのパターンを手放します。」と宣言してください。宣言したら、ちょっと考えてみてください。そのパターンを止める代わりに、自分はどういう行動をしたいか。そして、そういう行動ができる自分になる、ということを心の中で宣言してください。次の恋愛では、違う展開を受け取ることができる下地を作るために。

もし、今回の失恋から自分が学んだことを生かすとしたら、次はどんな恋愛にしたいでしょうか?
新しい恋愛を受け取るとしたら、どんな人とパートナーを組みたいでしょうか?
そのとき、今よりも一歩成長した自分はどんな風になっているでしょうか?
新しいパートナーと、どんな関係を築いているでしょうか?

自分が何も変わっていない場合、次の恋愛でも、似たような相手を選んで、同じような恋愛をして、同じような失恋をする、という可能性が高くなってしまいます。例えば、復縁する可能性があるとします。もし、今回の失恋で自分が何も学んでいなければ、例え復縁しても、同じ恋愛を繰り返して、同じ失恋をする可能性が非常に高いです。ただ、今回の失恋で学んだことを生かして、成長した自分が相手と復縁すると、受け取る結果は全く違ったものになっていきます。

今回の失恋を価値のあるものにする、という意欲を持ってみてください。何を学べたでしょうか?どんな風に成長していきたいでしょうか?

 

5. 今を楽しむ

執着を手放すと、ちょっとした余裕というか、スペースのようなものが心の中にできます。ある意味では余裕のようなものが生まれるのですが、そのエネルギーを持て余す感じになるとちょっともったいないかもしれません。そのエネルギーの向き先として、今を楽しむ、という部分を取り入れてみてください。

何をしても良いのですが、今を楽しむとしたら、どんなことをやってみたいでしょうか?
自分のやりたいことって何だろうって、あらためて考えてみたら、どんなものが出てくるでしょうか?
何も考えつかないとしたら、直感を使ってみてください。ぱっと頭にひらめいたことに思い切ってチャレンジしてみる、ということもより良い流れを呼び込むための一つのきっかけにできます。

例えば、海外旅行や国内旅行など、行ったことのない土地に行く、というのも楽しいかもしれません。気分をかけて、引っ越す、というのも何か良い変化を呼び込めるかもしれませんね。行ったことのないカフェにいったり、前から気になっていたバーやレストランに行くのも面白いかもしれません。新しい趣味を始めてみたり、やったことのない習い事に挑戦する、というのも良いかもしれませんね。

大切なことは、今を楽しむ、ということです。もし仮に執着がまだちょっと残っている場合でも、やりたいことに集中することで、意識を変えていくことができます。今を楽しんでみてください。それは失恋から立ち直るためのプロセスがよりスムーズに進むだけでなく、自己肯定感をあげて、自分自身の魅力を受け取っていくことにもつながります。

 

──────────────────

 

 

長い目で見れば、失恋はここに書いたようなことはしなくても、いずれ時間が経過していく中で、徐々に解決されていくことなのかもしれません。ただ、ここに書いたステップを実践していくことで、立ち直りが早くなったり、傷ついた心の癒しがスムーズにいったり、失恋から学びを得るためのヒントをたくさん得ることが出来るようになったりします。

失恋から立ち直る、というテーマで書きましたが、本当に大切なことは、この失恋のプロセスをどう扱うか、という部分です。失恋、というのをネガティブな見方をするのではなく、人生の1シーンとしてみたときに、そこには深い意味があると私は思っています。

-恋愛

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