上手くいかない結果を怖れていると、本当にそっちの方の結果を
引き寄せてしまう、ということがあります。
上手くいかない、という方に強い意識と関心を向けるので、
体と心がそれに対して備えるような感じになり、周りもそれに向けて
動いていく流れを引き寄せていきます。
ただ、これは望んでいる結果ではないと思いますので、
こういうことを引き寄せないためには、望んでいる方に意識を切り替えていく、
ということが求められてくることとなります。
その良くない方の結果を実は望んでいる部分が自分の中にあるのなら、
まずはその部分を手放すことが先決です。
自分の中で、自分にとってふさわしいのは、良い結果が出ない方の自分である、
とか、周りから嫉妬されることや反発されることなどを怖れて、
良くない方の結果に収まろうとするような部分が自分にあるような場合です。
これは根が深いことがありますが、手放すことで、
大きく自分の人生を前に進めることが出来るものです。
怖れから自分の関心をそらすことが難しい場合は、
その怖れに対する執着が自分の中にあると思いますので、
執着を手放す、ということに取り組むことが良いと思います。
自分の中で、怖れにこだわって、自分にとってこの怖れが絶対だ、
と強く信じている自分を手放す、ということに取り組むのが良いと思います。
怖れに執着していた部分を手放した時、どんな感じがするでしょうか?
怖れは絶対、ではなく、一時的なものです。
体が感じる痛みと同じで、自分の意識が本来望んでいる方向ではない方向を向いていますよ、
というサインですので、それに気付くことができれば、その役目を終えるものです。
その役目に気付いて、手放いしてあげることで、前に進むことが出来ます。
怖れから気持ちを切り替えるとしたら、どこに意識を向けたいでしょうか?
望んでいない結果ではなく、望んでいる結果の方に意識を向ける、
という方が心地よいと思いますが、
この心地よい感じ、というのは、自分の意識が良い方向を向いている、というサインです。
それを感じることができるほどに、良い結果の方を引き寄せることができるようになっていきます。