婚活で疲れること、というと、まずはいい人を見つけるまでに手間と時間がかかったり、見つかってデートを重ねたとしてそれが交際に発展するまでに手間と時間がかかったりする、というのがあるかもしれませんね。ただ、交際まで発展したとしても、結婚に至るまでに相手に冷められたりフェードアウトされたりして、また一からやり直し、となると、だんだん婚活にうんざりしてくる、といったこともあるのではないかと思います。
どうせ別れることになるんだったら、この人と付き合ったこと自体が無意味だった、とか、時間の無駄だった、と思えてくることもあるかもしれません。どうして自分は幸せになれないのだろう、なんてことを思うこともあるかもしれませんね。
一生懸命頑張っているのに結果がでない、ということから、自分には魅力がないんだろうか、と思えてきたり、このまま一生結婚できないのではないだろうか、といった不安を感じる方もおられるかもしれません。自分の何がいけないのかわからない、というところで、行き詰まりを感じてしまう方もおられるかもしれませんね。
疲れを感じるくらいに今まで頑張ってこられたのだとしたら、少しゆっくりしてみても良いかもしれません。心と体をリラックスさせて、自分が楽しいと思えることや好きなことに時間をとってあげて、自分を元気にさせてあげるということも、大切なことかもしれません。
パートナーとのことを振り返ってみて、今回の交際で学べたことが何かしらあったとしたら、それは何だと思えるでしょうか?
学びがあるのであれば、パートナーと過ごした時間も無駄にはならず、同じことの繰り返しも防げて、次のチャンスを生かすための経験値にしてあげることができます。
自分がよく体験する恋愛のパターンのようなものがないか、自分なりに分析してみる、というのも良いかもしれません。特にその中でも、自分がやってしまってること、に注目してみるのが良いかもしれません。例えば、結婚に向けて頑張る、という女性の場合、以下のパターンに陥りやすいかもしれません。
・彼の世話を焼くのをやりすぎてしまい、彼から見たときにお母さんのような感じになってしまい、だんだん女としてみられなくなってくる。
・自分の異性としての魅力に自信がなくて、行動で魅力の低さをカバーしようとして自分だけ頑張りすぎてしまい、相手がだんだん何もしなくなってくる。連絡をするのはいつも自分から。自分から連絡しても相手からの応答がなくなってくる。
・自分の価値が低いと感じていて、パートナーの前で自分を卑下するような態度やネガティブな態度を取ることが多くなってしまい、楽しい雰囲気ではなくなり、相手が交際に疲れてくる。
付き合い始めは良いのに、時間がたつにつれて、いつも相手に冷められてしまう、というパターンがある場合は以下の記事が参考になるかもしれません。
どんな相手に自分が恋愛感情を感じるのか、というのを分析してみてもよいかもしれません。今まで付き合ったパートナーは、どんなタイプが多かったでしょうか?
例えば、結婚するのであれば、異性を口説くのが上手い人や、表面的な優しさを見せるのが上手い人というより、不器用でもこちらの気持ちを理解しようとする人、である方が良いかもしれません。こちらの気持ちを理解しようとする人であれば、コミュニケーションを重ねていくことで、結婚に至るまでの壁を一緒に乗り越えていくことを考えていくことができます。そうでないタイプを好きになりやすく、どちらかというと自分をぞんざいに扱ってくるくらいのタイプを好きになる傾向があるのであれば、どうしてそんなタイプにばかり惹かれるのか、を見つめてみてもよいかもしれません。
例えば、自分の価値を低く扱っていると、自分のことを下に扱う相手にしか恋愛感情を感じない、というパターンに陥ることもあります。以下の記事の「自分の価値を低く扱ったときに自分の身に起こること」にそのあたりのことを書いています。
もし、異性としての魅力のなさに自信を失ってきていたり、結婚できるのだろうかということについて自信が失われてきていたりすることで、自分の価値の低さを感じているところがあるのであれば、セルフイメージをあげる、という部分がとても大切です。
セルフイメージをあげる方法は色々とありますが、基本的には、自分が本来持っている魅力を否定しない、ということが大切です。自己否定していたり、自己嫌悪をしていると、自分の魅力を受け取るという部分を抑える心理が働いてしまい、自分を否定する人との関係性を強化したり(その相手の反応を見て自分の価値が低い、ということを強く信じてしまう)、自分の価値を見てくれるひとの気持ちを否定したり(謙遜とかではなく、本心から自分の価値をみている人の気持ちを拒絶する)、してしまうことがあります。そうすると、セルフイメージは下がります。自分の魅力を受け取ることに対してブロックするような心理が自分の内側にある感じなので、セルフイメージを上げていくためにはそこを手放す、ということ。セルフイメージを上げていくためには、受け取る、という部分が大切なのですが、ブロックがあるとその機会を逃してしまうことになります。
ブロックを手放す方法は色々ありますが、お手軽にできるものとしては、以下のものがあります。以下の1〜4を順番にやって見てください。
1.「そのブロックが自分にあるということを認めますか?」と自分に問いかけて、はいかいいえで即答する。
2.「そのブロックを手放せますか?」と自分に問いかけて、はいかいいえで即答する。
3.「そのブロックを手放しますか?」と自分に問いかけて、はいかいいえで即答する。
4.「いつ手放しますか?」と自分に問いかけて、即答する。
試しに3回くらいやってみてください。これは嘘みたいにすごく単純なわりに意外と効果を感じやすいものなのですが、これは使えそうかも、なんて思えるのなら、自分の中にあるブロックで他にも手放したいものがあるなら試してみてください。
心理的なブロックが強い場合は、ある意味では心理的にその考え方や感情の部分に執着しているような部分があるのかもしれません。その執着の部分を手放す、というときに、以下の記事を参考にしてもらうのも良いかと思います。
自分の好きなことをして楽しむ、ということもセルフイメージをあげることに繋がります。好きなことをして楽しんでいる自分自身を好きである、ということ。楽しみがあって、充実感がある方が、自己肯定感をあげやすいです。今を楽しむために自分のやりたいことって何だろう、って考えてみたら、どんなものが出てくるでしょうか?
自分の周囲にいる人たちを見て、その人の良い部分を見る、別の言い方をすると、その人の価値を見る、ということもセルフイメージを上げていくためにプラスになります。
といっても、自分の価値を下げて、相手の価値をあげる、というやり方で価値を見るということはしないほうがいいかもしれません。
「私にはできないのに、それをできるというのはすごい。」とか、
「私は頭悪いから全然わからないのに、それがパッと理解できるのはすごい。」とか、自分を下げて相手を上げる、ということをやると、自己否定も強化されるかもしれません。
比較して誰々よりもすごいから価値がある、ではなく、そういう部分が好き、とか、こういうところがとても安心する、とか、こういうところがすごく信頼できる、など、比較ではなく、単純にその人だけを見て感じられる価値の部分をみること。人の価値を見ることは、自分の価値を受け取る下地を自分の心の中に作り出します。
パートナーと別れることになって婚活疲れを思い出した、というときに覚えておいて欲しいことを書きました。何かしら参考になるところがあるのなら、幸いです。
※セドナメソッドについて
「手放せますか?→はい/いいえで答える。手放しますか?→はい/いいえで答える。いつ手放しますか?→答える。」の部分はセドナメソッドを使っています。